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2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2007.01.01 Monday author : なぎさ

たそがれ清兵衛



新年の一投目の作品は、何にしようかと思い迷っておりましたが、ハードディスクの残り時間が少なくなり、とりあえず録画している中から観なければ・・・ってことで

2007年1月1日はこの日本映画からスタートとなりました!

正解だった!これ、新年に観れて!
昨年の『武士の一分』もとっても感動したのですが、最近な〜んかこういう時代劇が私の琴線に触れるのですよ。
今の時代、何でも思うことをストレートに男も女も口に出しちゃうじゃないですか。
でも、この時代には日本人が本来、持っていた「奥ゆかしさ」や「そそとした」振る舞いがあって、そこにもの凄く感動してしまいます。

資料がほとんど皆無だった幕末の庄内地方を舞台にした時代劇の映画化ってことで、撮影にはとっても苦労されたんですよね。
山田洋次監督は「制約だらけの世界」と表現されていたそうです。

時代劇ではあるものの、ここに描かれているのは、まさに今の格差社会ですね。
金持ちはどんどんセレブ化していくけど、貧乏人は働けど働けど暮らしは楽にならない。
井口清兵衛(真田広之)は、まるで今の「ワーキングポア」じゃないですか〜。

おまけに彼は妻に先立たれ、幼い娘二人と、痴呆症の母親の面倒までみている父子家庭であります。
妻の治療費や葬儀代で生活は更に切羽詰っていた。

そんな清兵衛に、もはや「武士」としての闘争心は無くなっていた。

同僚が仕事帰りに「一杯やっていく」というのを尻目に、彼は家路を急ぎます。
皆から「付き合いの悪い奴」「黄昏(たそがれ)時にさっさと帰るから」と付けられたあだ名が「たそがれ清兵衛」・・・。

そんな彼に想いを寄せてくれる女性がいた。
友人の飯沼(吹越満)の妹・朋江(宮沢りえ)だった。
朋江は、夫(大杉漣)のDV被害に遭って実家へ戻っていた身だったのです。

朋江の存在は、母のいない家庭に灯りをともすがごとく井口家を一変させた。

いやぁ〜、宮沢りえがここまで演技できる女優になっていたとは驚きでした!!!
良かったねぇ、あの時、あの「お相撲さん」と結婚してなくて♪
ただのモデル上がりのタレント女優で終るのかと思いきや、彼女、良い作品に恵まれたねぇ〜。

あの「お茶のCM」そのままの慎ましい女性でした。
気になったのが、彼女って手足が長いでしょ。
普通の着物なら手首がニョキって出ちゃうと思うんだぁ。
きっと特注であつらえたんでしょう。

果し合いに向う清兵衛が、想いを朋江にぶつけてプロポーズしたのに・・・。
モチベーション上げるつもりが、ヒザから崩れ落ちたよぉ。

清兵衛の娘たちが健気で、不憫で、幾度か涙しました。

自分の息子も分からなくなった「ばばはん」は、草村礼子さんだったんだ〜!
分からなかったよ。。。
今は亡き丹波哲郎さんが、口やかましい「おんつぁま」役で出ていたし、敵役だった余吾には田中泯
死に様が良い!!!
小林稔侍赤塚真人といったキャストも良かったけど、中でも直太役の神戸浩さんのあの独特の風貌がなんとも良かったです!

晩年の以登を演じたのが岸恵子
この前年に公開された市川昆監督の『かあちゃん』も観たけれど、彼女の雰囲気からは不似合いだった長屋のかみさん役が最後まで違和感が残った。
この作品では時折、以登の目線で語られる父親の思い出はとても良かった!

これはも〜、残るシリーズの一作を是非モンで鑑賞したいです☆





| 映画 《タ行》 | 15:51 | comments(4) | trackbacks(4) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 15:51 | - | - | pookmark |
COMMENT
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「武士の一分」はまだ観ておりませんが本作は素晴らしい出来でしたね。
宮沢りえは、貴重ないい女優になりました。
「父と暮らせば」「トニー滝谷」なども機会があれば、ぜひ!

すべらかに控えめにかつての美しい日本人を映し出せる映画人の最後の人に山田監督はなるやも知れません。市川崑監督もご高齢ですし。

オレンジのスキン、素敵ですね。
これからも熱い映画、ご紹介くださいね。
| viva jiji | 2007/01/02 8:25 AM |
>viva jijiさんへ
明けましておめでとうございます!
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

>「父と暮らせば」「トニー滝谷」
この2作は観たい作品です!
必ずや鑑賞しますね〜♪

山田洋次監督には、これから益々、日本映画を引っ張っていって欲しいですね!
期待してしまいます☆

スキンを半年ぶりに替えてみました。
いつも替える時の基準は、立ち寄ってくださった方がパッと見やすいようなスキンです。
今年もお互いに素敵な映画との出会いを期待したいですね!
| なぎさ | 2007/01/02 2:38 PM |
良かったですねぇ〜これ

一緒にみた主人は
「淡々とずっとこんな感じでいくのかな?」と言っておりましたが
それがイイんです!!

果し合いに出る清兵衛と朋江の胸がつまるような空気・・
あの時代、男が想いを打ち明ける・・どんなにロマンティックなことでしょう!
帰宅した清兵衛の目に映った家族と朋江・・どんなに嬉しかったでしょう!!
良かったです!!

| D | 2007/12/10 3:40 PM |
>Dさんへ
うわぁ〜これ今年の元旦に観たんですぅ。
早いですね一年経つのって・・・。

で、今作は素敵な空気感漂う時代劇でしたね!

おぉ〜ご主人とご一緒に鑑賞されたのですねぇ。
そぉそぉこれって淡々とした流れでしたよね。
うん、でもそこが良いのです!

>あの時代、男が想いを打ち明ける・・どんなにロマンティックなことでしょう!
ほんとに!
相手のことも思いやりながら、自分の気持ちも抑えられない・・・みたいな清兵衛の心の葛藤もよく分かりました。

| なぎさ | 2007/12/11 8:56 AM |
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