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2007.06.09 Saturday author : なぎさ

疾走



   うわぁ〜〜〜っ、ここに出てくる人たち
         どん底人間ばっかだよぉぉぉぉ!!!

だぁ〜れも幸せな人がいないんだわね。
果てしなく絶望感の漂う、最悪な日々にさいなまれてる人びと。

主演はNEWS手越祐也クン。

難しい役だと思うけど、宿命に翻弄される少年シュウジを淡々と演じていて良かった。

シュウジの家庭は、ごくごく平凡な家庭だった。
両親(菅田俊・高橋ひとみ)がいて、兄が一人いて。
ところが、優秀だと誰もが信じてた兄のシュウイチ(柄本佑)が、実はテストでカンニングばかりして成績を上げていたことが発覚!

そこから、この家庭とシュウジの転落が始まる。

シュウジの同級生エリ(韓英恵)は、もっと小さい頃に家庭が崩壊してしまった少女だった。
両親が自殺。
幼いエリだけが残された。

シュウジの町へやってきた教会の神父・宮原(豊川悦司)もまた、悲惨な過去を抱えていた。

これでもかと言うほど不幸のオンパレードである。

いつ見てもヤンキー顔の寺島進扮する「鬼ケン」と呼ばれるヤクザが、意外にも優しかったりする。
「鬼ケン」にべったりひっついてたホステスのアカネ(中谷美紀)とシュウジの出会いは、シュウジがまだ幼い頃だったが、この二人はやがて運命をともにする関係になっていく。

アカネを演じた中谷美紀が、なんとも突き抜けたような名演技だったのが素晴らしかった!これはまだ『嫌われ松子』以前の作品。
関西弁も流暢で違和感も無いし、まったりとそして艶やかな女性アカネの存在感が光る!

分からないのが、神父の宮原だ。
過去の懺悔のつもりで神の道へ入ったのかもしれないが、彼に神を語る資格があるのかと思えるような過去である。

孤児になったエリという少女。
この子がまた開き直ってるというか、媚びないというか、単に性格が悪いというか・・・
嫌いな人に向って平然と「嫌い」と言える少女。
周りを不愉快にする才能がある子です。

不思議なのはあの中学校です。
ポニーテールの髪型がダメらしいんですねぇ。

運命のまだ先にあるもの・・・それが「宿命」。
自分の意思には関係なく、生まれる前から決まっている、変えられないもの。


それでも、
そんな決められたレールの上を「疾走」して
誰かと生きたい!!!

ただそう願ったわずか15歳の少年の軌跡。

監督・脚本はSABU
よく知らないです。
彼の作品、はじめてかも。
でも、イイです!
グイグイ引きこまれてしまう映像と、多くは語らないけど行間から何かを感じる脚本。

原作は重松清さん。
読んだことないです。
上下巻ある長編小説を2時間で、原作の雰囲気をほとんど変えずに映像化しているようです。

絶望感のさらに先にあったもの・・・
それは
けっして不幸ではなかった。


ぜひご覧になってみてください。






| 映画 《サ行》 | 12:32 | comments(4) | trackbacks(4) | pookmark |
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COMMENT
こんにちわ♪
この作品、オイラも本当に良かったと思った作品なので
思わずコメントしちゃいました(笑)
本当に心に痛い作品なのですが、
それだけに心に残る作品でした。

>アカネを演じた中谷美紀が、なんとも突き抜けたような名演技だったのが素晴らしかった!

仰る通り♪
素晴らしい演技でした。

てな感じで、お邪魔しました♪
| 耕作 | 2007/06/09 5:55 PM |
>耕作さんへ
こんにちは〜♪
TBとコメントありがとうございました!
これ、観てる方少ないんですよねぇ。
私も良い作品だと思いました。
最悪な状況の人ばっかりでしたが、ラストで救われたような。

中谷美紀はほんとに「女優さん」になってきましたよね!
| なぎさ | 2007/06/10 6:42 PM |
偶然!!!!!!!!
これ、深夜、TVでやってて寝るまでつけとこうと思ってたら、最後まで食いついて観てしまった作品デス!!!!!!
ホント、幸せな人が1人もいない作品でしたねぇ・・・・・・
でも、グイグイ引き込む力がある!!!!!!!
これは間違いないですね!!!!!
中谷美紀は本間ヨカッタ!!!!!
関西弁もうまかったし☆
あと、シュウジもエリもお兄ちゃんもホントにまわりに歩いてそうなくらい良い意味で一般人してて、スゴイリアルやったし、そこもヨカッタ☆また、記事書くので観に来てくださいねぇ★
| addictm | 2007/06/30 9:09 PM |
>addictmさんへ
あれ!TVで放映してましたかぁ。

>寝るまでつけとこうと思ってたら、最後まで食いついて観てしまった作品デス!!!!!!
わかるぅ〜。
なんだか引き込まれる作品ですよねぇ。
配役も良かったし!
中でも、そう、中谷美紀に尽きますかね!
記事UPされたらお邪魔しますね☆
| なぎさ | 2007/07/01 2:28 PM |
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製作年度 2005年 製作国 日本 上映時間 125分 監督 SABU 原作 重松清 脚本 SABU 音楽 S.E.N.S. 出演 手越祐也 、韓英恵 、中谷美紀 、豊川悦司 、大杉漣 、寺島進 、 加瀬亮 、菅田俊 、高橋ひとみ 、矢沢心(allcinema ONLINE) 解説: 直木
| タクシードライバー耕作の映画鑑賞日誌 | 2007/06/09 5:52 PM |
 『誰か一緒に生きて下さい』  コチラの「疾走」は、重松清さんの同名小説を「ポストマン・ブルース」、「MONDAY」、「DRIVE ドライブ」のSABU監督が映画化したPG-12指定の青春ヒューマン・ムービーです。  これまで観たSABU監督のって赤とか黄色みたいな、いか
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2007/10/05 11:49 PM |
原作はずいぶん前に読んだのだけれど。 その時も、「うわぁ…」と暗い気持ちになったけれど、 映画も間違いなく、暗い気持ちになります。 手越くんファンのノリで見たら、凹むかも(謎)。 その手越くん、台詞も棒読みだし表情も乏しい。 なんだけど、逆にそれが
| *モナミ* | 2008/10/05 11:03 PM |
誰か一緒に生きてください。
| Addict allcinema 映画レビュー | 2009/08/28 5:13 AM |