<< 舞妓Haaaan!!! | Main | 憑神 >>
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
2007.06.24 Sunday author : なぎさ

いつか読書する日



毎日が判で押したように同じ日々の繰り返し

人生ってそんなものなのです。


とっても地味だけど
ズゥーンと心の奥のほうに響いてくる良い作品に出会えました。
主人公の大場美奈子(田中裕子)は、毎朝、牛乳配達から始まる。

50歳にして独身。

スーパーのレジ係としても働いている。

すでに両親は他界。

趣味:読書。

早朝の配達って気持ちイイもんですよ♪
実は私、2年前から新聞配達してます。
と、言っても、土曜日だけ配達の代配ですが。

冬場はちょっと辛いけど、ちょうど今頃の季節の早朝は清清しくて心身共にシャキっとできます。

だから主人公の美奈子が牛乳配達が好きだという気持ち、分かります。

特別、何といって変わり映えしない日々。

そうです!これなんです!
一般人の生活なんてこんなものです。
な〜んら劇的な事も、刺激的な事も、そんなには起こらない。

それでも人って、何かを生きがいとし、何かを楽しみにして生きてる。
そりゃ、な〜んも無けりゃ張り合いが無いわなぁ。

私?

週に1度、映画館に足を運び、好きな映画を堪能する。
そして他の休日にはDVDで自宅鑑賞。

これ、生きがいね。
これ、楽しみね。

主人公の美奈子にとって読書も確かに楽しみの一つではあるけれど
もう一つ
長年に渡って一人の人を思い続けてる。

だから生まれた町を出ることもなく、ここで生きていくと青春時代に決意して今に至っている。

身近にもいるわぁ。
もういい加減な歳なのに、結婚もせず一人でいる男性、女性も。

私自身も晩婚だったから分かるんだけど、こういう人って周りから見ると「なんで結婚しないのかしら?」って思われるけど、別に特別な理由もないし、そんなに頑なに結婚を拒んでいることもないわけです。

ま、俗に言う「縁が無い」ってやつかな・・・。

美奈子の場合、ごく近くに思う人はいるけど、相手は妻帯者。
その想いを知られてはいけないと、わざと眼中にない振りをして生活しています。

それを、もう30年以上も。

ん〜、そんなに長くですよ、しかも遠くから一人の人を思い続けられるだろうかという疑問は残る。

この映画の舞台となった町は、原作者の青木さんは「何の変哲もない町」と想定されていたようです。

映画では非常に坂が多い場所でした。
実際には長崎で撮影されたようです。

青木さんの意見を重視して、緒方監督はここを「架空の町」として作り上げた。

観ていて坂が多いので長崎みたいだとは思いましたが、全体の雰囲気は鎌倉とかの都心部から少し離れた静かな町っていう印象を受けた。

主演の田中裕子が、この人ってルックス的にも派手さのない人だから余計に「普通さ」が際立ってて良かったです。
いやむしろ一般人の中でも特別、地味系な部類ではありましたが。

役のために実際に牛乳配達の「修行」をしたそうですが
「体力を使うことでよけいな力が抜けた」と語っていたそうです。

思いを寄せた高梨(岸部一徳)とのラブシーンは必見!!!
中年男女の「美しくない」「カッコ悪い」ラブシーンって、絶対、監督の狙いだったと思うのですが、この二人が見事にそれを演技にしています。

末期がんを患い寝たきりの高梨の妻には仁科亜希子
自分を「殺して」生きている夫に
「自分を殺すってことは、周りの人間も殺してるってことよ。」
というセリフが印象的だった。

両親のいない美奈子の親代わりのような存在に皆川敏子(渡辺美佐子)という作家がいる。
認知症が進行している夫(上田耕一)の面倒を看ながら余生を送っている。

美奈子と高梨に向って敏子がこういう
「あんたたちも長生きしなさいよ。いろんなものが見えてくるから・・・。」

緒方監督はこう言う
「生きるということは、何かを強く思うこと」と。

それが原動力となって人は生きているのだろう。

このタイトルは意味深で、
素直に考えれば読書していないのか、
またはできないほど時間がないのかと思われるけれど、
美奈子の家には本がギッシリ!
しかも時間もタップリ!
毎晩、ベッドで読書してから眠るのが彼女の習慣。

でも、あの出来事があって
彼女の中で高梨とのことが消化されて
ようやく、本当に「読書できる日」が訪れたのではないだろうか。

    :・∴〜☆〜∴・:−:・∴〜★〜:・∴〜☆〜∴・:−:・∴〜☆〜

          昨日は会社の「慰労会」
 
           一次会はボーリング
 
         ボーリングなんて、何十年ぶり!!!
 
    だからボーリング場に入った途端「浦島太郎」状態。。。

            最近のボーリングって
 
        スコア自分で付けなくてもいいのね。。。(恥)
 
         けど、も、すっごい楽しかったっす♪


| 映画 《ア行》 | 17:19 | comments(6) | trackbacks(6) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

| - | 17:19 | - | - | pookmark |
COMMENT
なぎささま、こんにちは。
この映画、地味ですけど本当に心に沁みました。ラストの美奈子の表情がいいんですよね・・。
古い記事ですがTBさせて下さい。
それから、こちらのブログを拙宅からリンクさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。ではでは!
| 真紅 | 2007/06/25 12:21 PM |
>真紅さんへ
おはようございます〜♪

真紅さん、いつも本当にありがとうございます。
そしてリンクまでしてくださるなんて光栄ですm(_ _)m
喜んでですよ〜真紅さん!
こちらこそよろしくお願いいたします。

また、この作品へのTBも頂いて嬉しいです。
これはいわゆる「商業ベース」には乗りにくい地味な映画ですが、実は映画ファンとしてはこういう作品が観たいのですよね!
なぜだかこの美奈子の生活風景に釘付けになっちゃいましたよ。
そうそう、最後に丘に立って深呼吸した美奈子の顔は爽やかでしたね!
| なぎさ | 2007/06/26 8:36 AM |
この作品は鑑賞していませんが、気になる作品です。何ていう事のない日々がハレの日よりも圧倒的に多いですものね。その中で楽しみをみつけながら過ごしていくのですよね。

ボーリングはいかがでしたか?私は一度しかボーリング経験がないのに子供の幼稚園でボーリング・クラブに所属してました。(しかも幽霊部員・・・恥ずかしい)
| J美 | 2007/06/26 9:32 AM |
こんにちはなぎささん。ケントです。この度「相互リンクコーナー」を新設し、いつもお世話になっているブログを選んで掲載することになりました。よろしければ相互リンクをお願いいたします。ではまた。
| ケント | 2007/06/26 4:14 PM |
>J美さんへ
J美さん この作品は良いですよ〜♪
なんと言うのでしょ。
虎舞竜の「ロード」じゃないけど
「何でもないような事がぁ 幸せだぁ〜ったと思う・・・」
みたいな、平凡な一人の女性の生き方を通して見えてくるものがあるんですよね。
田中裕子のさりげない演技が最高でした!
ぜひ、ご覧になってみてください。

そそ、ボーリング・・・変わりましたねぇ。
小力のCMでお馴染みの「ラウンド1」に行ったんですけど、中はディスコみたいなノリなのね!
突然、放送が流れていっせいにボールを投げてストライク取った人にレイがかけられたり。
こういうショー的なことをボーリング場でしてるとは驚きでした!

>子供の幼稚園でボーリング・クラブに所属してました。
そうなんですか!
ウチは保育所だったので、そういう経験がないんですが、幼稚園のお母さんたちはお付き合いも大変のようですね。

ちなみに当日のスコアは一度目が103で二度目は113出ましたぁ。
| なぎさ | 2007/06/27 9:10 AM |
>ケントさんへ
ケントさん こちらこそいつもお世話になってます〜!
この度は、幣ブログをリンクしてくださるとのこと、嬉しいです♪
こちらこそ喜んでリンクさせていただきますよ〜☆
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

| なぎさ | 2007/06/27 9:13 AM |
ADD YOUR COMMENT









TRACKBACK URL
http://nagisanodate.jugem.jp/trackback/569
TRACKBACK
大場美奈子50歳の長い恋、15歳の忌まわしい出来事から35年間、街を出ず嫁ぎもせず一人の男を想い続け、遂に恋が成就する日がやってきた 坂道と市電、いかにも長崎を思わせるその街で、大場美奈子(田中裕子)は朝の牛乳配達、昼間はスーパーのレジで働く。
| 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 | 2007/06/24 6:38 PM |
 一般論として、この物語は悲劇と捉えられるのだと思う。一般論として、 主人公が少し前に流行った『負け犬』という名でカテゴライズされるのと 同じ意味合いで。私もラストシーン、「なんて酷い終わり方なんだ」と思 いな
| 真紅のthinkingdays | 2007/06/25 12:15 PM |
あらすじ大場美奈子。50才、独身。朝は牛乳配達昼はスーパーで働き、日々を暮らしている。同じ町の市役所に勤務する高梨槐多は毎朝近付いて来る牛乳瓶の澄んだ音にじっと耳を傾けている。美奈子と槐多は、幼い恋を胸に秘めたまま30年以上の時間を別々に生きて来たの
| 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ | 2007/12/09 9:26 PM |
50歳の青春映画。 いつか読書する日posted with amazlet on 08.03.13アミューズソフトエンタテインメント (2006/02/24)売り上げランキング: 21383おすすめ度...
| ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ! | 2008/03/13 7:03 PM |
 コチラの「いつか読書する日」は、田中裕子と岸部一徳の共演で描かれる30年来の初恋を描いたメロドラマです。とは言っても、主演がこの2人ですから、メロメロなメロドラマなハズもないのですが、ナニゲに沢田研二つながりっつ〜のが、気になるところです(´▽`*)ア
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2008/06/25 8:31 PM |
2005 日本 邦画 ラブロマンス ドラマ 作品のイメージ:ほのぼの、切ない 出演:田中裕子、岸部一徳、仁科亜季子、渡辺美佐子 田中裕子の圧倒的な存在感と、岸辺一徳の感慨深い演技が見物の作品。朝は牛乳配達、昼はスーパーで働く50歳の独身女性・美奈子(田
| あず沙の映画レビュー・ノート | 2009/06/15 4:27 PM |