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2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2007.09.08 Saturday author : なぎさ

三年身籠る



2006年1月公開作品

こ〜れはねぇ、なんと言えばいいんでしょ。
タイトルまんまの内容なんっすねぇ。


監督はこの人↓

唯野未歩子(ただのみあこ)さん。
以前『いたいふたり』という自主制作のような作品で、女優として演じている彼女を拝見したことがあります。


彼女まだ独身なのかなぁ。
少なくとも出産経験は無いようです。
本作の出発点が「馬や牛の赤ちゃんが産まれてすぐ歩くというのを見て、人間の赤ちゃんも産まれた瞬間に立てる進化した子供だったら・・・どうだろう」と言うものだったらしい。


普通は十月十日の間、身籠って
この世のものと思えない痛みを伴う陣痛を迎え
七転八倒の分娩を経て
我が子が産まれ来る。


ところが!!!
そんな思いをして出産をしても
「生まれてからのほうが大変じゃねぇ〜か!」と思うような
3時間置きの授乳がその後に待ち受ける。

夜泣き・・・
オムツ替え・・・
乳吐き・・・
授乳・・・
夜泣き・・・
この繰り返し・・・

も、ほんと、「頼むからも一回、腹ん中へ戻ってくんないか」と叫びたくなるような新生児の時期がある。


歩けるようになるのは個人差はあるものの1歳過ぎくらいかなぁ。

それじゃいっそのこと産まれてすぐ1歳半くらいだったら・・・
と、思わないこともなかったけれど。

それでも、そんな大変な子育て中にも喜びはあり、この時期があるから子供の成長も、そして何より親も成長できて、より一層の喜びとなる。

本作の赤ちゃんは27ヶ月もの間、母体から出てこない。

母体はアドバルーンのように膨らみ、もはや彼女は人の手を借りなければ歩く事もできない状態だ。


これ↑はまだ9ヶ月


これ↑はもう産み月をとっくに過ぎた状態

ここに出てくる人物は、どの人も少し変わった人たち。

主人公の冬子(中島知子)は女系家族で育ち、祖母や母は「父親不要」という持論がある。

夫の徹(西島秀俊)が冬子の実家で重宝がられるのは、固く締まった缶のフタを開けることくらい。


能天気な母親(木内みどり)とか、
幼稚な妹・緑子(奥田恵梨華)とか
しっかりものの祖母(丹阿弥谷津子)や
緑子の年の離れた彼氏で医師の海(塩見三省)・・・

この人たちの絡みがですねぇ、どのシーンもゆる〜い感じで
オフビートっていうか、いったい何を目指してるのか分かりづらく...

むしろ笑えたのは、主人公・冬子の巨大化したお腹です。

そんな腹あるかい!!!

と言わんばかりの、あり得ない腹のデカさには笑えてきました。

しかも、そんなに巨大な腹なのに
「んじゃ、自然分娩で良いですねっ」て...

産めるかぁぁぁ〜〜〜〜〜い!!!

又が裂けるわ!!!

ってか、その前に骨盤砕けてるわ!!!


ま、あり得ない設定ですんで、そんなことにいちいちツッコミ入れてもしょうがないんですけどもね。

冬子役がオセロの中島知子さん。
彼女、よくテレビで他の芸人さんからスッピンがロナウジーニョとかって言われてますけど、本作ではほとんどスッピンでしたが、なかなか可愛かったですけどねぇ。
時々、遠くを見つめるような目が良かったですよ。


関敬六さんが出てたのに驚いたんですが、これが遺作になったそうですね。


あとね、食卓にごちそうが並ぶシーンがたくさん出てくるんです。
DVDの特典映像にはそのレシピまで入ってました。


父親は不要と言われながらも、冬子は父に宛てた手紙を書き続ける。

妹の緑子は、父親ほど歳の離れた彼を好きになる。

父親になることをどこか拒絶していた夫の徹が
父親になる決意をした、その時に・・・
二人の赤ちゃんは産まれてくる!


不思議な感じの作品だったが、今後の唯野監督に期待したい。

| 映画 《サ行》 | 16:33 | comments(6) | trackbacks(4) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 16:33 | - | - | pookmark |
COMMENT
「頼むからも一回、腹ん中へ戻ってくんないか」

・・・・・!!!

言いましたよ実際私、声に出してこのセリフ・・・

私 い つ ね る の よ !!!・・・て

は!!またおかしなところに反応してしまいました^^;
この映画はまだ未見ですが、いつか観たらきっとなぎささんと同じところに突っ込みそうだわぁ〜
| ヨッシー | 2007/09/08 11:32 PM |
>ヨッシーさんへ
あたしも!
あたしも!
この言葉、思わず吐いちゃいましたよ!
ウチもほら「夜泣きの女王さま」だったもんで。。。

そういう意味では、ヨッシーさん、この作品、面白く観れるかもですよ♪
なんせ新生児の時期は、まだ胎内にいるんですもん(笑)
| なぎさ | 2007/09/09 3:56 PM |
なぎささんこんにちは♪
TB&コメントありがとうございました!

有り得ない設定だから、そこは突っ込みいれずに見ればいいと思いつつも、どうしても不自然すぎで〜(泣)
どこへ向かっていくのか何を感じればいいのかどうも理解出来ずでした。
| hito | 2007/09/10 11:40 AM |
>hitoさんへ
hitoさん いつもありがと〜♪

>どこへ向かっていくのか何を感じればいいのかどうも理解出来ずでした。
そうなんですよねぇ〜。
あのゆる〜い展開が、この後いったいどうなるんだろうって疑問に思いながらも、目指す所が理解不能になるような内容でしたね!

もっと深い意味があったのかと、鑑賞後調べてみたのですが・・・結局、進化した赤ちゃんってどうなんだろうというのが出発点だったってことだけでした(笑)

この監督さんの素人っぽい作風は嫌いじゃないのですが。
| なぎさ | 2007/09/11 8:39 AM |
TBありがとう。
関敬六さんは、名バイプレーヤーでしたね。惜しい人を亡くしました。
| kimion20002000 | 2007/10/15 7:10 PM |
>kimion20002000さんへ
こちらこそ〜いつもありがとうございます!
ほんとですねぇ。
こういう名脇役がいなくなってしまうのは寂しいです。
| なぎさ | 2007/10/16 9:12 AM |
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祖母に曾祖母、親戚も女性ばかりという女系家族に恐れおののき、母のお腹の中の僕ちゃんは、3年ものあいだすくすく育つも、膣の中の羊水の海に浸る日々 人の妊娠期間は"とつきとうか"、11ヶ月も経てば帝王切開するだろうし、勿論人体のお腹だけが
| 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 | 2007/09/08 5:28 PM |
監督:唯野未歩子 出演:中島知子、西島秀俊 「妊娠中の冬子は、お腹の子供に影響を与えないため、テレビはつけず音楽も聴かず外部からの情報を全てシャットアウトして生活している。妊娠期間を過ぎても一向に子供は産まれず・・お腹はどんどん大きくなり周りに好奇
| 日々のつぶやき | 2007/09/10 11:36 AM |
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| あきすとぜねこ | 2007/09/10 8:52 PM |
唯野未歩子は「団塊Jr.」のもっとも良質な 問題意識と感性を持った監督かもしれない。 21世紀に入って、本当のところなにが起きるのか誰にもわからないまま、騒がれてきたのが2007年問題である。「団塊の世代」の大量退職の始まり。その2007年が到来した。 「団塊の世
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