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2006.03.31 Friday author : なぎさ

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男



アメリカン・ドリームをつかみたかった男が人生につまずき、いつしかその原因を当時の大統領ニクソンに向けた。

サム・ピック、当時44歳。
1974年2月22日、ワシントン・バルチモア国際空港・・・彼は実行に移した。

日本で1974年と言えば・・・
小坂明子の「あなた」、中村雅俊の「ふれあい」、そして山口百恵が「ひと夏の経験」を歌い、映画はS・マックィーンの『パピヨン』、P・ニューマンの『スティング』、そして『エクソシスト』が公開されている。

ルバング島で小野田さんが発見され、田中角栄首相が金脈問題で辞任した。

これは今から30年以上も前の事件である。
しかしこの時すでに、あの「9.11」を思わせる計画を企てていた男がいあたのである。

その計画とは、民間機をハイジャックし、ホワイトハウスに突っ込むというものだった。


監督はこれがデビュー作となるニルス・ミュラー
脚本の段階で、資金不足のため完成までに5年を要したという。

製作総指揮にはレオナルド・ディカプリオ『アバウト★シュミット』などの監督で知られるアレクサンダー・ペイン氏の名前も・・・。

主人公サムにはショーン・ペン
事件の起こる1年前、妻(ナオミ・ワッツ)とは別居状態、新しい職場である事務用家具のセールスマンとして働いてたが、社長とその息子にいびられる日々。

そんな情けない男をペンは、圧倒的な演技で表現している。
彼が主演でなければ観なかったかもしれない。

しかしサムには夢があった。
それは友人のポニー(ドン・チードル)とタイヤ販売の共同経営をしようと計画していたのだった。

事件を起こしたサムという人物は、小心者で、正直で、努力家でもあったと思う。
いや、ごくごく普通のどこにでもいる一般市民。
どこで間違ったかこんな大それた事件を引き起こしてしまった、と言えるような善良な人間だった。

そんなサムが抱く、日々の生活の中で起こる不条理や、小さないさかい、苛立ち、落ち込み、消失感、不安・・・それらがどんどん積み重なってゆく。

やがて唯一の希望だった夢も泡のように消えていく。

彼がこの事件を起こす5日前の2月17日。
ホワイトハウスに一機のヘリコプターが不時着する。
まだ若い軍人が起こした抗議行動だった。

サムはこの事件をヒントとした!

5日前までは、起こす気の無かった事件とも言える。
ニクソンの政治手腕に不満はあったが、それもどの国民が抱くものに過ぎなかった。

誰しも、多かれ少なかれこのサムが抱くような世の中に対する不満はある。
だからと言って、そのホコサキをこういう形で爆発させたりはしない。

自分がこうなっているのは、アイツのせいだ、アレが悪い、ココが原因だ、と責任を他に求めるのは簡単だろう。
だから自分はこうなってしまった・・・と。

でも、それでは何の解決にもならない。
結局この男は自分自身に負けてしまった。

アメリカン・ドリームをつかみたかった男・・・名を上げたかった男・・・この映画と共に彼の名前は、皮肉にも記憶に残っていくだろう。


この年の8月、ウォーターゲート事件でニクソンは大統領を辞任している・・・。

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| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 06:14 | comments(7) | trackbacks(16) | pookmark |
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COMMENT
TB有難う御座いました♪
ショーン・ペンの凄さが発揮されまくった作品ですよね。
個人的には救いのない話(実話だから仕方ないけど・・・)は好きじゃないんですけど、彼の名演もあって見応え十分でした^^

ではでは、これからもよろしくお願いします。
| Aki. | 2006/03/31 3:40 PM |
こんにちは!
この映画、レンタルしようか迷っていたのですが、
ブログを拝見して興味を持ちました!
あまり記憶にないのですが、日本公開はされたの
でしょうか・・・

しかし、ショーン・ペンの役名がまたしても
サム!ってちょっと苦笑 ^^;
| J美 | 2006/03/31 4:02 PM |
>Aki.さんへ
こちらこそありがとうございました!
コメントを残さず失礼いたしましたm(_)m

私も救いのない映画はかんべんですが、本作はS・ペンだから観れたのかもしれません。

こちらこそよろしくです!
またお邪魔させていただきます♪


>J美さんへ
おぉーっ、感激です!
私のつたない記事で興味を持っていただけて!

はい、本作は昨年の6月に公開されておりました。
S・ペンが演じる実話のハイジャック犯ということで、観たかったのですが残念ながら劇場では鑑賞できずにおりました。

ちなみにJ美さん、ご存知でしたか?
J・フォスター主演で今年公開された『フライトプラン』は、もともとペンが主演で脚本が出来上がっていました。
でもねぇ〜、この作品でハイジャック犯したら『フライトプラン』には出れませんよねぇ〜(笑

ホント!気づかなかった!
そう言えば「サム」だ!
また、そちらにもお邪魔させていただきますね☆
| なぎさ | 2006/03/31 4:29 PM |
TBありがとうございます(*^▽^*)
ショーン・ペンの個性爆発って感じでした
色々と考えさせられる映画でしたが、やっぱり自分に負けてしまう人は哀しいですね
| cherry@Cinemermaid | 2006/03/31 10:18 PM |
>cherryさんへ
こちらこそ、ありがとうございました!
今ではすっかり演技派となったショーン・ペンの、また違った演技が見られましたね!
これね、字幕だからいいものの、S・ペンの声が小さいので、聞き取りにくいくらいでした(笑
ドン・チードルも出てましたが、役どころとしては地味な感じでしたね。
もっと前面に出てくるのかと期待してました。
| なぎさ | 2006/04/01 5:03 AM |
私もショーン・ペンが出てなかったら観てなかったと思います。
精神状態がおかしくなっていく様子はうまいですね。
| ゆかりん | 2006/04/02 11:20 PM |
>ゆかりんさんへ
S・ペンはさすがですね!
この作品でハイジャック犯を演じた彼。
『フライトプラン』でのジョディーの役柄は元々、ペンのイメージで作られたとか。
でも、彼はこっちを選らんだのですね。
やっぱり、ハイジャック犯してから、子供がさらわれる乗客の役は抵抗ありますね☆
| なぎさ | 2006/04/03 6:48 AM |
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| blolog〔ブロログ〕 | 2006/03/31 6:32 AM |
実話を元にして作られた作品です。 セールスマンをしている主人公だけど、お客さんに嘘をつきたくないという考えから当然ボスとはうまくいかない。セールスマンの「嘘」っていっても、原価と売値の違いだったりするからねぇ。。。それじゃ、仕事にならないよぉ。。。
| ☆ 163の映画の感想 ☆ | 2006/03/31 6:38 AM |
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 ゴウ先生ランキング: B+ 早稲田松竹 2006年1月25日(水)12:20からの回  (『ヒトラー〜最後の12日間〜』との併映) 公式サイト: http://www.wisepolicy.com/the_assassination_of_richard_nixon/
| 映画と本と音楽にあふれた英語塾 | 2006/03/31 7:50 AM |
原題…THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON 監督…ニール・ミューラー 出演…ショーン・ペン/ドン・チードル/ナオミ・ワッツ 極私的満足度…□ ナイーブっつうかセンシティブっつうか… シオシオの家庭からも社会からも敬遠されちゃってる、哀愁漂うセールスマン
| 【極私的】Movie Review | 2006/03/31 10:10 AM |
 監督 : ニルス・ミュラー主演 : ショーン・ペン / ドン・チードル /     ナオミ・ワッツ 公式HP  「 THEASSASSINATIONOFRICHARDNIXON 」 レオナルド・ディカプリオ、アルフォンソ・キュアロン、アレクサンダー・ペイン。今をときめく大物たちがエ
| MoonDreamWorks | 2006/03/31 11:28 AM |
7点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。) う〜む・・・やっぱりショーン・ペンって凄いです。 個人的にはあまり好きなタイプの話じゃないんだけど、ショーン・ペンの 演技に魅せられました。 1974年に実際に起きた事件を基にしているらしいのですが、
| ぶっちゃけ…独り言? | 2006/03/31 3:36 PM |
実話を元にヒントを得て作られたドラマ。 ショーン・ペンが観たくてDVDを借りてきた。 ちょっと期待してたのと違った。 社会に適合できない孤独な一人の男が、すべては社会が悪いと思い込み、ついには大統領暗殺を企てる。 誰もが感じる矛盾だらけの社会。
| グレート・タカの徒然なるままに… | 2006/03/31 9:39 PM |
ハリウッドのリベラリスト達の協力により完成した気合いの入った作品だ 1974年、実際に起ったニクソン大統領暗殺未遂事件 1人の男がボルティモア空港で民間機をハイジャックし、ホワイトハウスに撃墜させようと企てていた 彼は自分を取り巻く不公平な世の中の改善の
| Cinemermaid | 2006/03/31 10:08 PM |
公開:2005/06/11監督:ニルス・ミュラー出演:ショーン・ペン    ナオミ・ワッツ    ドン・チードル     ジャック・トンプソン    マイケル・ウィンコット 1973年、44歳のサムは1年前に別居した妻マリーと3人の子供との生活を取り戻すた
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いつも観に行く「チネチッタ川崎」では上映されてなかったので・・・ 今回はひらりん初見参の「109シネマズMM横浜」で観て来ました。 新しいシネコンなので、シートが馴染まず、ちょっと動くたびにミシミシいうのが気になったぁ。 この映画、主演はひらりん好みの
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