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2006.10.03 Tuesday author : なぎさ

スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと



親の生き方を否定する時期は、誰しもあると思う。

でもいつかは共感し合う日がくる。

それでも・・・
親とは違う生き方しても良いんじゃない。

と、私はそう思った。

タイトルのスパングリッシュとは、在アメリカのラテン系の人々が話す、スペイン語と英語の混成語のこと。

よりよい生活を求めて、メキシコからロサンジェルスに移り住んだシングルマザーのフロール(パズ・ベガ)と、その娘クリスティーナ(シェルビー・ブルース母娘のドラマ

そして、ラテン社会と白人社会のカルチャーギャップ

もう一つ、フロールと雇い主ジョン(アダム・サンドラー)とのほのかな愛も盛り込まれている。

フロール親子のような非合法で国境越えをすることを「エコノミークラス」と言うらしい。
必死の思いでアメリカへと来たはずなのに、フロールは全く英語が話せない。
アメリカでも、ラテン・コミュニティにいる限りは、英語も必要なく暮らせるようだ。
必要性が無いから覚えない・・・。

なのにハウスキーパーとしてクラスキー家に雇われるフロール。
当然、言葉の壁がある。
家事をするだけなら、さらに英語は必要なかっただろうが。

あることをきっかっけに、雇い主であるジョンとコミュニケーションを取らなければならなくなった。

フロールのスパングリッシュは、娘を守るための手段。

さて
問題があるのはフロールだけでなく
このクラスキー家の人々にもあった。

一見、裕福で幸福そうなこの一家。
ところが一皮むけば、情緒不安定な妻デボラ(ティア・レオーニ)。
アルコール依存症のデボラの母エヴェリン(クロリス・リーチマン)。
ちょっぴり太めを気にしている娘のバーニー(サラ・スティール)。
そして、仕事も家庭も大切にしようとはしているが、どこかで心の均衡が取れなくなっている主のジョン。

フロールには、家族それぞれが少しずつ傷つけあっているように見えてしまう。

やがて、娘と住み込みで働くようになったフロール。
娘は家族のように可愛がられ、学校にまで行かせてもらう。

しかし、ある日、「教育が間違っている!」フロールが憤慨する出来事が・・・。

彼女は娘のために生きていた。

それは、とってもよくわかった。
母娘の苦しい生活の中でも、決して周りに媚びることなく、むしろ凛々しく真っ直ぐに生きているフロールの姿には共感できる。

でもね、奨学金もらって通ってる娘を、なにも辞めさせなくても・・・。
彼女には彼女の未来があるのにと、ラストは強く思ってしまった。

「私とは違う人間になりたい?」という言葉。
すっかり白人社会の生活に馴染んで、家を離れたくないとダダをこねる娘にフロールが投げつけた一言だった。

母とは違う人間になることってそんなに悪いことなのかしら?
夫に逃げられ、国境を越えて異国の地で苦労してきた自分のように、娘にだけはさせたくないと、私なら思う。
親を踏み台にして、どんどん前に進んでいって欲しい、とも思う。

少しでも良い環境で学べるチャンスがあるなら、学問を身に付けさせてあげるのも親には大切な役目じゃないの?

フロールが見せた生きざまは素晴らしいと思うけれど、娘の未来を閉じてしまうようなラストには納得できなかった。

とは言え
キャストがなかなか良いですねぇ。
スペイン女優のパズ・ベガは、実際にも英語がほとんどできないまま出演したそうだ。

悪気はないけれど、無神経でヒステリックな妻デボラを、ティア・レオーニがリアルに好演していたし、元ジャズ歌手という栄光にすがっていきているアル中の母をあのクロリス・リーチマンが熱演していました。

また、フロールの娘クリスティーナ役をしたシェルビー・ブルースちゃんが美形で可愛い!!!

ただ、アダム・サンドラーがねぇ。
抑えた演技してるんだけど、スター・シェフには見えないし、物分り良すぎる亭主ってのもなんだかなぁ〜。

監督のジェームズ・L・ブルックスの描く世界は好きなんですけどね。
| 映画 《サ行》 | 14:32 | comments(4) | trackbacks(4) | pookmark |
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COMMENT
はい、2年目突入記念!viva jijiオバタン、1ッ発目のTB、ドッカーン!ストレート、行ったね?
これ、地味目だったけれどいい作品でしたね。
でも、私、サンドラーの「どこ?どこ?がいいの?」って思っている人ですけど、主題の重大さに敬服して、秀作とします。(笑)
“娘の行きたい道を阻む母”の件は私も「行かせてやれば〜」と思いましたがスパニッシュ系の女性達自体が封建的なしがらみというか伝統からまだまだ抜け切れていなので考え方が固いのではと感じました。なぎささん、日本は変に自由過ぎるんだわよ。
かえってあのクリスティーナは耐える術も知ってるし、賢くて素晴らしい女性になると思いましたよ。
| viva jiji | 2006/10/03 3:42 PM |
こんにちは!TBどうもありがとうございました。
早速こちらにお邪魔させて頂いて今、記事拝見させて頂いたところ、こちらのレビューが、私と同じ事を思っていらっしゃる事が嬉しくて、TBついでに、コメント残して行きますネ。

>奨学金もらって通ってる娘を、なにも辞めさせなくても・・・。彼女には彼女の未来があるのにと、ラストは強く思ってしまった。
 ↑同感です。そして、母と違う人間になっても良いのにな・・・って私も思いました。
| latifa | 2006/10/03 3:49 PM |
>viva jijiさんへ
うわぁ〜!感激です〜!!!しっかと受け止めましたです☆
記念すべき2年目突入第1発目の記事へ、コメント第一号はviva jijiさんで〜す
拍手〜(人´I`)(´I`)人 パチパチ♪

サンドラー、そうそう実は私もこの方、好きになれません(ノ〜^;)ゞ
ましてや彼のラブシーンなど、観たくはなかったです。
でもでも、それ以外に関して心を打つものがあったので、私も秀作部門に入れたいです。

そっかぁ〜、日本人の目線で見るとそう思うけど、彼女たちの中ではこういう考え方って普通なのかもしれませんね。
あっ、でも、「耐える術」って重要ですよね!
最近すぐキレる子が多いのは、これを知らない子が多いから・・・。
日本人って「耐える」とか「我慢する」ことが「得意」な民族だと思ってましたが、近頃は変わってきてるんですね。
| なぎさ | 2006/10/04 3:20 PM |
>latifaさんへ
ようこそ、お越しくださいました<(_)>
TBとコメントをありがとうございました!
ごめんなさい 私はTBだけで失礼してしまって。
私もね、latifaさんのレビューを拝見して、共鳴したのでTB送らせていただきました(*^▽^)b
しかも、ほぼ同じ日に鑑賞してらしたので!

自分の二の舞はさせたくないと母親なら思うはず。
そしたら学力身に付けさせて、自立した生き方を願うのが筋じゃないかと思ったんですけどね。

クリスティーナは、利発で聡明な女の子でしたね!
| なぎさ | 2006/10/04 3:28 PM |
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| 映画と暮らす、日々に暮らす。 | 2006/10/03 3:26 PM |
スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと/spanglish(2004年映画)を見ました。日本公開当時、凄く興味があって、見に行きたかったのだけれど、3週間だかで終わっちゃったみたいで、先日レンタルで出ているのを発
| ポコアポコヤ 映画倉庫 | 2006/10/03 3:40 PM |
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| めそのたわごと | 2006/10/08 5:00 PM |