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2007.08.04 Saturday author : なぎさ

赤い月



ん〜っとね、お金は掛かってると思う大作なんです。

でもなんかしっくりとこない作品でした。


なかにし礼の自伝的小説の映画化。

戦時中にあっても奔放に生きた母を描いている。


・・・まぁ正直なところ、このオカンが女性として、母として、私にはあまり共感も感情移入もできなかったんですよ。

子供が二人いても、昔の恋人に会えば旦那の前でも目が輝いてしまうし
タイプの男性が現れれば、そっちにも気がいってしまう・・・とういうねぇ、なんか、ましてやこの時代にこんなん有りかと思ってしまったわけでして。

そこ以外にも、私がものすごく気になったのが

とにかく、この森田波子(常盤貴子)という母親が、生きることへの凄まじい執着心をみせるわけです。

まぁねぇ、こんな時代ですし、生きたいという執念は持っていて当たり前だとは思うんですけども・・・・

「生きるのよ!」

「生きなきゃだめよ!」

「生きて!」

「生きて!」

「い〜き〜てぇ〜!」



      ・・・て、うっさいわぁ!!!


もぉ〜ねぇ、そんなに言わんでもええやろと。
しつこいんとちゃうかと。
クドいんじゃと。


そんなにセリフで言わなくても、この人の生き方見れば充分分かることですからね。

かえって言葉にすることで、うそ臭くなってしまってるというか。

決定的に引いたセリフが・・・

波子が想いを寄せていた諜報員の氷室(伊勢谷友介)と再会した時に、彼はアヘン中毒になっていたんです。
そんな彼を、波子は家に連れ帰って介抱するわけです。

子供たちにすれば寝耳に水状態ですよ。

父の勇太郎(香川照之)が亡くなったという知らせを聞いた直後でもあり、いきなり母親が男を連れて帰ってくれば驚きですよね。

それでも子供たちは健気に働くんです。

姉と弟は励ましあって・・・

ところがある日、帰宅すると母親とその男が部屋で・・・

チョメチョメしてるところを目撃する子供たち!!!

ま、この行為もですね、彼に生きようとさせるためにしたことなんですけども。

で〜も、子供にしたら余りにも衝撃的な光景ですよね。
弟のこうへいはショックで走り出す。
線路の一歩手前、立ち尽くすこうへい。
そこへ列車が・・・

間一髪で波子が追いつく。

その時こうへいが「もう、疲れたよ。。。」こうつぶやくんです。

姉のみさきも母をなじる・・・。

そしたら波子がこう言ったんです。


「生きるためには愛し合う人が必要なのよ!!!」


・・・もぉいいよ。
わかりましたよ。



だいたい、常盤貴子がこの役をすること自体がどうなのかなぁ〜って。

いえ、彼女はこれで体当たりの演技をしてましたよ。
後ろからのショットながら、上半身ヌードでの濡れ場を演じてましたし。

けど、どこかこの役と彼女の持つ雰囲気にギャップを感じたんですねぇ。

とは言え、共感できたシーンもありまして
戦争が終結したことを知った波子が、子供の前で突然ケラケラ笑い出したんです。
子供が「お母さんどうしたの?」と聞くと

「だって戦争が終ったのよ!嬉しいじゃない!」
こう言うわけです。
これは戦争を体験した人は皆そう思ったに違いないと思いましたね。

もう、逃げなくてもいい
もう、怖い思いをしなくていい
もう、死ぬことを考えなくてもいい

この上なく嬉しいことだったでしょう。


あとね、この伊勢谷友介が「日活ニューフェイス」並みの昭和の匂いをものすごく感じるルックスになってましたねぇ〜。

それと、アヘン中毒から抜け出す時の錯乱状態が熱演でした。


ところでこの監督は、『憑神』での不完全燃焼な仕上がりも記憶に新しい降旗康男さんです。

全体的にセピア色の映像で、所々にカラーを効かせ、回想シーンなどはカラーになっているんです。
特にタイトルにもある「赤」をポイントに効かせていました。
ま、これは『シンドラーのリスト』などでも使われていた手法なので、取り立てて珍しくもないのですが。

回想シーンにポ〜ンと飛んだりするんですね。
それが少々あれあれ〜な感じだったです。


この時代、日本は満州が楽園のように謳って多くの国民を移住させたんですね。
波子たちも小樽から牡丹江(ぼたんこう)という所へ移住し
夫の勇太郎は、そこで「森田酒造」を営み栄華を誇っていたんです。

この戦争で、日本人は多くの中国人を殺害し、蹂躙し、取り返しのつかない悪行をしてきたんですよね。

そりゃ、今、中国産の品物に残留農薬が多かったりするのも、しかたないっちゅか。。。
中国人は日本人が嫌いでしょうからね。
嫌われてもしょうがないです。

というところで、暴力事件を起こした布袋さんが出ていたり
大杉漣さんがなぞの中国人だったのがツボでした。










| 映画 《ア行》 | 17:39 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
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| - | 17:39 | - | - | pookmark |
COMMENT
生きて生きて生き抜くのよ!!
なんていう母の強い言葉がだんだん鬱陶しくなってくるなんて・・・
あまりにも連呼しすぎたせいですよね。
私もなぎささんと同じこと感想で書いてしまっています。

それとこれも解夏の時とかぶってしまうんですけど
やっぱりこれもドラマ版を先に見ていたので、
キャストをどうしても比べちゃっていまいちでした。
| ジュン | 2007/08/05 1:11 AM |
>ジュンさんへ
こんにちは!

>あまりにも連呼しすぎたせいですよね。
ココなんですよね!
「生きる」という言葉を何回言ってたでしょうねぇ。
あそこまで連呼されるとうんざりしてしまいますよね〜。

>ドラマ版を先に見ていたので、
そうでしたか。
近頃は、ドラマでやって、映画化してっていうパターンが多いですよねぇ。
あー、逆もあるかなぁ。
映画が当ってドラマ化するっていうのも・・・ねぇ。
キャストって重要ですよね!
同じストーリーでも全然違ってきますものね。
| なぎさ | 2007/08/05 4:03 PM |
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戦争が無くならないのは、意図的に起こす人間がいるからです。日本を利用して戦争を起こそうとしているのが誰なのか知ってください。電通の支配下のメディアは決してこの事を報道しません。
| 戦争の黒幕 | 2007/08/04 10:48 PM |
2003年/日本 原作:なかにし礼 監督:降旗康男  出演:常盤貴子、伊勢谷友介、香川照之、布袋寅泰 第二次世界大戦末期、舞台は満州。 その時代を必死に生きた森田波子の波瀾万丈の物語。 これは作家・なかにし礼さんの
| BLACK&WHITE | 2007/08/05 1:07 AM |