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2007.03.03 Saturday author : なぎさ

16歳の合衆国



普通の少年が犯罪を犯す。

特別な理由もなく。

彼はなぜ犯行に及んだのか。
ニュースで、加害者のことに関してよく聞くのは
「そんなことするような人じゃないですよ。」っていう言葉。
「あ〜、あの人なら人殺しでもしかねませんわ。」とは聞かない。
こんなもんです。
人間って、いろんな面を誰しも持っていて、その全てを人に見せているわけじゃない。
ほとんどの部分を隠してみんな生きているのだと思うから。

もちろん「善」も持っていながら、「悪」の一面も併せ持つ。
人は一日の中で、瞬間、瞬間、心の変化をしながら生きている。
人の何気ない言葉にムカッとしたり
反対に、ちょっとした心遣いに嬉しくなったり
悲惨なニュースに心を痛めたり
好きな曲を聴いて幸せを感じたり
落ち込んだり
悲観的になったり
喜んだり
な〜んにも感じない一瞬があったり・・・


この作品のリーランドという少年は16歳。
微妙に心が揺れ動く思春期。
家庭環境にも多少の問題有り。
彼女との間にも波風が立って。
でもリーランドは、ごく普通の少年・・・かな?

私には、そうは見えなかった。

そもそも、精神的に病んでるでしょ、彼。
何かしでかしそうな少年に見えるもん。
最初、ちょっと知的障害があるのかなって思った。
したら、彼は交際してた彼女の、知的障害の弟を殺害した、ってことだったんですが。。。

犯行後も罪の意識がみられない。
それどころか、自分でもなぜ犯行に及んだのかも分からない。
むしろ、可哀そうな被害者を葬ってあげた、とでも言いたげ。
裁判になったら、こういう加害者の弁護士はまず「心神喪失」を掲げて逃げるんでしょうね。

でも人殺しは絶対に正当化できません。
主人公であるリーランドに、私は少しも感情移入も同情もできなかった。
こういう少年は、更生しにくい。
社会復帰させても再犯のおそれがありそう。
なんで更生施設で、心理的なカウンセリングしなかったんだろう?
この子、心に問題大有りです!

父親が5歳から家に寄り付かず、母親と二人暮らしだったってことが、そんな犯罪に走る理由になるのだろうか?
こう言っちゃなんだけど、それだったらウチのダンナの家庭なんか、も〜っと悲惨だったんだぞ!
だけどまともに育ってるわ!
人間ってね、育った環境で性格が歪んだりすることもあるかもしれないけれど、実際にはそんなに弱くはないと思う。
むしろそういう家庭に育ったら、それが「反面教師」となってプラスに働くこともあると思うんです。

製作者側は、答えを出すような作品ではなくて、観た人に問題を投げかけたかったらしいので、そういう意味では成功なのかもしれないです。

で、内容的にはちっとも良いとは思わなかったけど、更生施設の教師役だったドン・チードル、リーランドの母親役レナ・オリン、同じく父親役ケビン・スペイシー、リーランドの彼女ベッキー役ジェナ・マローン、その妹ジュリー役ミシェル・ウィリアムスなど、役者が良かった!
なかでも驚いたのはシェリリン・フェン!!!
『ツイン・ピークス』以来、久しぶりに観た!

主人公リーランドを演じたライアン・ゴズリングだけが苦手。。。
顔がイヤ。。。
16歳っていう年齢設定にも無理があったような。。。
他の俳優さんなら、また感じ方変わったかも。

タイトルに『16歳の〜』ってあるけれど、原題は『リーランドの合衆国』です。
「16歳」と年齢を制限したようなタイトルに少し違和感を感じた。

どんな環境で育とうとも、どんなに傷つくことがあろうとも
物事の善悪だけは、きちんと自覚しておくべき!



| 映画 《サ行》 | 17:20 | comments(4) | trackbacks(3) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 17:20 | - | - | pookmark |
COMMENT
ライアン・ゴズリング主演やから、ちょっと気にはなってたんデス★
私も初め、ライアンの顔がすごい苦手やったんですけど、君よむを観てかわりました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
けど、この作品はどぉなんやろぉ・・・・
見るか迷いマス・・・・
なんか、私も16歳にしぼってるのは頂けないですねぇ・・・・
| addictm | 2007/03/04 6:42 AM |
>addictmさんへ
いつもコメントくださって感謝です〜♪
ライアン・ゴズリングは、『君よむ』で初めて観ました!
目と目の間が狭い。。。ですよね彼。
あの作品自体は心を動かされました。
こちらは、観る方によってずいぶん感じ方も変わると思うので、addictmさん、機会がありましたらご覧になってみてください。
このタイトルに惑わされないようにね!
| なぎさ | 2007/03/04 8:48 PM |
なぎささま、こんにちは。TBさせて下さい。
キャストが豪華でしたね〜。シェリリン・フェン、私も『ツイン・ピークス』以来で懐かしかったです。
当時はララ・フリン・ボイルの方が好きでしたが(笑)
確かに彼は病んでいますね。監督の言いたいことはわかるのですが、殺される側の視点がなかったのが残念です。
ライアンくん、苦手なのですね。私はそうでもないかな。
ではでは、また来ます〜。
| 真紅 | 2007/03/20 6:30 AM |
>真紅さんへ
こんにちは!
ララ・フリン・ボイル!こちらも懐かしい名前ですね!
>殺される側の視点がなかったのが残念です。
ほんとですねぇ。
それが無かった事が微妙に違和感が残った原因かもしれません。
ライアンは苦手です〜。
ルックスが・・・。
いつもお立ち寄りくださってありがとうございます!
| なぎさ | 2007/03/20 8:54 AM |
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| <花>の本と映画の感想 | 2007/10/29 7:11 PM |