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2007.06.02 Saturday author : なぎさ

星になった少年



ゾウ糞虫は貴重だから食べなさい」と言われても・・・
※ゾウの糞を食べる虫で、カブトムシみたいに真っ黒の大きな昆虫

日本初のゾウ使いになった少年の半生を描いた作品。

象についてさほど知識がなかったけれど、思っていたより繊細で頭の良い動物なんだと知りました。

象というのは、視力が弱く、臭いで相手を見分けるのだそうです。
アフリカ象は凶暴な面があるようですが、アジア象は頭の良い動物なんだそうです。

実在した「ゾウ使い」坂本哲夢さんの実話を基にした作品
彼は、わずか12歳でタイのチェンマイにゾウ使いになるための修行に出た。
言葉も習慣も異なる異国で、彼は1年半に渡り修行を積み帰国します。

ゾウ使いになるための第一歩として、母ゾウから子ゾウを離すことから始めます。
母親から離された子ゾウの目には、涙が流れているんです。
母ゾウも、子供のほうを何度も振り返りながら森へ帰って行くのです。
なんともせつないシーンでした。

ファーという名の子ゾウを、母ゾウに代わって訓練するテツ(柳楽優弥)。
彼がゾウ使いになりたいと思ったのは、
両親の経営する動物プロダクションにやって来たミッキーとランディーの二頭のゾウと出会ってからでした。

           「ゾウの言葉が聞こえる」

テツには、ゾウの叫ぶ声が伝わってきたのでした。

1989年
中学校でのイジメや、再婚した両親の不仲、貧困など、テツを取り巻く環境は穏やかなものではありませんでした。

母親の佐緒里(常盤貴子)は、テツがゾウ使いになることを反対しましたが、彼の強い決意を知りタイへ行くことを許可するのです。

帰国後テツは、ゾウ専門スタッフを養成する講演をしたり、タイ料理のレストランをオープンさせ、イベント、TVなどの仕事を熱心に取り組んでおられたそうです。

1992年の夏には、日本で初めての「ゾウさんショー」を開催し、観客を楽しませていました。

1992年11月10日
20歳の若さでこの世を去った。

事故にあったその時刻、象たちが一斉に鳴き声をあげたのだそうです。
象は死の概念を理解して、死を悼む動物だそうです。
こんな繊細な気持ちを持つ動物であることが、この映画を観てよくわかりました。

葬儀の時に、「コー」と呼ばれるゾウ使いが持つ指示棒を、いとおしく鼻で掴み、テツの弟に渡すランディーの姿に自然と涙が溢れました。

テツの役を演じた柳楽優弥クンは、タイ人に混じっても違和感ないルックスだと感じましたぁ。

父親役の高橋克実はいいとして、母親役の常盤貴子がちょっと若すぎる感じがして、どうもテツの母親には見えにくかった。
実物のお母さんである坂本小百合さんは、ファッションモデルなどもされていた人なんですね。
今では千葉県に「市原ぞうの園」があり、千葉県勝浦には生前、哲夢さんが描いていた「ぞうの楽園」を実現されたそうです。

名優も、動物と子役にはかなわないと言われますが
泣かせ映画ではない部分は良かったかなぁ。

ランディーの鼻の上にある三ツ星のような模様を、宇宙に見えると言っていたテツ。
きっとどこかの星で、天昇したゾウに乗って暮らしていることでしょう。




| 映画 《ハ行》 | 16:48 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
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| - | 16:48 | - | - | pookmark |
COMMENT
母ゾウから子ゾウを離すシーンは、泣けましたよね。それだからこそ、愛情を持って、ゾウと接することで、信頼が生まれるのでしょう。
| | 2007/06/10 5:50 PM |
>花さんへ
こんにちは!
TBとコメントありがとうございました!
そうでしたねぇ。
お母さんゾウが何度も振りかえりながら森へ帰るシーンはジーンときました。
動物と人間の間で信頼関係を築くって大変な苦労があるでしょうね。
| なぎさ | 2007/06/10 6:48 PM |
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「星になった少年」    監督 河毛俊作    出演 柳楽優弥  常盤貴子  高橋克実  蒼井優  倍賞美津子 ? 坂本哲夢の家の小川動物園では、いろいろな動物が飼われていた。学校では、動物の臭いがするといじめられていた。ある日、母の希望で、
| <花>の本と映画の感想 | 2007/06/10 5:43 PM |