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2006.03.20 Monday author : なぎさ

チョコレート



タイトルから連想する甘い話しではありません。
これ、原題は『Monster’s ball』(化け物の夜会)・・・意味は死刑囚棟の看守たちが、執行の前夜に開くパーティを意味します。


人種差別、白人至上主義、女性蔑視・・・そんな嫌な男ハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)。
父親バック(ピーター・ボイル)の代から看守をしている。
自分の息子ソニー(ヒース・レジャー)も看守になったばかりだった。
しかしソニーは祖父や父親とは違っていた。
思いやりがあり、心の優しい青年だった。

父親、自分、息子、男3人で暮らす家。
ある日、黒人の死刑囚ローレンス(ショーン・コムズ)が処刑執行された。
その処刑に携わったハンクとソニーの親子。


夫の処刑の時、妻レティシア(ハル・ベリー)は歯を磨いていた。
一人息子をかかえ家賃も滞納し、彼女は途方に暮れていた。

そんなレティシアとハンクは巡り会った。
夫の処刑に立ち会った看守と知らず・・・。
自分が処刑に立ち会った囚人の妻だと知らずに・・・。

二人は恋に落ち、ハンクは看守の仕事に見切りをつけガソリン・スタンドを経営しようと店舗を買い取った。
黒人蔑視だったハンクが、レティシアを愛することで変わっていく。

舞台がアメリカ南部。
人種差別が今でも色濃く残っているのでしょう。
私がこの作品を観て感じたことは、強いとされているものと、弱者とを対比させているということです。
白人と黒人。
看守と囚人。
男性と女性。
父親と息子。
スレンダーな母と肥満の息子。


タイトルの『チョコレート』は、レティシアの息子が大好きだった「チョコバー」と、ハンクの好きな「チョコレート・アイスクリーム」。

ビリー・ボブは神経質で堅物な男を見事に演じきっていた。
そんな男がある出来事を境に、自分の信念や考え方を土台から覆されるようになる。
そのビリー・ボブの父親役にピーター・ボイル
これがまた根っからの白人至上主義者!
「ニガー、ニガー」と露骨に吐き捨てる。
身体の自由が利かなくなっているにも関わらず、口だけは達者なのである。
そんな、可愛くない爺さんをP・ボイルが、さり気なく演じる。


交通事故で息子を亡くしたレティシアが、取り乱して泣きわめくシーンはリアリティがあり、母親のろうばいした姿を迫力で演じきっていた。

公開時のコピーは《たかが、愛の代用品》
この「たかが」という言葉がどこか投げやりに響く悲しい作品だった。


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| 映画 《タ行》 | 08:05 | comments(17) | trackbacks(9) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 08:05 | - | - | pookmark |
COMMENT
映画の中の3代の男、ピーター・ボイル、ビリー・ボブ、ヒース・レジャーが、世代の感じ方の違いを表していましたね。
それより何より・・・ああ、上のビリー・ボブの写真に一人胸をときめかせております。 とろけてます〜。
なぎささん、ありがとうございます!!
| 有閑マダム | 2006/03/20 3:09 PM |
>有閑マダムさんへ
男所帯の三世代・・・自殺した息子が、最後に座っていたイスを拭いてカバーをかけていたのが、なぜか妙に虚しかったです。
処刑される囚人も電気イスですものね。

うわぁ〜、こちらこそ気に入って頂けて嬉しいです!
素敵な俳優さんですよねぇビリー・ボブって♪
普段はこんなにオシャレなのに、田舎オヤジの役もピッタリ決まっちゃうし☆
| なぎさ | 2006/03/20 5:08 PM |
この映画、ツタヤで何度も手に取っては棚に戻して・・・を繰り返してしまって結局観れてないんですよね〜・・・(^^;)

ハル・ベリーの身体を張った熱演ぶり、観たいです。
でも、やっぱり重そうですねぇ・・・

もうちょっと先にしようっかな。なははは。
| ヨッシー | 2006/03/21 12:52 AM |
うん、うん!・・・たかが、愛の代用品!“たかが”が効くよね。
この映画の話題で持ちきりの最中、シラーッとして「そこ、南部でしょ!そんなコト有り得ないわー!」って言った女がいるの。そりゃ、そうだろうけど映画は“夢を見させてくれる効果”もあるでしょうが・・・。
「B・ボブとベリーの熱いラヴシーン良かったねー!」と盛り上がったら、又、その女、「えー!そんなに良かったかしら〜」だって!あ!その方を非難しているように聞こえたらゴメンなさい。我が映画サークルの大事な会員のひとりで大変聡明なご婦人でございますことよ!ホホホ。
有閑マダムさんに同じく、B・ボブのフォト、いいねえ〜。
思わず、ニタニタしちゃいましたよー!(笑)
この間観た「シンプル・プラン」の彼とは「別人28号」だあ〜!
| viva jiji | 2006/03/21 7:48 AM |
>ヨッシーさんへ
実は、アタシも・・・一度は手にしましたが戻して、次に行った時やっぱり観たくて借りました(笑
ハル・ベリーのナイスバディ見ものですよ♪
題材がねぇ〜、死刑とか差別とか子供の死とか・・・どう考えても明るいエピソードが無い作品ですからねぇ。
でもね、な〜んか感じる物が多い作品でしたよ☆

>viva jijiさんへ
ハル・ベリーって、一瞬、黒人だということを忘れてしまう女優さんですよね。
これがもしアンジェラ・バセットとか、CCHパウンダーなら、きっと濃い〜映像でしょうね!
>映画は“夢を見させてくれる効果”もある
ホント、そう思います。
それがないとつまらないですよね♪
いやぁ〜あのシーンは、観てて恥ずかしくなるほどエッチ度満開でした(汗
画像のビリー・ボブさまのこのような笑顔・・・ナイス・ガイでございますね☆
| なぎさ | 2006/03/21 10:17 AM |
ヒース・レジャーに釣られて観た私。
彼のなんともいえない繊細さが良かったのを覚えています。
邦題の「チョコレート」も原題の「Monster's ball」も実はピンときてなかったんですが…原題にはそういう意味があったんですね。
ラストのシーンの階段で二人がチョコレートアイスを食べる場面。レティシアが息子のお墓をチラッと見る場面がなんとも印象的でした。スイス人の監督らしいヨーロッパテイストを感じさせられた映画だったな〜と。
| Tani-Boo | 2006/03/22 1:30 PM |
>TaniーBooさんへ
ヒース・レジャーって私、これで初めて拝見しました(笑
繊細な感性の息子役が合ってましたねぇ。
自殺のシーンは衝撃的でした!
そうそう、レティシアが事情をわかってから、帰宅したハンクを見る・・・あの目!
で、その後はな〜んにも言わず語らず、階段でアイスを食べる。
これって斬新な演出ですよね〜。
そうなんだ!監督さんはスイス人!
俳優の演技で見せてくれた作品でした。
| なぎさ | 2006/03/22 4:24 PM |
チョコレートという言葉には肌の色も連想させられました。
ハル・ベリーって黒人というほど黒人に見えないんですけど
やっぱり黒人なんですよね。。。
それにしてもきれいな身体と顔をしていらっしゃる!
本当に魅力的な女優さんですよね。
役とはいえ、彼女の息子があそこまで太ってしまったのは
チョコの食べすぎが原因?
あわわわ・・・私も気をつけないと(^_^;) チョコ大好きなので。
| ジュン | 2006/04/20 9:38 PM |
>ジュンさんへ
あ〜なるほどねぇ、チョコが肌の色を連想させるっていうのは鋭いですジュンさん!
ですよねぇH・ベリーって黒人ではなさそうだけど、黒人なんですよね。
オスカーも黒人女優では始めて受賞したんでしたっけ。
キレイだったねぇ〜あの胸もお尻も脚も・・・。
チョコと言えば、ジョニーの『ショコラ』もチョコがいっぱい出てきて食べたくなりましたよね!
チョコレートはポリフェノールが豊富で、血液サラサラになって健康に良いらしいですよ。
でも食べすぎには注意ですよね、本作の男の子みたいに(笑
| なぎさ | 2006/04/21 9:48 AM |
観ましたぁ〜☆
TBさせてくださ〜い♪
| ヨッシー | 2006/05/23 11:15 PM |
>ヨッシーさんへ
あら〜、観た?観たのね!
ハル・ベリーのけt・・・いやいや、それでは後ほどお邪魔いたします!
| なぎさ | 2006/05/24 8:21 AM |
この映画が「18禁」なことは、観に行くまで知らなかったのでビックリでした(苦笑)。
公開劇場が日比谷シャンテ・シネだったし、邦題から女性向けのファッショナブルな作品なのかなぁと思っていたら、かなり重たい作品だったこともビックリです。
| エクスカリバー | 2007/10/11 10:01 PM |
>エクスカリバーさんへ
そうですねぇ、この邦題からこの内容は連想できないですよね。
そこにも作り手側の意図があったのでしょうが。
ハル・ベリーもビリー・ボブも素晴らしかったです!
| なぎさ | 2007/10/12 8:49 AM |
なぎささん
こんにちは!当分ヒースの追悼記事を書いてます。
このチョコレートは,初見時はピンとこなかったのですが
今回再見してみて,その余韻にやられました。
レティシアのラストの気持ちをいろいろ考えて,なかなか寝られなかったですね。

>私がこの作品を観て感じたことは、強いとされているものと、弱者とを対比させているということです。
・・・なるほど。そういえば,そうです。社会や人生のの縮図のようにも思えます。
わざと説明不足にしている部分もあって,解釈が観客に委ねられているところが,なんとも重い後味の作品でした。

| なな | 2008/02/02 11:30 AM |
>ななさんへ
こんにちは♪

>当分ヒースの追悼記事を書いてます。
ほんとうに彼のこと・・・残念に思いました。

私は彼の作品を数多くは観てないのですが、今作の彼がとっても印象に残っています。

>わざと説明不足にしている部分もあって,解釈が観客に委ねられているところが,なんとも重い後味の作品でした。
なるほどぉ、ほんとそういう感じでしたね。
題材が重いテーマであるにもかかわらず、タイトルとのギャップで、知らずに観たら意表を突かれますね。

| なぎさ | 2008/02/02 3:49 PM |
うん、本当にこの映画のハル・ベリーはサスガ!
アカデミー賞を受賞しただけのことは
ありますよね〜。
でも、やっぱりヒースに見惚れて
しまいましたヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
| miyu | 2009/04/07 8:36 PM |
>miyuさんへ
こんにちは〜♪

>本当にこの映画のハル・ベリーはサスガ!

黒人女優初のオスカーでしたものね!
だけど今作のオスカー受賞で、こののちに彼女とっても苦しんでいるような感じもしています。
オスカー獲っても、その後これというような作品に恵まれないと逆に辛いでしょうね。

>でも、やっぱりヒースに見惚れて

私も、彼の作品では『ダークナイト』は別にして今作が一番好きですよ〜♪
『ブロークバック〜』よりもです。
ほんのわずかな出演時間でありながら、こんなにインパクトある演技ができる俳優さんってそんなにいないですよね!

タイトルからは想像できない重い重い作品でしたが好きな作品です!

| なぎさ | 2009/04/08 3:25 PM |
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