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2006.02.21 Tuesday author : なぎさ

ふくろう



「こっちさ上がってけれ〜」女はそう言って、男たちを部屋へと招き入れた。
「最高だった!」と男たちは感激し、娘が差し出すスペシャルドリンクを飲み干す・・・。


大竹しのぶが水を得た魚のように生き生きと、時には凄みも出して、全面にお色気ムンムンを搾り出して怪演する。

場面が主人公の家の一室だけという密室劇ということもあり、映画というよりも演劇の感じもある。

いきなり、大竹しのぶと伊藤歩がホームレスのような姿で、床を這い回るシーンから始まる。
「ねずみはうまかった!」と言いながら、木の根をしゃぶる二人。
と、次の瞬間、大竹演じるユミエは葬儀の幕や団旗をハサミで断ち、ミシンを出して縫い始める。

この二人↑が着ている服はそれらの幕で作った。


1980年頃の暑い夏、37歳の母親と17歳の娘の二人だけで暮らす集落を、尋ねた人たちが次々と失踪する。
失踪者を探しに訪れた人もいなくなってしまう。

その事件と、この親子は関係があるのか?

東北の山奥で起きた連続殺人事件を、ブラックユーモアたっぷりに描ききったのは新藤兼人監督。

すべてを見ていたのは「ふくろう」だった。

クセのある出演者ばかりの中で、圧倒的な存在感を見せたのが大竹しのぶ。
この作品で、2003年モスクワ国際映画祭の最優秀主演女優賞を獲得している。

娘役の伊藤歩は、200人のオーディションから見事この役をゲットした。
本作では、水浴びするシーンで真っ裸をご披露!
岩井俊二監督の『スワロウテイル』でのアゲハも印象に残ったが、彼女の作品はそれ以来になる。

共演者には柄本明、原田大二郎、六平直政、魁三太郎、田口トモロヲ、池内万作、蟹江一平など。

次々、現れてはこの親子のえじきとなっていく様が面白い。

改めて女の図太さを実感した。


余談ですが、大竹しのぶの告白本『私一人』、ウチの書店でも売り上げ絶好調でっす!

女優ってどんなこともお金になるんだ〜♪


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| 映画 《ハ行》 | 14:25 | comments(10) | trackbacks(2) | pookmark |
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| - | 14:25 | - | - | pookmark |
COMMENT
これ、観たいです!
なぎささんのレヴュー読んでて
バタバタと、私の本棚へ。
「ミステリーの系譜」という松本清張の短編集の中の
「肉鍋を食う女」にそっくりな感じがあったので。
でも読んでみたら舞台は群馬で戦時中の話でした。
1980年の実話なんでしょうか?
新藤兼人監督はお元気ですね!
実は明日のマイ・ブログ、私も邦画でそれも実録ものを
UPする予定です。
ナンカ、なぎささんと私、相通ずるもの、ございませんか?

大竹しのぶの後姿の表紙の本、見かけましたよ!
手には取りませんでしたけど。(笑)
| viva jiji | 2006/02/21 6:24 PM |
こんばんは!
「☆163の映画の感想☆」の163です!
お祝いのコメント、ありがとうございました!!

これからもヨロシクお願いいたします〜!
| 163 | 2006/02/21 11:20 PM |
>viva jijiさんへ
おぉ〜松本清張の本であるのですか?!
こちらは、東北の山奥で起きた連続殺人事件をモチーフにしているようなんですが・・・果たしてほんとにこんな事件があったのか、と思うくらい不思議な感じの作品でした。
男が来る・・・死ぬ・・・これの繰り返しなんですが、何故か引き込まれちゃうのは、新藤監督の手腕なのか、大竹しのぶの怪演のせいなのか。

私もね、実はviva jijiさんのレビューを拝見して観た作品がございます〜☆
これからUPしていく予定なんですよ!

それからドンゴンssiの『タイフーン』は劇場で予告を観て、私もしびれました!!
絶対、観たーい♪
韓国作品からも目が離せないですね☆



>163さんへ
コメント嬉しいです〜!

ランキングで1位に輝くってすごいことですよね☆
私など、まだまだですが、ひたすら地道にUP続けるしかないですよね。
163さんのブログを目指して、アタシも頑張っていきます!
| なぎさ | 2006/02/22 6:25 AM |
こんばんは☆
私もこれちょっと興味があったんですよね!

大竹しのぶと伊藤歩の組み合わせが、
なんとなくニクイですよね。笑
その他の出演者もかなり期待できそうだし☆
| batako | 2006/02/22 11:50 PM |
>batakoさんへ
是非、ご覧になってみてくださ〜い!
なんかねぇ、不思議な作品ですよコレ。
な〜んか引き込まれちゃう魅力は、大竹しのぶの演技か、監督の手腕かな?
観て損はないかと思います。
| なぎさ | 2006/02/23 7:45 AM |
へぇ〜!そうですか!
じゃあまたリストに入れておきます☆

と言いつつ、最近はTV放送のやつばっかり
見ているので、リストは増える一方です・・・。泣
がんばります!笑
| batako | 2006/02/23 5:25 PM |
おひさしぶりです。なぎささんのレビューを見てこの作品に興味を持ちました。最近は洋画ばかりだったのでほんとはいい邦画がないかなって思っていたんです!面白そうな映画教えて頂いてありがとうございます(^◇^)
| lisa | 2006/02/24 9:41 PM |
>lisaさんへ
嬉しいかぎりです!!
私の拙い感想記事を読んでいただいて、観たいと思ってくださる・・・ブログやってて良かった〜と思う瞬間です!

私もなんだか最近、洋物の生活習慣も顔立ちも、日本人とは程遠いところにある作品ばかり観てきて「お腹いっぱい!」って感じなんですぅ。
そんな時、邦画が無性に観たくなる!

それとね、lisaさん韓国映画はいかがですか?
私もちょい最近までは「韓流?チッ!」な〜んて舌打ちしてたんです。
ところが、ちょっと入ってみるとコレが良いんです!
どれ観ても私の琴線に迫ってきてます♪
良ければこちらもお試しを☆

あっ、じつは私、lisaさんのところへお邪魔はしているんです〜。
コメントも残さず失礼してますが、先日の「誕生数」もやってみました!
当たってるなぁ〜って実感☆
| なぎさ | 2006/02/25 8:06 AM |
暑い夏ガンガン見られてますね。トランスフォーマ、オーシャンズ13若い!「オーシャンズ13」は娘が帰省したときに見ようと劇場までいったらチケットの行列が凄くって、娘も前日までのサマソニの野外ライブでかなりお疲れ状態だったでパスしました。さてTBの中に「ふくろう」も上がってますので貼り付けに来ました。お時間あれば読んで見てくださいね。
| シュエット | 2007/08/16 4:01 PM |
>シュエットさんへ
はい、も〜、夫と娘の居ぬうちにと、ガンガン行っちゃってますよ!
だってね、ウチはレンタル店へ行くよりも、劇場の方が近いんですよ。
そこまでのたった5分の道のりを汗まみれになって3日間で3本観ました。
本当は今の時期、お子ちゃま達のパラダイスと化した劇場へは行きたくないんですけどね。

この作品ご覧になられたのですか。
ほとんど観てる方がいない作品かなぁと思うんですよね。
メール便で届いたんですが、舞台風でしたが面白い作品でした!
| なぎさ | 2007/08/16 5:43 PM |
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| blolog〔ポジティブレビュー〕 | 2006/02/21 3:12 PM |
自転車が出てくる映画、猫が出てくる映画…映画も、こんな風にちょっと見方変えてみるのも面白い。案外と見落としているシーンとか、気付かなかったこととか、それが隠れたキーワードだったりとかする場合もあったり… 私の名前「Chouette」はフランス語で梟。
| 寄り道カフェ | 2007/08/16 3:58 PM |