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2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2008.09.25 Thursday author : なぎさ

おくりびと 2回目鑑賞

JUGEMテーマ:映画



2008年9月13日 公開

冷たくなった人間を蘇らせ
永遠の美を授ける

それは冷静であり
正確であり
そしてなにより優しい愛情に満ちている

別れの場に立会い
故人を送る

静謐で全ての行いがとても美しいものに思えた



1ヶ月フリーパスポートで9本目鑑賞♪

公開中にどうしてももう一度、観ておきたくて行ってきました!

2回目だったらそんなに泣かないだろうと思っていましたが・・・
やっぱり泣けてくるんですよねぇこれが。


再鑑賞して一層、素晴らしい作品だと実感できました!

全てにおいて無駄が無い!



主演の本木雅弘さんは、チェロの練習と平行して納棺の練習を撮影の数ヶ月前からスタッフやマネージャーを使って"趣味的"にやったと言っています。
教えてもらううちにもっと巧くなりたいと思ったそうですが、まさに見事な手さばきです!

でも、観てて思ったんですが、納棺師のお仕事って前かがみや中腰の姿勢が多いので絶対、腰痛になりそぉ!
実際、本木さんも腰痛との戦いだったようで。


ところでここに出てくるご遺体なんですが・・・
生身の人間だとどうしても瞼や血管が動いてしまい大変だったそうです。
最終的な解決策として、精巧なご遺体人形を制作。

その上で"絶対に動かない遺体"のオーディションを実施。
200名の中から、ビクリともせず"見事な遺体"になり切った白井小百合さんという方が合格!

この方↑ 多分、冒頭のニューハーフのご遺体の方だと思うのですが。
調べますと2006年にミス・ユニバースジャパンに入賞されています。


シブがき隊のモックンも今年で43歳なんですねぇ〜。
この映画を観たらモックンと呼ぶことに違和感を感じるほど素晴らしい俳優さんになっちゃった。
これまで彼の映画としては『ファンシィダンス』『シコふんじゃった』『GONIN』くらいしか観ていません。

『シコふんじゃった』が92年の作品になるんですね。
今回はあれ以来でしょうか・・・まわし姿ではないけれど、紙おむつ姿の彼というのも何かの縁?

痩せて見える本木さんですが、かなりガッチリとした胸板で驚きました。

これからは注目していきたい俳優さんです!


社長役の山努さん、やっぱりこの役が最高にハマってます!!!

その社長のセリフで
「生き物は、生き物を食って生きている・・・こいつらは別だが」(周りの観葉植物に目をやって)
「死ぬ気にならなきゃ食うしかない」という言葉がとても心に響いてくる。

前回も書きましたが、食べるシーンはイコール生きている印。

社長と大悟のツーショットで食べるシーンが多いのですが
干し柿、焼き白子、と、この↓クリスマスのフライドチキン


余談ですが、大悟がやっていたフランスパンの上に刺身を乗せて食べるというのはどんな味わいなんだろぉ。


今回はそれにプラス、生き物の映像が所々に出てきてアクセントになっているということに気が付きました。

例えば、冒頭で妻の美香(広末涼子)が、お隣さんに貰ったというタコ
調理しようとして、まだ生きていることに驚く。
二人で川にタコを放してやるというシーンが出てくる。

他にも川の流れに逆らいながら泳ぐ

群れる白鳥たち。

社長室にあるたくさんの観葉植物も生き物として入るでしょう。

死んでいくものと必死で生きるものの対比。



銭湯を営む母(吉行和子)と息子(杉本哲太)の確執

故郷に置いてきたという息子を思う上村(余貴美子)

9年前に亡くなった妻をきれいにして送り出したという社長(山努)

そして大悟(本木雅弘)は蒸発した父のことを今も許せずにいる

これらは、どういう状況にあっても根底には深い愛情がある家族の姿が描かれている。


そして"門番"と自分の仕事を例える平田(笹野高史)がキーパーソンとなる。

「"死"は次に行くための"門"」
「行ってらっしゃい。また逢おうの。」


この笹野さんが、またたまらなく素晴らしい☆





冒頭では、一寸先も見えないほどの吹雪の中を大悟が運転する車が走るところから始まりますが、後半では四季の移り変わりを巧く表現しながら季節はやがて春を迎えます。


主人公の大悟は、母親の死にも立ち会えなかったのに、皮肉にも憎み続けた父の死には向き合い自らが納棺の儀を行うという結果になっている。

父は自らの死をもって息子に許しを請うカタチとなった。

あの時、社長が「(棺を)好きなのをもってけ」と言いましたが、大悟のお父さんの所にはきっちり一番高い30万のヒノキの棺がありましたよねぇ。


あ!そぉそぉ、大悟が出かける時、妻の美香にハグするのね。
あれ、良いねぇ〜ヾ(*^ー^)ノ
だからってダンナにしてもらいたくはないけれど・・・。

あぁ〜そぉそぉあの奥さん、大悟に「汚らわしい」とまで言ったね。
私だったらどうだろうと考えた。
本人がしたいと言えば、私は少なくとも「汚らわしい」とは言わないと思う。
この映画を観たらなおさら、こんなに尊厳のある仕事は無いと感じたし。
下世話だけど、お給料がハンパなく良いのも憧れる(ノ▽`*)ナンテネ




AIの歌う曲はイメージソングだったようですが、エンドロールで流して欲しかった!


こんな↑関連グッズあるらしいです。
煙り少なく残り香が爽やかなお線香

ところで、社長が「うちは仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教、なんにでも対応してるから」と言ってましたが、ヒンズーやイスラムの葬儀ってどんなのか知りたいわ。

2回観てもやっぱり、あの大悟の子供時代を演じてた子役の子は将来、本木さんにはならないルックスだった。


来年だろうなぁ〜DVDが待ち遠しい☆

1回目の記事はこちら→『おくりびと』




| 映画 《ア行》 | 08:29 | comments(8) | trackbacks(10) | pookmark |
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COMMENT
なぎささん、こんばんは!
お久しぶりです。
部屋は全然片付いてないのですが、PCを開くことができましたー!

え? 2回も?
この記事も1回目の記事も拝見しました。
辛気臭い映画だと思って完全に無視してました。
爆笑シーンあるのに号泣しちゃうというこの映画、とっても気になります。

引っ越しでシネコンが近くなりました〜。
なぎささんと同じでもーここから引っ越ししたくない気持ちです。
私も「1か月フリーパスポート」狙いたいな。
| AnneMarie | 2008/09/26 8:51 PM |
>AnneMarieさんへ
おぉぉぉ〜っ!
AnneMarieさん!
お忙しい中、ようこそお出でくださいました★
PCつながったんですかぁ♪

うんうん、良いんですよぉ〜この作品!!!
全然、陰気臭く無いのよぉ〜これが☆
オススメです!

>引っ越しでシネコンが近くなりました〜。
ほんと!
それは渡りに船的なラッキーですねぇ〜。
これからが楽しみですね♪

| なぎさ | 2008/09/27 5:00 PM |
初コメントです♪ミクシーのトップページみたのにこんなブログがあることに全然気づいてませんでした(汗)

映画を思い出させるなぎささんの文章力に感服いたします(汗)そしてこの映画はほんとに無駄がない!食べるシーン、季節を感じさせるシーンどこをとってもすばらしい!


確かに「汚らわしい」のシーンはひっかかりますよね。あんなに夫のことを理解し愛してたはずの妻から出る言葉とは考えにくいんですよね。。。

まぁ、そのシーンがあったから、銭湯のおばちゃんの納棺のシーンやラストの「私の夫は納棺師なんです」が引きたったのかもしれませんが・・・
| ぢょん | 2008/09/27 9:40 PM |
>ぢょんさんへ
ようこそお越しくださってありがとうございます!!!

mixiに誘われるちょっと前からやり始めたブログなんですが、mixiの日記はなかなか続かない私でも、映画好きということでこちらの本拠地ブログはもうすぐ3年になります。

>まぁ、そのシーンがあったから・・・引きたったのかもしれませんが・・・

ホントです!
まさしくその通りだと思いますね。
頭で思い描いていた納棺師という仕事を目の当たりにした妻が変っていく姿のコントラストが効いてましたものね!
| なぎさ | 2008/09/28 11:25 AM |
ようやく観て来ました。
なぎささん、2回もご覧になるなんて
余程お気に召したのですね!

「汚らわしい」という言葉には
私は特に違和感持ちませんでした。
私自身は特に偏見を持っていないつもりですが、ああいった職業に偏見を持つ人は、世の中にはまだ多いようですよ。

ラストで峰岸徹の顔が大写しになった時は
思わず息を呑みました…
| zooey | 2008/10/23 9:26 PM |
>zooeyさんへ
こんにちは〜zooeyさん♪

これはですねぇ〜すっごく好きになった作品で上映期間中にどうしてももう一度観たいと思ったんです。
ま、フリーパスの期間中でもあったんですが(笑)

>ああいった職業に偏見を持つ人は、世の中にはまだ多いようですよ。

えぇ、それは分かるんですが、仮に自分の夫だったとしたら自分はこういう言葉を言うだろうかと考えたんですね。
「汚らわしい」というのはイコール"死体を触った手"だからですよね。
ん〜、ちょっとこの反応には驚きましたし、もの凄いさげすんだ言い方だなって感じたんですよね。

峰岸さん、亡くなられましたね。
その訃報を聞いてから観ると一層、感慨深いものありますでしょうね。
| なぎさ | 2008/10/24 8:18 AM |
こんにちは!

観てきました〜。
なぎささんが再び劇場に行ったの、ナットク。
ホントにいい映画でした!

私も妻の「けがらわしい」にすっごく反応しちゃいました。
ずっとナイショにしていたことについて文句言うのは理解できるけれど。。。
「けがらわしい」はひど過ぎます。

同時に杉本哲太さんの反応も。
妻や子にあいさつさせたくないほど、そんなに偏見もたれる仕事でしょうか?

その他はとってもいい映画でした。
音楽もステキだったよねぇ♪
私もあのような納棺師にやってもらいたいなー。
| AnneMarie | 2008/10/24 4:19 PM |
>AnneMarieさんへ
こんにちは〜AnneMarieさん♪

でしょでしょ!
この作品は邦画部門で今年最高だと思いました!

>妻の「けがらわしい」にすっごく反応しちゃいました。

ですよね。
そこまで言うかと思いましたし、杉本哲太サンの演じた友人もちょっと言い過ぎで失礼ですよねぇ〜。
こんなに忌み嫌われる職業だということを強調したかったのでしょうが・・・。

>音楽もステキだったよねぇ♪

久石譲サンの曲はやっぱり心に染みますねぇ♪

| なぎさ | 2008/10/25 4:54 PM |
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