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2006.04.23 Sunday author : なぎさ

マラソン



私の願いは・・・
この子が私より1日早く死ぬこと・・・。

子供を授かったと分かった時、親は誰でも健康な子を、と願うものです。
産まれたら、指の数まで数えたくなる・・・。
五体満足であって欲しい。
でも、たまたま、そうでない子供を授かったなら・・・。
きっと、この主人公のお母さんのように、親なら誰しもこう願うに違いない。

この子より1日長く生きよう!

ユン・チョウォンは自閉症という障害を持って生まれました。

この自閉症という障害について私は深くは分からないが、自分の感情をうまく表現できない、人とのコミュニケーションがとれない、もっと細かい症状があるのでしょうが主にはこういう状態の障害のようだ。

チョウォンは19才になるが、知能は5才児と同じくらいしかない。
外見は健常者と変わりはない。
ところがこの障害を持つ人は、ずば抜けた記憶力を備えていたりする。

『レインマン』でダスティン・ホフマンが演じたレイモンドもそうだった。
航空会社についてのデーターをもの凄い勢いでまくし立てるシーンがあった。

このチョウォンも記憶力では、健常者を越える才能を発揮する。

彼の母ギョンスクは、彼にマラソンを教えた。
根気よく、少しずつ、母の愛情で息子に走ることの喜びを教えていった。


マラソンで徐々に才能を現すようになったチョウォン。

サブスリーを目指してはどうかとアドバイスされた。
サブスリーとはフルマラソンを3時間以内で走りきるタフなランナーのことである。

そんな時、彼の通う学校に、飲酒運転をしたためにボランティアでやってきたソンという教師がいた。
彼はマラソンの世界大会で優勝した経歴を持ってた。



母はソンになんとか頼み込み、チョウォンにマラソンを教えてもらうことになったのだが、ソンは全くやる気を出さなかった。
すっかりランナーとしての生き方を止めてしまっていたソンは、障害のあるチョウォンになど、初めから教える気がなかった。
なぜなら、自分の感情をコントロールできないチョウォンに、フルマラソンのペース配分など出来るわけが無いと考えたからだ。

それでも母は思っていた・・・信じていた・・・自分の息子は

走る時だけは皆と同じ!

が、しかし、その確信もソンコーチの言葉で覆されてしまう。

その時、このお母さんがコーチに返した言葉が印象的だった。

「20年間、罰を受けている気持ちが分かりますか?!」

この家族はバラバラになっていた。
父親は家に寄り付かず、次男のジュンウォンは親から構ってもらえず、しだいに荒れた性格になっていました。

ここです私が心配したのは・・・手がかかる子が一人いたら、親は他の子はにどうしても構っていられなくなる。
その結果、その子にも悩まされる事になる・・・。
この家族もその例外ではありませんでした。

お母さんは自問自答を繰り返していました。
あの子にマラソンを教えたのは、自分のエゴだったのか?
自分の思いも言えない子に、我慢をさせていたのではないか?
・・・自分の子育ては間違っていたのではないか?

お母さん、あなたは立派です!
悩み苦しみもがきながら、これまでチョウォンを育ててこられました。
強いです・・・。
あの時、そう、動物園で彼の手を離して迷子にさせてしまったあの時も・・・あなたは間違ってはいませんでしたよ。
疲れ果てて、一瞬、あの子から逃げてしまったのでしょう。

誰かそばにいる人がもっとこのお母さんを褒めてあげて欲しい!
「頑張ってる!すごいよ!」・・・って。


母親役を演じたのはキム・ミスクさん。
映画よりもTVドラマに多数出演されているようですが、自然な演技が素敵な女優さんでした。


ソンコーチはイ・ギヨンさん。
この方↑誰かに似てると思っていたのですが・・・キッチュこと松尾貴史さん!
似てません?

父親役には『オアシス』でギョングの兄を演じていたアン・ネサン
この方は、昔のホームドラマによく出てた山口崇・・・って名前だったかな?に、似てるんです。
え?古すぎますか。。。

そして、この主人公チョウォンを見事に演じきったチョ・スンウ拍手

あなたは偉いよ!うまいよ!役者だよ!

『オアシス』のムン・ソリさんにも驚かされたけど、彼にも魅了された。


自閉症は1999年にやっと認定された障害だそうです。
1000人に1人の発症。
モデルとなったのはペ・ヒョンジン君という青年です。
シマウマとチョコパイと「動物の王国」とういうTV番組が大好きな・・・。
チョンチュン国際マラソンで彼は見事に2時間57分で42.195舛鯀り抜いたのです。
彼はサブスリーです!

余談:擬音の表現って国によって面白いですね。
   ポルトポルト=ドキドキ
   チュルチュル=ザーザー
   なんですね。

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| 映画 《マ行》 | 06:57 | comments(13) | trackbacks(15) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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COMMENT
観ましたね、傑作を!
韓国映画はこの7・8年で一皮も二皮も垢抜けした感があります。(10年位前の作品はホント暗かったですよ)
何がどうしてどんなキッカケで変われたのか!
やっぱり国をあげて良い作品(自国製作の)を提供していこうという姿勢の違いでしょうか、文化的体制と土壌と器と“貯金”(お金ではなくて物語のヒント・ネタ)の豊富なことでしょうか。何でもかんでも輸入して自滅しかかってる日本映画界とはえらい差があります。
こういう韓国映画の名品に出会うと村おこしならぬ、「国おこし」をみんなで頑張っている韓国人の一生懸命さが画面から伝わってきて嬉しくなります!
TBさせていただきました。
| viva jiji | 2006/04/23 8:28 AM |
>viva jijiさんへ
観ました&観て良かった!
これは子供がいる方にはぜひ観て欲しい作品ですね。

そうなんですか〜この7・8年で・・・。
国をあげて映画づくりを応援してるという空気が伝わってきますものね。
ロケ地に対する理解と協力とか・・・。
まだまだ豊富なネタがありそうですよね。
うわぁ〜良い言葉!
ほんと「国おこし」になってる!
興味が無かった私が、今では必死に大韓民国について知ろうとしてますもん!
| なぎさ | 2006/04/23 12:31 PM |
マラソンに引かれてきました
みんな頑張っていますね 私も強くならねば −−−
楽しいと苦しいの境目を走るマラソン 実際に走らないと
きっと解らない 
| kenboo | 2006/04/23 3:51 PM |
>kenbooさんへ
ようこそ、お出でいただきました!
kenbooさんはマラソンをなさるのですか?
私などは、到底できないスポーツです。
そうですねぇ〜、実際に走ってみなければ分からない事がたくさんあるのでしょうね。
本作は、障害のある青年の実話です。
もし未鑑賞でしたらオススメですよ。
| なぎさ | 2006/04/23 5:07 PM |
なぎささん、こんばんは。
私子供はいませんが、母の気持ち、子供の気持ち、家族の気持ちなど、沢山考えさせられる作品だと思います。
動物園で「手」を離してしまったお母さん、あまり構って貰えずちょっとすねた弟、家に寄り付かなくなってしまったお父さん、みんな間違っていないし、懸命に生きていると思えました。
| aki | 2006/04/23 10:22 PM |
TBありがとうございます。

>お母さん、あなたは立派です!
>悩み苦しみもがきながら、これまでチョウォンを育ててこ>られました。

ですね。あの、母親は、自分にしかわからない方法で、懸命に育て上げてきたと思いますね。
| kimion20002000 | 2006/04/23 11:34 PM |
>akiさんへ
ほんとですね、本作は人としていろんな問題を投げかけてくれました。
そうです!この家族は皆、必死なんですよね。
誰も悪くないし、誰も責める事はできないです。
ひたすらに良い作品でした。


>kimion20002000さんへ
障害を持つお子さんを育てておられる親御さんは、皆さんとてつもないご苦労をされているのでしょうね。
部外者には計り知れないものがあると思うのです。
でも素直に、あのお母さんは偉いなって感じられましたね。
| なぎさ | 2006/04/24 9:50 AM |
TB有難うございます。

初監督作品とは思えない質高作品だったと思います。

監督はハリウッドの障害を持つ人を描いた作品(レインマンなど)とは違い、特別な能力があるようにあえて描かなかったと雑誌で語っていました。その通り、ラストのマラソン大会では今までの作品ならばトップになってゴールと行くところ、そうは描かなかったりと監督のこだわりがより現実味を帯びており、良かったのではと思いました。
| rain | 2006/04/28 12:42 AM |
>rainさんへ
初監督作品だったのですね。

なるほど〜、そう伺うと納得です!
ゴールのシーンは私も優勝してラストを閉めるのかと思っていました。
なかなか素晴らしい感性の監督さんですね。

| なぎさ | 2006/04/28 8:14 AM |
私も、最近、この映画を見ました。
とてもいい映画に出会ったと思いました。
本当によくがんばって育ててきましたよね、おかあさん。
走る姿を見て、お母さんの気持ちになって、涙が出てきました。
| | 2006/04/30 3:32 PM |
>花さんへ
また、好きな韓国映画が増えました!
ありのままを自然に描いていた作品でしたね。
母親としての姿勢も、本作で教えられたような気がします。
| なぎさ | 2006/04/30 9:21 PM |
こんにちは、なぎささん♪お久しぶりです。Kaichangです☆\(o ̄∇ ̄o)ハーイ
TBありがとうございます!この映画、TSUTAYAでなんとなく泣きたいなぁ…と借りたんですが、すばらしい作品でしたね!
家族についてやいろいろ考えさせられました。鑑賞後の爽やかで大きな感動はたまらないものがありました。号泣してしまって、鑑賞後の僕の顔はグチャグチャでした。汗
またラストのチョウォンのスマイルにとどめをさされました。韓国映画をどんどん好きになっていく自分がいますよ♪
| Kaichang | 2006/12/29 12:59 PM |
>kaichangさんへ
こんにちは〜☆
お邪魔はさせていただいていたのですが、時間が無くって読み逃げ状態で帰ってしまうことも多くって・・・ごめんなさいねぇkaichangさん<(_)>

これはそう、ほんとに号泣必至な作品でありました!
主演のチョ・スンウが巧すぎでした!!!
こんな素敵な実力派の俳優さんが韓国にはゴロゴロいらっしゃいますものね!

またこれが実話ってことも素晴らしいです☆
本人はもとより、なんと言ってもここまでにした彼のお母さんが立派でしたね!

あ〜良いことですよ〜kaichangさん♪
来年ももっと韓国映画観ましょう!!!
| なぎさ | 2006/12/30 8:51 AM |
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