2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2008.10.25 Saturday author : なぎさ

私たちの幸せな時間

JUGEMテーマ:映画



2007年7月14日 公開作品
2007年12月20日 DVDリリース

死刑囚に会いにくる女性・・・・
木曜日、午前10時〜午後1時 私たちの幸せな時間



なるほどねぇ、悪くはないでんですが・・・ただ、ちょっと気になるところがありました。

死刑囚と心を通わす女性の話しと言えば『デッドマン・ウォーキング』が思い起こされますが。

こちらも死刑囚のユンス(カン・ドンウォン)と、奉仕活動で刑務所を訪れた大学の美術講師ユジョン(イ・ナヨン)とのヒューマンドラマです。


育った環境は全く違う二人ですが、孤独を胸の奥に抱えているというのは同じでした。


最初、裕福な家庭に育ったユジョンが自殺未遂を繰り返していて、家族に当り散らすという理由がどこにあるのかが分かりませんでしたが、話しが進むに連れてユジョンが抱える心の闇が浮き彫りにされます。


一方、孤児として育ったユンスの幼少時代は悲惨なものでした。

しかし、韓国では電車の中で孤児が物乞いをするなんてことが珍しくはないのですね。
それに、地下街で寝起きするホームレスの中に子供が混じっているなんてあり得るんですかね。
まるで『火垂るの墓』のようでした。


そんな環境で育ったユンスが、美容師の女性と知り合う。
ところがその彼女が子宮外妊娠をしてしまうんです。
ユンスは彼女を救うためにお金が要る・・・。


、そこまではいいのですが・・・

彼女を救おうとしていたユンスが、なぜ、兄貴分の男が犯した罪までかぶって死刑囚に自らなるのかが分かりませんでした。

その兄貴をかばうような動機が彼にあったとも思えず・・・。


ここのところが最初に挙げた気になるところだったんですよね。


むしろユンスは暗闇のような人生の中で彼女ができて光明が射していたであろうに・・・。
なんでそんなに死にたいと思ったのか原因が分からない。


韓国ではキリスト教徒が多いと聞きます。

もともとユジュンが刑務所の奉仕活動をするに至ったのも、叔母のシスター・モニカ(ユン・ヨジョン)の薦めでした。

犠牲者の母親(キム・ジョン)がユンスに会いに来て、罵倒するのですが直後に思い直しユンスに"赦す"と告げました。
"罪を憎んで人を憎まず"でしょうか。


他にも、刑務官たちが死刑囚の足を洗うという新年の儀式みたいなことも出てきました。

ユンスが初めてユジョンと出会った時に
「秘密があるなら、自分のような人間に話せばいい。秘密は墓場まで持っていくから」と言います。
ある日、面会室でユジョンがユンスに"秘密"を打ち明けるシーンは神父に懺悔をするのと似ていました。


ユジュンは元歌手という設定で、ユンスは彼女が歌った「愛国歌」を忘れられずにいたようなのですが、日本人にはその歌がどういう意味を持つのかイマイチ分からないのと、結局ユジュンが元歌手という設定もほとんど生かされていなかったのが残念でした。

監督は『ラブレター〜パイランより〜』『力道山』ソン・ヘソン
どちらも好きな作品でした。
なかなか地に足の着いた描き方をする監督さんではないかと思います。




主演のカン・ドンウォンは前作の『デュエリスト』よりもこちらが数倍良かったです。
死刑囚という繊細な役どころを熱演していて良かったです。

イ・ナヨン『英語完全征服』しか観ていませんが、シリアスな役も良いですねぇ〜彼女。

韓国の名脇役だと思っているカン・シニルさんは刑務官の役を粛々と演じていていつもながら縁の下のチカラ持ち的な俳優さんです!

高利貸しのホンを演じたキム・ブソンさんはお約束な役どころで、こういう役をさせたらやっぱり光ります!

シスター・モニカを演じてたユン・ヨジョンがどこかで観たことがあると思っていたらドラマ「あの青い草原の上に」で主人公が住む家の大家さんだった。

ユジュンのお母さん・チョン・ヨンスク「ローズマリー」で主人公の姑だったわね。


死刑囚であるユンスが中途半端に良い人に見えてしまったのがかえって物語りに入り込めなかった要因のような気がします。






| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 16:33 | comments(4) | trackbacks(3) | pookmark |
2008.10.13 Monday author : なぎさ

私がクマにキレた理由(わけ)

JUGEMテーマ:映画



2008年10月11日 公開

あら いつから見てたの!


『クマキレ』観てまいりました。



正直言いますと、今まで私はスカーレット・ヨハンソンがあまり好きではなかったんです。
これまで観たどの役の彼女も私には魅力的には感じなかった。

でも!でもね!これはイイ〜♪


初めてスカヨハを好きだと思える作品になりました!

ちょっとドジで天然なアニーが彼女が演じることでとってもキュートに見えたし共感できる部分も多かった。



まずね、冒頭から作りがユニークなんですよねぇ〜これ。

自然博物館という設定で、マネキンで表現される子育てのショーウィンドウみたいなのが出てきて。

主人公のアニー(スカーレット・ヨハンソン)が就職に悩むシーンでは「メリーポピンズ」みたいに赤い傘と共に空に舞い上がるというシーンなども面白い。



原作はエマ・マクローリンのベストセラー小説「ティファニーで子育てを」

原題は『The Nanny Diaries』

邦題になったこのタイトルは、ちょっと妙だけどなかなか興味をそそるユニークなタイトルでナイスです!!!

マンハッタンのアッパーイーストに住むセレブな奥様・ミセスX(ローラ・リニー)の一人息子、6歳のグレイヤー(ニコラス・アート)のナニーとして仕事をすることになったアニー。



このまたグレイヤーが小憎たらしい登場の仕方です!

しかしもう6歳なのにベビーカーに乗せるってどうなんだろう?
日本じゃ考えられません。
そら、グレイヤーも嫌がるわなぁと思いましたね。

そんな小憎たらしいワルガキのグレイヤーがストーリーが進むに連れて段々可愛く見えてくるんです。

寂しいんですよ、この子は。

物には満たされているけれど、親の愛情にはとっても飢えてます。
母親はしょっちゅう外出ばかり。
父親(ポール・ジアマッティ)は仕事とオンナのことしか頭に無い。

次第にナニーのアニーを慕うようになるグレイヤー。


就職するまでの腰掛程度に引き受けたナニーの仕事だったはずが辞められなくなってくるアニー。

しかも女手一つで育ててくれた母(ドナ・マーフィー)にはこの仕事は内緒。

イケメンのハーバード大学生の彼(クリス・エヴァンス)との恋も一進一退。


最終的には、アニーがミスターXから受けた行為をミセスXが勘ぐり、一方的に解雇させられるわけです。

その時のグレイヤーがアニーを追いかけて来る姿に涙・・・。

最後に貰った給料の額を見てアニーは愕然
そこからアニーの逆襲が始まる!



子供のことを考えていないミセスXに"ナニーカメラ"を通して言いたい放題のアニー。

なんですが、予測ではこの辺りが一番面白いのかと思っていたんですが・・・。

それよりも、アニーのフラストレーションが溜まってくるような勤務実態とか、セレブ主婦に振り回され爆発するまでのプロセスがとても面白かった!


ミセスXを演じたローラ・リニーがこの役にピッタリでしたねぇ。
品がありますよね、彼女。
首が長くて大胆な真っ赤なドレスも良く似合ってた☆


映画館にはこの作品のポスターの横に"私が会社にキレた理由"と題した100人のOLからアンケートが貼ってありました。

これがなんとも思わずうなずきたくなるようなものばかり!

・バイトの子に、バイトだと思われていた
・社名がパクリっぽい
・頻繁なバーベキュー大会
・「オレだよ、オレ」と会社にかけてくる社長
・経理で入ったのに他部署へヘルプがメイン
・自分以外全員コネ入社
・社訓が1ヶ月で変る
・入社と同時に微妙なあだ名をつけられた
・毎朝、同僚から昨日見た夢の話を聞かされる
・よく床上浸水する
・電話を切った後、必ず舌打する上司
・・・・・・などなど



ちなみに私もウチの会社にありますよ不満が。
・タイムレコーダすらなく、退社時に勤務時間を手書きする
・今、2年以上着ている白衣が洗ってもキレイにならないのに、新しいのをくれる気配は全く無い
・喫煙場所は決まっていて食堂は禁煙かと思っていたら違うらしい
・なので加工場のDというオッサンだけが毎食後、食堂でタバコをプカプカさせる
・社長夫人は創業者の娘
・その社長夫人の言う「お疲れさまでした」には"険"があるように聞こえる
・最近入った女性ドライバーの態度と声が異様にデカイ
・忙しくなると上司がテンパってきてこっちにとばっちりがくる
・・・・・などなど。

ん〜スッキリしたぁヾ(*´▽`)ゞ


テンポも良くて、主人公のアニーが環境の違う人たちと接することで戸惑いながらも自己主張していく過程が面白かったです。








| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 13:44 | comments(16) | trackbacks(35) | pookmark |
2008.10.07 Tuesday author : なぎさ

容疑者Xの献身

JUGEMテーマ:映画



2008年10月4日 公開



いやいやいや、泣けるとは想定外でした!

まさにタイトルそのままの話しです。
彼の"献身"に涙。

申し訳ありませんがここからはネタバレをご了承ください


まずね、石神役の堤真一さんと、花岡靖子役の松雪泰子って・・・むかぁ〜し、付き合ってたんじゃなかったっけ。

だからね、ラストで靖子が「私たちだけ幸せになんてなれません!私も罪をつぐないます!」って泣き崩れて、それに対して石神が嗚咽しながら「な・・・なんで」と号泣するシーンなんかがリアルな感じがしましたよ。

ま、ここで私も泣けたんですけどもね。


しかしね、美里ちゃん(金澤美穂)が最初に冨樫(長塚圭史)を殴ったとは言え、その後のあの暴力は正当防衛と言えるんじゃない。



それにしても、この石神哲哉を演じた堤さん、凄いですよ!

とても撮影の合間に福山さんと下ネタ全開でしゃべりまくってた人とは思えない。
ちなみにコウチャンが言うには、一番、下ネタ全開だったのは北村一輝らしい・・・。



冴えない服装、ボサボサの髪、生気の無い顔、うつろな目・・・

日々の生活の中で楽しみと言えば数学のことだけ。
4色並べでしたっけ、隣合う面が同じ色にならないように並べていく法則の研究。
ドラマでも一瞬でしたが、回想シーンに石神が登場してましたね。
映画を観て、あぁ〜あれは石神だったのかと納得!


幾何と見せかけて関数の問題

愛する人を救うためにわざともう一つの殺人に手を染めてしまった石神。

なんとも切なくてやりきれない話しでしたが、靖子との出会いは彼が初めて生きていると実感できるような日々だったのでしょう。

たとえ想いを伝えることができなくても・・・。



しかし松雪さん、先日の『デトロイト・メタル・シティ』のSM社長とは全く違う、はかなげな女性を演じてました。

いつ観ても、この人って目の周りアイライン入れてる?って思ってしまう北村一輝


それにしても長塚圭史さんは、声がお父さんの長塚京三さんにそっくりだった!
彼って頭が良くて、最近では舞台を手がけたりもしてますよね。

林泰文クンが出てましたね。
この人『青春デンデケデケデケ』の頃からぜんぜん変らなぁ〜い!
いつ観ても高校生みたい。



主演の福山さんはこれが初主演作だったのね!!!
意外と映画は出てないのねぇ。
今回は変人ガリレオがいつもする、数式を書きまくるとことか、顔に手をあてる決めポーズも封印。
彼の人間性を全面に出した感じの湯川だった。


監督がTVと同じく西谷弘だったことも良かったのかなぁ。
脚本ももちろん福田靖さんだし!


いやいや、これはなかなか観る価値ありましたよ。
TVドラマの映画ってほとんどがハズレってこと多いけど、これはいいわ♪


| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:55 | comments(26) | trackbacks(58) | pookmark |
2008.05.31 Saturday author : なぎさ

ラスベガスをぶっつぶせ

JUGEMテーマ:映画



2008年5月31日 公開


2分後が見えるんじゃなくてぇ〜、カウントしてるんだよぉ〜♪


途中、少々退屈気味なところもありましたが、終盤のドンデン返しは爽快だった!


これね、またまた実話です。
あるんだねぇ〜こんな話しが。

90年代に実在したMITの天才的数学能力を持った学生たちが訓練して"ブラックジャック必勝法"="カード・カウンティング"を習得する!!!

で、いざラスベガスへ出向いて行って鮮やかに金儲けする・・・っというお話しなんです。



ブラックジャックってよく知らないです。
プレーヤーとディーラーとの間で1対1の勝負をして、手持ちのカードの合計が「21」を超えない範囲で「21」に近い方が勝ち、というカードゲームの一種。

だからこの原題は『21』なんですよね。

邦題を見たとき、なんと思い切ったタイトル付けたなって正直思いました。


アメリカでは3月下旬に公開されて、7割の評論家が不評だったそうなんですが。
たまたま競争する作品が無かったことが幸いしたのか、興業ランクでは2週連続でトップにランクイン。


実はモデルとなったMITの学生の多くが、アジア系アメリカ人だったそうなんです。

映画では主人公が白人になっていることで人種差別などと本国では、チャットやブログで話題になっていたこともPRにつながった模様。
(ジェフ・マーという人がモデルとなっている)

だからこの作品の中にも出てきたチョイ(アーロン・ヨー)も、キアナ(ライザ・ラピラ)もアジア系だった。
チョイはドランクドラゴンの鈴木に似た感じで、キアナは大東めぐみ似だった。



主人公・ベンを演じたのは、数学が大キライというジム・スタージェス

長身で小顔、外見の雰囲気も感じ良く頭が良さそうに見える!

最初は、頭は良いのに見た目には野暮ったい学生という感じのベンだった。



そんなイケてないベンが、教授のミッキー(ケビン・スペイシー)に誘われ、この"ビジネス"にのめり込んでいくごとに、洗練されたセレブへと変身していくのが面白い。


なのだがその手段となるブラックジャックのシーンがイマイチ盛り上がらない。

記憶力と計算力で確立を割り出すため、観ているほうには分かりにくくスリル感に欠ける気がした。
特に私のようにもともとのカードゲームをよく知らない者などは。



それでも人間模様は巧く見せてくれていると思う。
ベン自身の葛藤
チーム・ミッキーの分裂
カジノの保安員コールとの対決
憧れの女性ジルとのロマンス
アメリカンドリームの怖さ・・・など。

監督はロバート・ルケティック
オープニングで、カジノの台や、チップなどをクローズアップで見せたり、きらめくラスベガスの夜景など、映像的にはスタイリッシュで良いと思いました。



特筆すべきは、やはりミッキー役のケビン・スペイシーが本性を現す部分と、カジノ保安員・コール役のローレンス・フィッシュバーンの執念の裏に潜む悪党の部分だ!

スペイシーはこういう腹黒い役が巧い!!!
彼は今作の製作も兼ねている。

そしてフィッシュバーンの演じるコールは、カジノで今は主流になっている生体認識装置の存在に職を脅かされているという男。

勘と経験だけでこの仕事にしがみつく執念の男を、いつもの強面で熱演!!!


さっすがのこの名優たちの熱演があってこそこの作品じたいが締まって見える。



チームに入ることをためらっていたベンを色仕掛けで"勧誘"し、次第にベンと恋に落ちるジルを演じたのはケイト・ボスワース
ブルネットのウイッグを被ると全く雰囲気が変わるのねぇ〜。
でもなぁ〜大学生にしては色っぽすぎなぁ〜い。


ベンの親友の男子学生二人・・・一人はジャック・ブラックみたいな感じ。
有頂天になっていたベンがこの二人に酷いこと言ってしまう・・・。

急激にお金持ちになると、人って性格も変わっちゃうのね。


でも、思うんですけど、MITなんて名門を出れば、それこそなんでも好きな職業に就けるんじゃない。

ベンが加わる前にチーム・ミッキーの中にもグーグルに就職した人がいたって言ってたもんねぇ。

彼はそんなにハーバードの医学部へ行って医師になりたかったのかしら。


いずれにしてもアタシには縁の無い話でございます。















| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 16:57 | comments(22) | trackbacks(49) | pookmark |
2008.05.25 Sunday author : なぎさ

山のあなた 徳市の恋

JUGEMテーマ:映画



2008年5月24日 公開


闇夜のカラスだって見えますよ



こっれ すっごく良い!!!

なんか とっても良いの!!!

癒し度満点!!!

あの小津安二郎「清水は天才」と言わしめたという日本映画史上に残る名匠・清水宏監督が1938年に発表した『按摩と女』カヴァーだそうだ!

ここ大事なんですって
石井克人監督は「これはリメイクじゃなくカヴァーです」と。

オリジナルの台本を使用して、現代の演者と最新技術を駆使して再現したものだからということで。

残念ながら清水監督のオリジナルは未鑑賞なんですが、というか他の作品も観たことはありませんが今回この作品の世界にドップリと浸ることができました。

石井克人監督の作品では『茶の味』しか観ていません。
あちらはちょっと間延びした印象があってイマイチだった。
『鮫肌男と桃尻女』は録画していてまだ未観なので、また近いうちに観てみようっと。


オープニングから、清流のせせらぎとか、木々の間から差す日の光とか

とにかくスクリーンからマイナスイオンが出てるんじゃないかと思うほど気持ち良いのです!

温泉浴・日光浴・森林浴のできる映画♪

しかも!1000円で観れるというお財布にも優しい心遣い♪


時代は昭和初期
とある温泉場が舞台

勘の鋭い按摩・徳市(草剛)の淡い恋を軸に繰り広げられる人々との交流を描いている。

このねぇ草クンがすっばらしいの!!!

今までそんなに演技が巧いとは思ったことなかったけど、この徳市の彼はいい!!!

彼の熱演で半分は評価が決まったくらいですが

その徳市が恋心を抱く相手の女性・三沢美千穂を演じたマイコが、彼女がまたとってもいい!!!



でね、このマイコって誰?みたいな私だったんですよ。

声がね香椎由宇に似てるんですが、色が白くて和服がもの凄く似合ってて、品があって・・・・・

そして艶っぽいの!!!

帰って調べましたら、彼女モデルさんで、まだ23歳なんですね。

これは同性から見ても色っぽいですぅ〜。

本編の中では名前を呼ばれることは無く、"東京の女"とか"東京から来たお客さん"という代名詞で呼ばれてました。



この二人だけでも充分なんですが、これまた脇を固める方々も良かった!


徳市と同じく按摩の福市を演じたのは加瀬亮クン

東京から来た男性・大村真太郎には堤真一サン

彼が連れて来た甥っ子の研一には広田亮平クン

美千穂が宿泊する旅館の主人には三浦友和サン

他にも津田寛治サンとか、渡辺えり子サンとか、松金よね子サンらも出てたけど・・・


私のツボだったのが、堤サンが宿泊してた旅館の女中役をしていた洞口依子サン!!!
幽霊みたいで、あの無表情さがナイスでした!


視覚障害者である彼らが健常者のことを"目明き"と呼び、それらよりも速く歩こうとする徳市と福市のコンビ。
彼らなりのプライドがあって、その会話もゆったりと流れていく。


映画全編を通して心地よく聞こえてくる音があります。

川のせせらぎも風の音も心地良いのですが、私はあの下駄の音が好きです♪

砂利道を歩く時のあの音が・・・。


目の不自由な人って、こんなにも音に敏感なんだと思いました。
ちょっとした物音でも構えてしまう。
防御本能が自然と身に付くのでしょうね。


所々にクスッと笑えるポイントもありました。

福市が按摩をする側で、こよりを持った研一が福市の鼻をくすぐるシーン。
虫かと思った福市のリアクションがおかしい。



いやぁ〜これを観て清水宏監督のオリジナルにも興味が出てきました。
"湯治もの"と呼ばれる今作と、もう一つ『簪(かんざし)』というのも観てみたいですね。

今作のカヴァーにより、松竹は清水監督の松竹時代の作品のDVD化に乗り出したらしい。
ネットレンタルで今後、観られるようだ。


それにしてもこの石井監督、初日の舞台挨拶で遅刻してドタキャンしたんだってね〜。

こんな秀作を作れる人なのに・・・ちょっとドジっぽくておもしろ〜い。


これは今年のマイベストに入りそう☆

追記:この作品に製作で亀山千広の名前が!!!
   この前の『少林少女』の後に、こんな秀作を製作していたとは!!!
   いったいどうなってるんだぁ〜この人
   明らかにあちらのほうにチカラ入れてたし ヾ(´へ`)ゞ


| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 16:19 | comments(16) | trackbacks(25) | pookmark |
2008.04.23 Wednesday author : なぎさ

リトル・ミス・サンシャイン

JUGEMテーマ:映画



2006年12月23日 公開作品
2007年6月1日 DVDリリース


バッテリーが上がっちゃった時も"押しがけ"で!


文句なし! 最高です!

もっと早く観たかった作品でした。
サンダンス映画祭をはじめ多くの国際映画祭で絶賛の嵐だった本作。

そして多くのブロガーさん方の高評価も目にしていました。

いやいやいや、ほんと、これは想像以上に面白くてあったかくて爽やかな作品でした!

皆さんのブログでもよく目にした↑の画像にもある"黄色いフォルクスワーゲンのミニバス"
この車も"出演者"と言っても過言じゃないでしょう♪



まず何と言ってもキャストがたまらなく良いです!!!

「勝ち馬、負け犬」負けることを良しとせず、"負ける"が辞書に無いくらいの教師の父親リチャードにグレッグ・キニア

一家をなんとかまとめようと努力する母親シェリルにトニ・コレット

ヘロインの常習者で老人ホームからも追い出される破天荒なエロ老人役の祖父にはアラン・アーキン

飛行士を夢見る長男はニーチェを崇拝し"だんまり修行"を続けているという変わり者ドウェーンにポール・ダノ

シェリルの兄で失恋から自殺未遂をしたフランクにはスティーヴ・カレル



して、しての女の子!

ビューティークィーンを夢見る少女オリーヴ役のアビゲール・ブレスリンちゃん♪

彼女2002年の『サイン』メル・ギブソンの娘役してた子だったのねぇ〜。

ちょっと小太りで、あれは乱視用のめがねかなぁ〜、度の強い大きなめがねをかけたオリーヴちゃんはとっても印象に残ります。

この作品で第79回アカデミー助演女優賞に、史上4番目の若さでノミネートされたのでしたね!

目標とする女優さんはメリル・ストリープだそうで。
今作以降も着実にキャリアを積んでるみたい。

おじいちゃん役のアラン・アーキンは今作でアカデミー助演男優賞を見事受賞!
これも納得です!



オリーヴのために一家でカリフォルニアへと向かう車中で、このエロジジイga・・・いや、このおじいちゃんが話す"下ネタ"と、それを子供の前だからと止めようとする息子のリチャードとのやり取りが絶妙です!


冒頭での食卓を囲んでの家族のシーンも、いきなりからかなり惹きつけられる会話でした!


スティーヴン・カレルの伯父役には当初、ビル・マーレイロビン・ウィリアムスが候補に上がっていたらしい。

いやぁ〜、B・マーレイじゃなくて正解!!!
R・ウィリアムスもインパクト強すぎてダメだったと思うなぁ〜。
S・カレルってこれまで脇役でチラッと見かける程度でしたが、この方ってコメディアンでもあり、脚本家、プロデューサーもなさるんですねぇ。
今作を観て彼が主演した『40歳の童貞男』という作品も観てみたくなりました!


でね、このフランク伯父さんが何かあると言ってた「私はアメリカで一番の"プルースト学者"だぞ」ってあの"プルースト"ってなんだろうと・・・・。

マルセル・プルースト、フランスの知識人、作家、批評家、そして美食家としても有名だったらしい。
20世紀を代表する小説『失われた時を求めて』の著者
同性愛者としても知られていたようです。
またこれで一つ賢くなりました!

臭覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象を"プルースト現象"とも呼ぶそうです。
あぁ〜この匂い・・・小さい頃に嗅いだことがあるなぁ〜とか・・・・
あぁ〜この香り・・・昔付き合ってた彼がつけてたコロンの香りぃ〜・・・・とかってことでしょうか。

母親役のT・コレットの子供の心を尊重する自然なお母さんも良かった♪

そして、この人!
G・キニアは、間違いなく本作が代表作になることでしょう!!!
うんうん、もぉ最後の踊りだしちゃうとこなんか最高でしたぁ〜♪


監督はジョナサン・デイトン&ヴェレリー・ヴァリスのご夫妻


この家族、この旅でぞれぞれが自分の"憑き物"を落として来たみたいな爽快さが。

まだご覧になっておられない方には是非モノでお薦めしまぁ〜す♪
| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 13:25 | comments(12) | trackbacks(14) | pookmark |
2008.04.10 Thursday author : なぎさ

隣人13号

JUGEMテーマ:映画



2005年4月2日 公開作品
2005年11月24日 DVDリリース


「すいませぇ〜ん隣の12号ですけど・・・回覧板ですぅ」


っは!コレは凄い
内容からして"面白い"と言うには少々語弊があるかもしれませんが。

いやぁ〜実にチカラのある映像を見せられました!

小栗旬が出てるということだけでDVDを予約したんですけどね。

この小栗旬は今まで観たことの無いイメージでした。
良いわぁ〜♪ 
この小栗旬は最高です!!!

私はこういう役をもっと彼にして欲しいと思ってるんです!
いつまでも"王子サマ"なんてやってないで!
どんどんこういう"難しい役"に挑戦していって欲しい!!!


なんでもこの映画の原作は"伝説のコミック"と言われる井上三太の同名コミック。
9歳までパリで育ったという彼は、『鉄コン筋クリート』の原作者・松本大洋とは従兄弟なのだそうです。

いつものように私は原作を未読ですが、これは面白そうです!

この原作の映画化の話しは多くあったようですが、彼が選んだ監督はこれまで映画を撮ったことの無いミュージック・クリップを多く手がける井上靖雄だったというわけです。

これが映画初監督とは思えないこの監督のセンスの良さに脱帽です!

いじめと解離性同一性障害、つまり二重人格を題材にしたサイコ・スリラー。

ここで二人一役のダブル主演をしたのが小栗旬中村獅童


小学校時代にいじめを受けた青年・村崎十三(小栗旬)が主人公。



ところがこの十三には、もう一つの凶暴な人格が"同居"しており・・・それが13号(中村獅童)。

冒頭シーンでまず、この二つの人格が同一人物であることを表す精神世界が描かれています。
全裸で座り込み、顔に傷を負った青年の苦渋に満ちた表情・・・これ、小栗旬には見えませんでした!すごい!

突然、もう一人の人物が現れて、この全裸の青年に暴力を振るい出す。

何が起こるんだろうと、ここでものすごい興味を引き付けられます。


と次に、小学校の理科室へと映像が変わり・・・
羽交い絞めされた少年が、いじめっ子から顔に硫酸をかけられるという衝撃的な展開へと繋がっていきます。


心身共に深い傷を負った十三少年が、成長しても決して消えることの無かったもの

それは・・・・赤井への復讐


気が弱く内向的な十三に対して、闘争心をむき出しにして振舞う13号。

一人の人間が演じ分けるというのではなく、人格が変わる時点で演じ手が変わるというデフォルメされた展開ではありますが、これはこれで良いと思いました。

なんと言っても中村獅童の突き抜けたような成り切り13号があっぱれです!


ほんとにイッチャッテます、この獅童!


主演の二人もさすがですが、脇を固める俳優陣もお見事でしたねぇ。


まず、問題のいじめっ子・赤井トールを演じた新井浩文は、そのまんまヤンキーです。
彼ね、ヤンキー役でよく見かけますね。

この赤井という男・・・小学生の時から精神的な成長が全くない!
大人になって子供までいるのに、相変わらず人をいじめて楽しんでるという器のちっさい人間です。
こいう人間が親になって子育てしても、またその子もいじめる側になるのだろうなと思いますねぇ。

それから驚いたことに、あんなにいじめた相手の村崎十三のことを全く覚えていないんですねぇ〜コイツ。


その妻を演じたPAFFYの吉村由美に至っては、こういう感じの"元レディース"っているなと納得できるほどドンピシャでした。


そしてなんと!この作品にあの三池崇史監督が友情出演しているのです!
十三の住む隣の部屋の奇妙なオヤジ・金田という男の役で。


アニメーターを目指す青年・関、彼もやはり赤井からいじめられている、この役には石井智也

関は十三の"秘密"を聞きき悩みながらも十三のチカラになろうとするのだが・・・。

ここで十三は関を殺害してしまうのですが、関を殺す意味があったのかなと思ったんです。
映画では描かれていませんでしたが、原作では十三が順調に進めていた復讐計画を関によって次第に狂わされたようです。

十三のことを心配してくれた関をも襲うという13号の冷酷さに身震いしました。


もう一つ疑問に思ったのは・・・
十三の顔には硫酸をかけられ傷跡があるはずですが、13号にあっても十三にはありません。
これって、接してる人たちにはどのように見えているのかなと。


関が十三の家を訪ねて来た時に、幼少の頃のいじめの話を十三がするシーンにおいてのみアニメーションへと移行します。
(このアニメーション担当は井上卓・・・なんだかこの作品のスタッフは"井上"姓が多い)
そのアニメーションで、「ボクの本当の顔を見てくれる?」と言って十三が覆面をとると下からは醜い顔が現れます。

原作では十三はビニール製の仮面を被っていたらしいので、傷跡の無い十三の顔面は覆面だったと解釈すべきなのかなぁとも・・・。


実はこの作品のラストは、観た者の解釈に委ねられた終わり方になっています。

我が子に危害を加えられ逆上した赤井がライフルを持ち13号を追い詰めるのですが・・・。
逆にライフルを奪われた赤井が13号に追い詰められ、ここで二人の立場は逆転します。

この時のワンシーンの長回しが緊張感を煽ります!
この監督さんはワンシーンをけっこう長く撮る方です。
それによって生じる"奇妙な間"みたいなのが、やけにリアルだったりするんです。

十三にとって積年の恨みだったはずが、赤井の謝罪を聞いた途端に異様な行動となって現れます。

その後の回想シーンからは・・・・
やられてばかりの十三少年(小笠原隼)が赤井少年(田中匡志)を見下ろす構図となっており、ここでも立場は逆転・・・。


その後、外に出た十三少年は記念撮影が行われており列に並ぶ。
そして間もなく赤井少年も出てきて彼も列に加わる。

次のシーンでは、中学生の制服を着た二人の少年たちが仲良く歩いている。

すると通りかかった文化住宅が取り壊されるところで、13号室の窓から13号がピースサインを十三少年に示す・・・・というところでこの作品は終わっています。


いろんな解釈ができるのでしょうが
花瓶で赤井を殴った時点ではまだ十三は硫酸をかけれていない様子だったし
もしかすると、この復讐劇は全て十三の想像の話しで
気弱な十三が、ある日勇気を振り絞っていじめっ子の赤井に立ち向かった時
十三の未来と人生は軌道修正されたのではないかと。

13号は、十三の中にいた悪魔だったのかも。
壊される文化住宅の部屋からピースサインを示す13号の意味は、十三への祝福だったのだろうか。

あぁぁ〜いろいろと考えさせられる作品でした。

かなり気に入りました!















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2008.03.20 Thursday author : なぎさ

ラブソングができるまで

JUGEMテーマ:映画



2007年4月21日 公開作品
2007年9月6日 DVDリリース


"ずうとるび"で好きだったのは江藤クンでした。。。。ファンクラブも入ってました。


うぅぅ、楽しみにしてた作品だったんですけども・・・。
喰いついたのはオープニングのPVシーンだけだったなぁ。


デュランデュランを意識したと言う80年代風のPVで幕を開ける。
昔、MTVとかでよく見てたような雰囲気のPVは懐かしさもあって良かった♪

主人公のアレックス(ヒュー・グラント)は、"PoP"というアイドルグループのボーカルだった華々しい過去がある。
今では落ちぶれたアイドル崩れ。
余興などのステージで歌うことで食いつないでいる。

ところが!
ある日、人気絶頂のアイドル歌手が彼のファンだと公言!

しかも!
彼に新しい曲を作って欲しいと依頼する。

そこへ
偶然やって来た"植物の世話係"のソフィー(ドリュー・バリモア)と一緒に曲を作ることになったアレックス。

やがて
二人には愛が芽生え・・・。

チャンチャンって言うね、お話し。


ほんま、"ラブソングができるまで"というタイトルが上手く付けたもんやなと。
原題は『music and lyrics』


なぁ〜んだろ、ワクワクしないラブコメだったなぁ。

アイドル崩れとは言え、やっぱりアレックスは芸能人であり・・・かつては女子の憧れだった人なわけで。

そんな彼と一緒に曲作りすることになった女性は、ちょっとトラウマのある物書き。

ま、そら、映画なんでね、こんな出会いなんかあるわけないって言ってしまえばそれまでなんですけども。

ソフィーの姉(クリステン・ジョンストン)も彼のファンってねぇ〜、なんか上手くいきすぎ。


ストーリーもさることながら、私が「およよ」と思ったシーンがありまして・・・。

それは、アレックスとソフィーがコーヒーショップに入って向かい合わせに座り、ソフィーが過去に男に裏切られた話をするシーンにおいて・・・。

ソフィーが話しながら手にパンを持ち口に運ぶ。
次にカメラアングルがソフィーの後方からに変わると・・・
ソフィーが右手に持っていたはずのパンが、左手に変わっている!!!

同じように、右手にジュースを持っていたはずが
後ろからのアングルに変わると左手に・・・。

何、何コレ?
これももしかして80年代風にしてあるわけ?
今時には珍しいグダグダなつながりだったのでココが一番気を引いた!


後は、同窓会の余興でアレックスが歌った曲が、ワムっぽい曲調だったなぁ〜「ケアレス・ウィスパー」を彷彿とさせるような・・・。

痩身ビジネス経営しているというのに、ご本人は一向にそんなふうではないソフィーの姉・ローンダのぶくぶくした体型はウケ狙いなのでしょう。


ブリトニー以上のスターという設定のアイドル歌手コーラ(ヘイリー・ベネット)の高飛車な態度はいかにも大物気取りで面白い。

そのわがままスターに曲調を勝手に変更されながらも、この世界の大人の事情を知っているアレックスの"長い物には巻かれろ"的コスイ生き方もまた"ザ・ゲイノウジン"だなと。


ソフィーの元カレにキャンベル・スコットなどというサラブレッドながらもイマイチ華の無い俳優を持ってきたあたりは面白いキャスティング。


これだけベタベタなラブコメなんだから、最後はコーラのステージの陰でラブシーンをしている二人がいつの間にか回り舞台とかなんかでスポットライトが当たることにして幕を下ろせばよかったのに・・・と。


あぁ〜、でもヒュー・グラントってこういう役をしているほうが好きです!


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2008.02.23 Saturday author : なぎさ

ライラの冒険 黄金の羅針盤 字幕版

JUGEMテーマ:映画



2008年3月1日 公開  2月23日,24日 先行上映


ダイモン・小暮です。



SoftBankのCM白い犬上戸彩チャンの"ダイモン"です。


ごめんねぇ〜なんか遊んじゃったぁ♪

っつぅか、正直、あんまり面白くなかったんだよね。


ぶっちゃけて言うと・・・これって"白くまのガチンコ勝負"が見所なんですかね。

先行上映で観たわりにはもぉその辺りしか印象にないんですけど。


イギリスの名作小説だそうですね。


壮大なファンタジー小説なんだそうですが、2時間弱に大急ぎでまとめちゃいました的な感じでした。


原作未読の私なんかはほんっとハッキリ言って、出てくるキーワードに付いてけませんでしたから。

最初の"ダイモン"ですか、これはまぁ人の魂というか"守護精霊"というのは分かりました。
・・・と言っても、鑑賞直前にチラシ見て分かったんですけども。

あとタイトルにもある"羅針盤"が"真理計"(アレシオメーター)とかって言われてました。


それ以外に"ゴブラー族"なんつーのが出てきて・・・。
今、調べましたら北極で子供を怪しげな実験に使っているという悪の組織、みたいな感じだったわけですねぇ。

"ジプシャン族"というのは船上生活者らしい。


それと"ダスト"っていうのもイマイチ分かり辛く・・・。



なんかねぇ、自分の中で消化しきれないうちにトントン拍子で話しが進んでいくもんですから、完全に置いてかれました状態



あの白クマチャンのイオレクも、実は"鎧熊族"の元王様だったわけですよね。

登場の仕方がいきなり二本足歩行で"釜炊き職人"みたいな感じだったんで・・・。

バケツの酒を一気飲みしてて・・・。

いやぁもぉこれってフツーにおっさんやなぁて。

でも違ってたんですねぇ。

王の座を追われてヤケ酒だったんだぁ。


敵対する同じ部族のクマとイオレクの決闘シーンで、クマがクマの頭にヘルメットを被せるのが妙に可笑しかったです・・・アタシ。


いざ対決に入ると他のクマたちが、あれはきっと声援してるんでしょうねぇ「急所狙えぇ♪」てねぇ、そんな感じでした。


・・・て、そこ重要?!


いぇいぇ、違います違います・・・これ三部作ですからこの後、続編が作られるでありましょう。



主役のライラを演じたのは15000人から選ばれた新人のダコタ・ブルー・リチャーズ
この映画の時よりも、先日来日にした時の彼女は大人に見えましたね。
まだ13歳というのに大人でした。



コールタール・・・コールター夫人でしたっけ、美しさに磨きをかけたニコール・キッドマンが実は"悪役"なんです。



『007』のダニエル・クレイグがライラの叔父さん。

同じく『007』でも共演したエヴァ・グリーンは数百年以上も生きながらえる"魔女族"の女王。


こんな渋い人が出てるのに驚きました・・・サム・エリオット!!!
ライラが乗る気球を所有する飛行家。


ファンタジー映画史上最高額の250億円という製作費。

ファンタジーの決定版ともいうべき作品・・・らしいです。

*=゜・_☆。=*=゜・_☆。=*=゜・_☆。=*=゜・_☆。=*=゜・_☆。=*=゜

最近のシネコンて、出入り口が一ヶ所しかないよね。

普段あまり映画館に来ない人でしょうねぇ時々あるんです。

エンドロールが流れた時点でまだ暗がりの中を

帰ろうとする人が

スクリーンに向かって歩いていったり・・・

なぜか階段を後方へ上っていくことが・・・。



・・・出口探してる・・・


・・・入って来た方向を完全に見失ってる・・・

だからさぁ、明るくなってから帰ればいいのに・・・って思います。



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2008.02.07 Thursday author : なぎさ

ラスト、コーション

JUGEMテーマ:映画



2008年2月2日 公開

ダイヤモンドは永遠のしるしです!


これ、いろんな意味ですごいね(つぶやきシローで)

あっぱれだね(つぶやきシローで)


過激な性描写があるとは聞いてましたが。
アメリカでは"NC−17"だそうですが、日本では"R−18"です。

思いっきりボカシ入ってました。


もちろん、そこだけに圧倒されたわけじゃないのです。


このねぇ、なんと申しますか、男と女の微妙なかけひきというか・・・お互いが相手の出かたを探ってるというか。

ここが観ていてなんともスリリングで、思わず身を乗り出して観ちゃいましたヨ。

これね、なんと158分もあるんです。
『アメリカン・ギャングスター』157分でしたっけ。
開始時間が合わずにこちらを選んだんですが、長時間というのも忘れるくらいでしたネ。



も、なんといっても、女スパイ・チアチーを見事に演じきったタン・ウェイのすごさ!!!

脱ぎっぷりは韓国女優のチョン・ドヨンに匹敵する!!!

彼女、実は一万人の中から選ばれた新人!!!

モデルやTVドラマの経験はあったようですが、この映画のオーデションで監督に見出されたのでした。

撮影前にマージャンや歌のレッスンを積んで"女スパイ"になっていったようです。

身長172cm
'04ミス・ユニバース北京大会で第5位に輝いたというスラリとした立ち姿
どこか幼さの残る顔立ち

そして・・・トニー・レオンとのあの大胆なSEXシーン!!!

いやぁ〜ほんっと、ペチャパイだけどこれがお見事でした。(ノ_ _)ノ

いきなり張り手されて、ベルトで後ろ手に縛られて・・・っていう"ドM"的なプレーも演じきってましたから。

どぉいうのでしょうか、彼女のカラダがスレンダーなので、こういうシーンでもあまりいやらしい感じはしないんです。

むしろ男女の"格闘技"のようにも見えて。



しかも相手がトニー・レオンですからね♪

案外、こういうのって男性のほうが大変なのかも・・・ね。

いぇいぇだから、そういうところばっかりじゃないんですけどモ。。。


レオンは、日本の傀儡政権で特務機関の"顔役"イーを演じています。

一方、大学の演劇部で抗日運動をしているクァン(ワン・リーホン)に憧れるチアチー。

いつの間にかチアチーは彼に感化され、日本軍と手を組む祖国の裏切り者イーの暗殺に関与していく。



クァンを演じるのは、生まれも育ちもアメリカのワン・リーホン
彼はミュージシャンだそうですが、過去にも映画出演の経験はあるみたいです。
中国語を勉強しながら撮影に臨んだとか。

タン・ウェイと彼とは私生活でも恋のうわさあり♪


監督はアン・リーさん。

『ブロークバック・マウンテン』から2年。

中国に戻っての今作では、戦争を通して、ゆがんだ社会を通して、人間性の真理を探究する映画を作ったと言います。

女性と男性の戦い

中国の内戦を描いた
・・・と。

こだわったシーンは二つ

一つは・・・冒頭のマージャンのシーン
マイ夫人になりきったチアチーと、イー夫人たちが世間話をしながらマージャンに興じる。

何気ない会話の中に、女性たちの攻防戦が垣間見られる。


もう一つは・・・愛欲シーン
占領するものと、非占領の関係を表現しているという。(まさに!)


原作は、中国出身でアメリカに移住した、故・アイリーン・チャン「傾城の恋」の短編小説「色・戒」

タイトルにある「ラスト(LUST)」とは、仏教用語で"欲情"を表すのだそうです。

「コーション(CAUTION)」は"戒め"(いましめ)
またこの"戒"という字には、中国語で指輪のことを"指戒"と表現、"誓い"の意味があるのだそうです。

5ヶ月間の撮影期間

製作費約37億円

上海・香港・マレーシアに巨大なセットを組み、時代考証も綿密に行ったらしい。

日本占領下という時代設定なので、日本人も多く出てきます。
料亭のシーンなどでも、ハリウッド映画によく出てくるような妙な日本人ではなく、違和感のない日本人に描かれていて良かったです。


警戒心の強いイーから"信頼"を勝ち取ったチアチー。

そこまでに到る二人の駆け引きが非常に面白い。

もしかしてイーはチアチーの全てを知っているのではないか・・・とも思わせる。

チアチーはイーを本当に愛してしまったのではないか・・・とも見える。


ラストで、イーから貰ったダイヤの指輪。

彼の目をみているうちにチアチーの中で何かが変わっていく。


「逃げて」


あぁぁぁ!!!!

・・・・言ってしまった。


だっけど、あの時のイーさんって、逃げるの早かったねぇ。


反日分子というと、この時代だけじゃなく
最近も"ギョーザ問題"で、もしかするとそういう人間が・・・
という話しもあるようだ。


チアチーが本当に愛してた人とは、死をもってしか結ばれなかったという
せつないお話しでした。










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