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2005.11.20 Sunday author : なぎさ

ロング・ウォーク・ホーム



アメリカ公民権運動の母ローザ・パークス女史が亡くなられたと聞き、彼女の生前における勇気ある行動に敬意を表し、本日はこの作品を挙げさせていただきます。

これは彼女が‘人間としての権利’を獲得するための尊い行動を題材にして、それに賛同した黒人たちの姿を描いた作品です。

1955年12月、バス乗車中に白人に席を譲らなかったローザ・パークスが逮捕され、黒人の怒りが表面化し、バスボイコット運動が始まった。
その頃オデッサ(ウーピー・ゴールドバーグ)は裕福な白人家庭で働く黒人のメードで、奥さまのミリアム(シシー・スペイセク)は黒人への偏見を持たない人であったため、オデッサは信頼を得ていた。
ローザの逮捕により始まったバスボイコット運動で、かなり離れたミリアムの家まで徒歩で通うしかないオデッサ。
家事とメードの仕事、そして家までの遠い道のり(ロング・ウォーク・ホーム)。
この運動のことがマーティン・ルーサー・キング牧師の耳に入り、さらに全米へと広がっていったのである。
一方、オデッサは黒人側に立つミリアムの行動が、かえって彼女を苦しめるのではないかと不安を募らせるのであった。
不安は的中し、暴徒と化した白人男性数百人がミリアムを取り囲んでしまうのだった。
絶対絶命の危機。
その時オデッサが取った行動とは・・・。

当時のバスは、前列の数列が白人席、それ以降が黒人席というふうに「人権分離法」なる‘悪法’により白人の人権のみが守られていたそんな時代であった



ローザに共感した黒人たちは、1年以上もの間不便を強いられたが「人権分離法」は‘違憲’との判決が下り、名も無い庶民の行動が歴史を変える時を迎えたのです。

この話しはたった50年前のことである。
映画のラストでキング牧師の演説「真実は必ず蘇る。虚偽はけっして長続きしない。正義は必ず勝ちます!」との力強い言葉が流れます。

「傍観者は極悪を生む」ということを私たちも忘れてはいけないのではないでしょうか。
そして、ローザやオデッサの行動も立派であると同時に、ミリアムの‘勇気’も忘れてはいけない。
ウーピの静かだが胸に秘めた熱いものを感じる演技も素晴らしかったし、スペイセクの自分が正しいと決めた信念をどこまでも貫く‘凛’とした演技にも喝采を贈りたい作品でした。

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| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 13:26 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
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| - | 13:26 | - | - | pookmark |
COMMENT
いや、うれしいです!
監督がリチャード・ピアーズじゃないですか!
ジェシカ・ラングとサム・シェパードを結びつけた
「カントリー」や「ノー・マーシィ/非情の愛」を
撮った大好きな監督です。
この「ロング・・・」は未見でした。
ぜひ観てみましょう!

ウーピーは大ファンです。
「デヴォラ・ウィンガーを探して」ではウーピーの
コメントが一番こころに残りました。

シシー・スペイクはもう名女優ですよね。
「キャリー」からずっと彼女の作品は観ています。
最近では「イン・ザ・ベットルーム」が良かった。

黒人差別的表現では、嫌悪を催した「チョコレート」を思い出します。
ビリーボブの父親の台詞など・・・オオーおぞましい!
| viva jiji | 2005/11/21 6:53 AM |
viva jijiさん コメント本当にありがとうございます!!
この作品で、コメント頂けることが嬉しいですねぇ♪

製作は90年ですが、日本で公開されたのはそれから4年も後だったんです。
製作陣には、監督のテイラー・ハックフォードの名前もありました。
ウーピーもスペイセクもとても良い演技で訴えかけてきます。
‘差別’に関しては色んな表現がありますね。
「チョコレート」ツタヤの予約入れてるんですが、人気があって今だ借りることができませ〜ん。

恥ずかしながら、こういう運動があったこと、この映画を観て知りました。
映画は社会状勢や歴史など、色んなことを教えてくれますね。
| なぎさ | 2005/11/21 12:56 PM |
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