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2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2007.07.01 Sunday author : なぎさ

39 刑法第三十九条


 
      「私が本当に凶器を突き刺したかったのは 
 
       刑法39条だった。」
これは、いろんな意味で勉強になった映画でした。

観たいと思っていたら、ちょ〜ど深夜枠でTV放映されました。

皆さんは、どう思われるでしょうか?
「詐病(さびょう)」とは?
「心神喪失の者は罰せず」とは?
「心神耗弱の者は刑を減軽す」とは?
「少年法」のあり方とは?

先日、TVでこういうのがありました。
小日向文世さんが新聞記者役で出られていた単発の番組だったのですが、ご覧になられた方もいらっしゃると思います。

今から40年ほど前
ある中学生の少年が、同級生の男子を刃物で殺害。
その後、その加害者は少年院に入り
出所後は、有名大学2校を卒業し
なんと、あろうことか彼は現在、弁護士として活動している

という、聞いただけでも恐ろしい実話でした。

8年前に起こった、山口県光市の母子殺害事件
これも加害者は当時18才の少年だった。

しかも最近になって21人もの弁護団が彼に付き
「ドラえもんがなんとかしてくれると思った・・・。」
などという発言を法廷で述べ、
いかにも事件当時の彼は心神喪失状態であったと言わんばかりの「詐病」である。

この「詐病」という言葉
一般的には「仮病」という言葉の法廷用語だそうです。

いずれの事件にも共通することは
加害者の人権はこんなに守られているにも関わらず
それに比べて被害者の人権は、なぜこんなにも守られないのか?

顔写真も実名も報道される被害者に比べて
罪を犯した加害者は、法の名の下に守られすぎている。
この物語は
都心で起こった殺人事件を発端に
過去に起こった幼女殺害事件とも密接に関わってくる。

もし自分の身内が殺害され
その犯人が未成年であった場合・・・
しかも事件当時の心理状態に問題があった時・・・

尊い人命を奪っておきながら
その犯人は、罪を償うこともなく
社会復帰を果たせるのである。

光市事件の遺族、本村さんは
「法が加害者を裁けないなら、自分の手で・・・。」
と仰っていた。

そのお気持ちは遺族なら当然だと私は思う。

そもそも人を殺めるなどという狂気の沙汰は
尋常な精神状態であるはずがない!


だからと言って、それが罰する対象にならないとか
罪を軽くするものであるのだろうか?

本作では、加害者・柴田真樹(堤真一)が「多重人格者」であるということが発覚する。

別の人格が犯した犯罪ならば、心神喪失として罰せない。

精神鑑定をする藤代教授(杉浦直樹)の助手・小川香深(鈴木京香)は、柴田の多重人格に疑問を抱き始める。

柴田という男は、なぜ被害者を殺害したのか?
この男の正体は何者なのか?

香深は真実を追究し始めた。

主演の鈴木京香はほとんどノーメークで、野暮ったい服装のネクラ鑑定人助手を演じてる。

そしてこの堤真一の怖いこと!
人格が変わる瞬間、体が震えだして目が白目にイッチャってる!!!
迫真の演技です。

それは良いとして、とにかくこれねぇ、どの役者も声が小っさい!
ささやくように喋るんだねぇ。
ウチは空港の近くなので、昼間だったらボリューム張り上げないと聴こえなかったと思う。

で、画面が揺れすぎる。。。

心の揺れを表現するためとは思うけど・・・揺らしすぎ。。。

それと、ずーっと気になったのが
刑事役の岸部一徳が、
終始、半笑いだってこと。
とにかく半笑いやった。

これを観て「精神鑑定」の信憑性にも疑問を感じました。
所詮は、鑑定した者の主観であるということ。

99年のちょっと前の作品ですが、まだご覧になっていない方はぜひご鑑賞ください。

いつ自分も被害者になるかもしれない怖さ
被害者を守ってくれるはずの刑法の矛盾
遺族のジレンマ

「刑法39条」に潜む落とし穴が見えてきます。
| 映画 《サ行》 | 16:07 | comments(6) | trackbacks(1) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 16:07 | - | - | pookmark |
COMMENT
なぎささま、こちらにもお邪魔です♪
これ、深夜にやってましたね〜、ご覧になったのですね!
上↑のバトンで、恋人が堤さんになってるんやもん・・・もう〜、早いわ、笑。
その堤さんや鈴木京香の演技もさることながら、すっごく考えさせられる映画でしたよね。
私はこの映画を観てから、裁判に対する考えが変わってしまいました。
香深の最後の叫び「精神鑑定は精神鑑定人の主観にすぎないんです!」が、今も耳に残っています。
ではでは〜。
| 真紅 | 2007/07/02 12:49 AM |
>真紅さんへ
そうなんですよ〜真紅さん♪
ちょ〜ど深夜に放映してたので、さっそく観ました!
夜一人で観てたらちょっと怖かったです(恥)
これ、監督が森田芳光なんですよねぇ。
意外だったので驚きました。

>上↑のバトンで、恋人が堤さんになってるんやもん・・・もう〜、早いわ、笑。
はい、も〜早速に・・・ウププ
日本の俳優さんでお気に入りの方ってあまりいなかったんですよね。
なんとなく好きなのは、高橋克典(克実ではなく)ぐらいですかねぇ。
そこに堤さんの存在が出てきたので!

これはもの凄く考えさせられますよね。
裁判に関しての映画はいろいろありますが、こういう設定での作品って初めてでした。

>「精神鑑定は精神鑑定人の主観にすぎないんです!」
ラストで法廷に一人佇む香深の後ろ姿と、このセリフが突き刺さるように脳裏に焼きつきました。

真紅さん、また他の堤作品も観てみますねぇ〜♪

| なぎさ | 2007/07/02 8:48 AM |
なぎささん、堤さん、お好きなの?^^
「39」で堤真一を知りましたが実質的に
彼の魅力に気づいたのはSABU監督の
「MONDAY」でしたの。
ちょっと変わった映画ですが未見でしたら、
ぜひ、オススメよ。(^^)
| viva jiji | 2007/07/03 10:17 PM |
>viva jijiさんへ
おはようございます〜♪

>なぎささん、堤さん、お好きなの?^^
ウフフ、恥ずかしながら・・・先日観た『舞妓Haaaan!!!』で、彼の変貌を観てから「おっ!良いなぁ」なんてミーハー的に思ってしまいましたの。
今までもちょこちょこ観てた俳優さんでしたが、ここへ来て急に気になった方です。

>彼の魅力に気づいたのはSABU監督の「MONDAY」でしたの。
これはまだ未見なのでぜ〜ひリストに入れておきます!
SABU監督は先日『疾走』を観て、こちらも気になる監督さんですねぇ。

| なぎさ | 2007/07/04 8:41 AM |
この映画で森田監督が言いたかったのは、
39条によって罪を裁かない、それこそがむしろ本当の差別なのではないか、
人権人権というならば、きちんと法によって
裁いてあげるのが、ほんとうの基本的人権なのではないか・・ということなんでしょうね・・・。
| ひきばっち | 2009/01/10 9:24 AM |
>ひきばっちさんへ
こんにちは。

>人権人権というならば、きちんと法によって裁いてあげるのが、ほんとうの基本的人権なのではないか

なるほど、仰る通りだと思います。
| なぎさ | 2009/01/11 11:23 AM |
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| ひきばっちの映画でどうだ!! | 2009/01/10 9:16 AM |