<< ザ・セル | Main | ボウリング・フォー・コロンバイン >>
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
2005.11.27 Sunday author : なぎさ

座頭市

座頭市 <北野武監督作品>
座頭市 <北野武監督作品>
すごい!ホントに素晴らしい!

この作品を駄作だとか言う人がいるけど、これをただの‘時代劇’として解釈してるから、そんな感想しか出てこないのです。
はっきり言います!
これは通常の時代劇を歪ませ、軽薄化することで生まれる良い意味の‘悪趣味’な世界なのです。

市の髪の色とか、ちょんまげ+和服+げたタップ、全く違和感が無い。
むしろこうであるべきぐらいの決まりようです。
あんな姿でしかもこの時代考証で、誰がタップさせるなんて思いつくでしょうか?
そこに彼流の‘照れ’がありラストのタップで‘なんちゃって’と言ってのけているようで実に爽快だった。

なおかつ、一種のリアリズム、北野監督ならではの新解釈、アート感覚ともいうべき映像。
これらを上手く取り入れることで使い古された、若い人ならまず観ないような時代劇『座頭市』をグレード・アップさせた。
ただひとえに北野監督の成せる技であります。拍手

まぶたに描いた目、タカの奇妙な化粧、最後に市がこける、全て古典的な笑わせ方なのに新鮮で、遊び心が散りばめられている。
この辺りはやはり、自分はあくまでもコメディアンという武のメッセージとも受け取れる。

けれど、「座頭市」といえば観たことの無い人でも勝新太郎を思い浮かべるほど固定されたキャラクター。
なのに彼は、この題材を選んだ。

影響を受けた監督の名前と聞かれ、「監督になる前は『史上最大の作戦』と『鉄道員』しか見なかった」と平然と応えられる人。
「その後もいろいろ勧められるけど、影響を受けるのが恐ろしくて」などと、素直に言える人。
普通なら分かったように作品のタイトルを挙げつらねたり、本心を見抜かれないようかわしてみたりしてもいいようなもの。
正直なんだねぇー。この人は。
それに不器用でもあるのかな。

とは言え、武コレクションではこれまでに『ソナチネ』と『キッズ・リターン』しか観れてはいない私ですが、この作品で北野武という役者がこんなにかっこよくて、セクシーで、演技が上手いとは思ってませんでしたよ〜。
そして監督としても、秘めたチカラをしっかり持っている人なのだとも思いましたね〜。

『TAKESHI’S』はまたガラッと変えて、‘いつもの’彼の味付けのようですが、映画は自分のおもちゃだと言える人なのだから、それも当然なのかとも思います。

脇を固める役者さんも皆良い味出してた!
大楠道代さんなんて、綺麗な女優さんなのに・・・思いっきり女優魂!

北野監督ってリメイクのほうがパワフルなのかも。
‘時代劇’を超えた‘時代劇’

| 映画 《サ行》 | 12:27 | comments(4) | trackbacks(7) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

| - | 12:27 | - | - | pookmark |
COMMENT
TB&コメント有難うございました^ ^
こちらからもTBさせていただきました。
北野作品は、どこかに笑いがあるのでシリアス過ぎず好きです。
私が好きな北野作品は【BROTHER】です。殺しが多いですけど、な〜んか好きなんですよねぇ..
| sion | 2005/11/29 3:29 PM |
>sionさんへ
TBとコメントありがとうございました!
私は他に2作しか観れていませんが、『キッズ・リターン』がとっても良かったです♪
また遊びに行きますね!
| なぎさ | 2005/11/29 3:56 PM |
なぎささん、コメントありがとうございました。
こういう遊び心のある『座頭市』もいいですね!
北野監督の作品は人によって好き嫌いが分かれると思いますが、この作品は北野監督の作品の中でも比較的万人受けしやすい映画だったと思います。
殺陣の時の刀の音『ジャキン!』がすごい重低音効いてて良かった。(笑)
この人の作品は、中途半端に型にはまっていない所がいいですね。
暗いときは目茶目茶暗く、ふざけているときはとことんふざけている。
観客の顔色を伺っているところが無い。
徹底的に自分のスタイルをはっきりさせている所が長所です。
彼の作品では『教祖誕生』なんか好きだったなぁ…。
こういう時代劇も許容範囲ならば、『真夜中の弥次さん喜多さん』という映画も面白かったですよ。昨日観ました。
機会があればお試し下さい!
| Jannita | 2005/11/29 8:29 PM |
>jannitaさんへ
コメントありがとうございます!

殺陣の音とともに切られた相手の‘血しぶき’とリアルな着物の切れ方に驚きました!(汗

>>観客の顔色を伺っているところが無い。
まさにおっしゃるとうりですねぇ。

北野監督としては‘女性’を描けないのがネックのようですが、これからの作品で期待したいですね♪

| なぎさ | 2005/11/30 10:30 AM |
ADD YOUR COMMENT









TRACKBACK URL
http://nagisanodate.jugem.jp/trackback/89
TRACKBACK
UkiUkiれいんぼーデイ様トラックバック、ありがとうございました。blolog〔ブロログ〕では、面白くってためになる、そんなブログをドンドン紹介して行くつもりです。みなさん、お気軽にトラックバックして下さい。
| blolog〔トラックバック募集中です〕 | 2005/11/27 11:22 PM |
世界の北野武の大ヒット作 製作年:2003年 製作国 : 日本 出演:ビートたけし 、浅野忠信 、大楠道代 、ガダルカナル・タカ 、橘大五郎 、大家由祐子 、岸部一徳 、石倉三郎 、柄本明 監督:北野武(本作、『HANABI』でベネチア国際映画祭) 迫力ある殺陣シ
| ザ・シネマ | 2005/11/28 2:54 AM |
土曜日TVで観ましたー 以前半分まで観てたんだけどようやく全部観れた。 かなり面白かった!! 北野武映画では珍しいというか ほんと広告通りエンタテイメント作品ですねぇ 時代劇
| 和日和 | 2005/11/28 8:09 PM |
その日、訳ありの三組が同じ宿場町にやってきた。 一人は金髪で朱塗りの杖を持ち、盲目の居合いの達人・座頭市。もう一組は浪人の服部源之助とその妻おしの。殿様の師範代という身分を捨てた服部は、病気を患う妻のために用心棒の職を探していた。さらにもう一組、旅芸
| ★家で観る映画★ | 2005/11/29 3:24 PM |
「座頭市」(北野武監督作品)についてのレビューをトラックバックで募集しています。
| 映画レビューTBセンター | 2005/12/12 8:57 AM |
座頭市座頭市(ざとういち)は、盲目のやくざである座頭市が諸国を旅して悪人を切るアクション時代劇である。1962年より何度も映画・テレビ番組・舞台が作られた。勝新太郎の代表作として知られる。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikiped
| あのドラマに夢中! | 2007/03/13 1:00 AM |
 「TAKESHIS'」を観た後だからか、余計に分かりやすく感じました。  ってこの映画は、たけし映画の中でもかなり分かりやすくって、単純に楽しめる映画だと思ってます。  随所にあるギャグも吹き出しちゃうくらい面白いしねっ(='m') ウププ  勝 新太郎さんの「
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2009/05/19 9:36 PM |