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2008.08.21 Thursday author : なぎさ

再会の街で

JUGEMテーマ:映画



2007年12月22日 公開作品
2008年6月24日 DVDリリース

真の友情は、心の闇を照らしてくれる



公開時から観たかった作品だったんです。

忌まわしい9.11がベースとなっていますが、ドン・チードルアダム・サンドラーのコンビで重苦しいストーリーの中にも希望の持てる雰囲気が良かった!


それはそうでしょうね。
一瞬にして、妻も三人の愛する娘たちも奪われてしまっては・・・。
ここに出てくるチャーリーのようになってしまうのも無理はない。

チャーリー・ファインマン(アダム・サンドラー)は"あの日"を境に、自分の世界に引きこもってしまった。

彼はあれから、家族のことを知っている人とは話そうとしなくなってしまった。


そんな彼を少しでも陽の差す世界へと連れ出してくれたのは、大学時代のルームメイトだったアラン・ジョンソン(ドン・チードル)だった。


人は話すことでお互いが理解し合えて、そこから問題解決の糸口を見出せることが大いにあるというものだろう。



監督はもともとスタンドアップ・コメディアンだったというマイク・バインダー
この作品の中で彼はチャーリーの会計士・シュガーマンとして演じている。

なんとこの監督、9.11当日、まさにその時、NYに居たというから驚きです!


監督はこの作品で「コミュニケーションが持つ癒しの力」「友情が持つ再生する力」を表したかったようです。

原題は、ザ・フーのアルバム「四重人格」にある『Reign Over Me』


この作品について9.11の遺族会とミーティングも実施したらしい。

監督がコメディー出身ということもあるからなのか、所々、コメディー風な部分があったのは意外だった。



ヘタにドラマティックに描かず、あの日以来、苦しみの闇に落ちてしまったチャーリーの姿をありのままに表し、またそれをA・サンドラーが渾身の演技で熱演しているのも印象的。


また、そんなチャーリーをどこまでも思いやりながら力になろうと努力するアランの姿にも心打たれる。
D・チードルがピッタリの役だった。


私ならば、ここまで友人をサポートできるだろうかと思うのですが、アランはチャーリーがどんなことをしても見放さなかった。


それには、全てにおいて満たされているようなアランでさえも、日々の生活の中に思い悩むことがあったからかもしれない。

つまり、チャーリーを救っているようで、実は自分も救われたいとアランは願っていたのかもしれない。



ところで今作は、原付スクーターでNYの街を軽快に走るシーンで幕が開く。

このシーンがなかなか秀逸!

しかも、この原付スクーターに興味をそそられる!

これ、パットモント・モーターワークス社製の"ゴー・ペッドGTR"というもので、折りたたみ可能な優れモノ!!!

観た人なら一度は乗ってみたいと思うはず。


この中で、チャーリーの妻の母親ジンジャー(メリンダ・ディロン)の言うセリフに「外国から来た悪魔」というのがあった。
老後はのんびり旅行したり、孫娘を甘やかして暮らすのが夢だった老夫婦もまたチャーリーと同じように愛する者を亡くし暗闇へと突き落とされていたのだった。


でも、最後にチャーリーが妻の両親に、「あなたたちには哀しみを共有できる相手がいる・・・」とつぶやく。

チャーリーには、もはやその相手もいなくなってしまったのだから。


脇を固めていたリブ・タイラーや、今『ハンコック』で来日しているウィル・スミスの奥様ジェイダ・ピンケット=スミスをはじめ、サフロン・バロウズ、そして御大ドナルド・サザーランドもこの作品に華を添えていて良かった。


最後に妻と電話で話したチャーリーが、彼女が台所のリフォームのことを言い出したから「今、そんな話はいいよ」とつれなく言ってしまったと今でも悔やんでいた。

それが愛する妻との最後の会話となってしまった。

彼が引っ越した後、その台所は娘たちも喜びそうなリフォームが出来ていたことが一層、哀しみを誘った。

| 映画 《サ行》 | 08:23 | comments(2) | trackbacks(9) | pookmark |
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COMMENT
ドン・チードルも良かったですけど、アダム・サンドラーの演技は素晴らしかったです。いやー泣けました、そして感動しました。思い出すだけで泣けてきちゃいます。
| ゆかりん | 2008/08/24 9:50 PM |
>ゆかりんさんへ
こちらへもありがとうございます♪

>アダム・サンドラーの演技は素晴らしかったです。
ほんとですね!
かなりシリアスな演技を熱演してました。
アランに心を許したチャーリーが、とつとつとあの日のことを話し出すシーンには胸が詰まりました。
チャーリーのような遺族の方が他にもたくさんおられるんでしょうね。
| なぎさ | 2008/08/25 8:27 AM |
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