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2007.03.24 Saturday author : なぎさ

雪に願うこと



北海道では有名なのでしょうねぇ。
私は存じ上げなかったです「ばんえい競走」なる競馬を。

13年ぶりに訪れた故郷。
そこには彼の忘れていたものが残されていた。

佐藤浩市伊勢谷友介が年の離れた兄弟を演じます。
ま、内容的にはストレートで、都会の暮らしに敗れた弟(伊勢谷)が、故郷の兄(佐藤)たちと寝食を共にしていくうち、衝突しながらも癒され、「てんぐ」になっていた自分の殻を脱ぎ捨てて再起してくという人間の蘇生ドラマです。

兄は帯広で輓馬(ひきうま)の厩舎(きゅうしゃ)を営んでいる調教師。
43歳、独身。

弟は東京で事業を起こし利益を上げていたが失敗し、逃げるようにして帯広へ帰ってきた。
31歳、バツイチ。

兄弟と生活を共にする厩舎で働く男たちと、賄いのおばさん(?)晴子(小泉今日子)、女性騎手の牧恵(吹石一恵)。

ここに出てくる競走馬は、北海道のばんえい馬と呼ばれる農耕馬なのです。
脚が太くて、体がガッチリした大きなお馬さん。

そして「ばんえい競走」というのは、ばんえい馬が騎手と重量物を積んだ鉄製ソリを引き、途中2ヶ所の障害(坂)を走るという、力と速さを競う競馬なのです。

速さと言っても、サラブレッドが疾走する競馬と違い、実にスローペースで、どっしりしたレースであります。
また馬と一緒に、観客も併走して自分の賭けた馬を応援するという光景は、私たちの知る競馬には無いものでした。

兄の威夫(たけお)のことを想いながらも、付かず離れずの距離を保とうとする晴子がいじらしい。
でもねぇ、こんなキレイな賄いオバさんって・・・どーよ!
キョンキョンの割ぽう着姿もなかなか良かったですが。

主演の方以外にも、さり気なくの豪華キャスト!
獣医に椎名桔平
調教師に香川照之
馬主に津川雅彦
兄弟の母に草笛光子
競馬の客には山崎努
いずれもちょこっとの出演。

監督は根岸吉太郎
お名前は存じてましたが、作品を観るのは初めてでした。

脚本が加藤正人氏。
この人、近作では『日本沈没』でのツヨポンとコウちゃんの、歯の浮くようなラブシーンで思いっきり引かせてくれました!

で、今作ではそれほどのドン引きセリフはありませんでしたが・・・
弟:「兄さんは良いよなぁ、迷わず生きてて・・・。」
兄:「何言ってんだぁ、迷ってばかしだぁ。」
この「ばかし」ってのが良いなぁ。

弟:「それしか、世間を見返すことができなかったんだ!」
兄:「なして世間見返せねばなんねんだ!」
この部分も気に入ったわ!

迷い悩みながらも父親の陰を胸に秘めて、女性騎手として馬に乗る牧恵を演じた吹石一恵も良かった。

それから弟・学の同僚を演じた小澤征悦(ゆきよし)が印象に残りました!
良いねぇ〜、この俳優さん!

走れなくなった馬のウンリュウは、馬刺しになる運命だったが、学の優しさに息を吹き返し、再びレースに出場する。
敗者復活を賭けたレースは、学の再起とリンクする。

屋根の上に雪玉を乗せておくと願いが叶うという「おまじない」
生まれ変わった学の姿は、「おまじない」が利いた証拠だろうか。

2007年の「ばんえい競走」は4月27日から開催されるようです。
| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 16:49 | comments(8) | trackbacks(6) | pookmark |
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COMMENT
こんばんは♪ なめ犬です。
この作品を東京国際映画祭で鑑賞したのですが、東京サクラグランプリ授賞(最優秀賞)を取った作品だけあって兄弟や厩舎の人々の人間ドラマをうまく描いていると感心しました。一番描きたいのは弟の学が、この厩舎にきたことで傷ついた心が変化していく過程だと思うのですが、やっぱり兄の威夫の存在が目立っていました。不器用な兄弟愛、厩舎の人々との愛、そして競走馬ウンリュウに注ぐ愛がたまらなくいいです。競馬の客(山崎努)が「馬刺し」というショッキングな台詞が印象に残りました。
| なめ犬 | 2007/03/25 12:49 AM |
ばんえい競馬 知ってます〜。北海道なので。一時はなくなる、なんてことになりそうでしたが、幸いまた再開できることになったみたいで、ほっとしてます。参加したことはないんですけど、当たり前にあったものがなくなるっていうのは、やっぱり寂しいですものね〜。
| りら | 2007/03/25 4:08 PM |
>なめ犬さんへ
こんにちは!
ほんとそうでした。
人間ドラマとして観ると、兄弟の間に関わってくる人物の描き方も良かったですよね。
特に賄いの晴子さん!
そして何と言っても佐藤浩市の寡黙な演技ですね〜。
地味な職場で、ちょっと垢抜けし過ぎの感はあるものの、イイお兄ちゃんを演じてました!
人間には再起にかけるチャンスがあっても、馬には「馬刺し」が待っているというのも過酷な話しですよね。
| なぎさ | 2007/03/25 4:24 PM |
>りらさんへ
りらさんは北海道在住なのですね!
そちらではポピュラーな競馬なのですか?
私は今作で初めて知りました。
また一つ映画で知識を増やした気がします!
そうだったんですか〜!
歴史あるものを閉ざしてしまうのは残念ですよねぇ。
無事に再開できて良かったと思います。
北海道の大地が生んだ娯楽だったんですね。
| なぎさ | 2007/03/25 4:27 PM |
>人間には再起にかけるチャンスがあっても、馬には「馬刺し」が待っているというのも...

ぅわ〜、うまいこと言われますね。

僕もばんえい競馬は知らなかったので興味深く見ました。
知らない世界を映画を通じて知ることも知識の肥やしになります。

何気に新鮮な感じがしたのは、なぎささんも指摘されてましたが、割烹着姿が板についていた小泉今日子のババァ割り切り演技。
それと何不自由ないお嬢さんの役が多かったイメージがある吹石一恵が男気のある(おかしいなソレ)女性の役だったことです。
コメント、TBありがとうございました♪
| motti | 2007/03/25 6:11 PM |
>mottiさんへ
こんにちは!
以前、競走馬の最後は「コンビーフ」っていうのを聞いたことがあったんですけど、生きてるうちはひたすら走らされて、走れなくなったら食べられる・・・どうにも人間の御都合主義で馬に気の毒ですねぇ。

>知らない世界を映画を通じて知ることも知識の肥やしになります。
これ、すごく同感です!!!
私など、学校での勉強より数倍、映画から教えてもらったことのほうが多いと言っても過言ではないほどです。
いろんな所へ旅行できなくても、いろんな国や街のこと、そこに住む人々の生活や風習など、映画って教えてくれますよね〜。

小泉今日子の存在と、あの割烹着は良かったですよね!
吹石一恵、そうですねぇ、彼女ってお嬢さま役が多いですよね。
今作での気の強い女性騎手の役が意外とあってましたよね!
| なぎさ | 2007/03/26 8:38 AM |
この作品は何処で見つけたのですか?絶対に見たい〜!私も北海道、滞在中に、ばんえい競馬見たかったのですが4年間の内に見る事が出来なくて、帯広競馬場だけ見てきました!一時、ばんえい競馬が色々、問題を抱えてて無くなってしまうかもと言われていましたが復活して良かったです!ファンは多いですよ!この、ばんえい競馬のお馬ちゃん、そばで見たら凄くデカいんですよ!圧倒されますよ!馬って癒されます…!目が何であんなに美しいんでしょうね…!作品の内容も楽しみだけど、小泉今日子って北海道が舞台の作品によく出演してるのはなぜなんでしょうね?私だけ〜?
| 姫路の妙子 | 2007/03/26 10:38 PM |
>姫路の妙子さんへ
こんにちは〜妙ちゃん!!!
これ、DVDが出てますよ〜。
私はツタヤさんのメール便で届けてもらったんですけど。
そうよねぇ、妙ちゃんも北海道で生活された経験があるものね!
そっかぁ〜、あのお馬ちゃん実際に見たらデッカイんだぁ。
脚や首が太くて、がっちりしてそうだもんね〜。
実物を見てみたいわ〜♪
お馬ちゃんに乗ってみたいのよ〜私。
馬って、賢い動物なのよね。
「人を見る」って言うよねぇ。
主人公の学は、このお馬さんによって癒されていくんですよ。
小泉今日子って北海道作品が多かったですか?
彼女が出てるものって、そんなに多くは観てないので。
でも、このキョンキョンは良かったですよ!
北海道の美しい雪景色と、ばんえい競馬が見れるこの作品、ぜひご覧になってみてください☆
| なぎさ | 2007/03/27 8:39 AM |
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