<< リトル・ダンサー | Main | 隣のヒットマン >>
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
2006.01.11 Wednesday author : なぎさ

息子のまなざし



我が子を殺した人間と出会ったとしたら、どうしますか?

監督ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟による独特の手法。
セリフがほんとに少ない。
静か〜に進んでいく。
そしてカメラがハンディーで揺れていて、まるでドキュメント映画を観ているような錯覚に陥る。
カメラワークは顔のアップ、または後頭部がおもで、引きのシーンより俳優の至近距離から撮影しているショットが多い。
音楽、全くナッシング!


それでも伝わるものがある!

主人公オリヴィエの苦悩やら葛藤やら憎しみやらせつなさやらが、画面からはみ出して迫り来るように。
オリヴィエを演じたオリヴィエ・グルメの嘘偽りの無い素の演技とでも言いましょうか。
この人の表現力には驚かされます。

<ストーリー>
職業訓練所で木工クラスを担当するオリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)のもとに、新しい訓練生が希望してきた。
生徒の人数が多いので、一度は断ったオリヴィエだったが、思い直し引き受けることにした。

その生徒は16歳のフランシス(モルガン・マリンヌ)という少年だった。
そして彼こそオリヴィエの子を殺害した本人だったのだ。


オリヴィエに再婚すると別れた妻のマガリ(イザベラ・スパール)が報告にやって来ます。
多分、子供を亡くした後、二人の間も冷めてしまって別れてしまったんでしょうね。

その元妻のマガリにオリヴィエは、我が子を殺した子が生徒として来たことを話します。
でも、自分のクラスに引き取ったことは言わずに。

ところがその後、車でオリヴィエとフランシスが帰宅する時に、マガリがやって来る。
感情を高ぶらせている彼女を見て、オリヴィエは車からとっさに飛び出し引き止める。
どうしたのかと心配そうなフランシスにオリヴィエは車に戻るようにうながします。

仕事とはいえオリヴィエはなぜフランシスを受け入れたのだろうか?


フランシスの目が、なんともど〜んよりしてて、5年間の施設生活を終えた今でも、被害者への謝罪の気持ちは薄いように感じた。

「人を受け入れることから、愛が生まれる」というキャッチコピーが表わすように、相手を否定することは容易いけれど、あえて自分の中に受け入れてみる。
それは理解するとまではいかなくても、ましてや許すことなどできなくても、それでもいいから受け入れてみる。
「罪を憎んで人を憎まず」とは言うけれど、頭では分かっていてもそれは実に難解で、そして勇気が必要な行動ではないだろうか。

観賞後、しばし考えさせられた。

監督の最新作「ある子供」も観てみたくなりました。
  ↓参加していま〜す♪



ブログランキング・にほんブログ村へ
| 映画 《マ行》 | 10:20 | comments(8) | trackbacks(5) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

| - | 10:20 | - | - | pookmark |
COMMENT


新しいブログランキング「トプログ」がスタートしました !

↓↓現在「参加ブログ募集中」です。
http://toplog.jp/?cid=taka
──────────────────────────
▼▼▼▼▼▼▼ ブログ登録3大メリット ▼▼▼▼▼▼
(1)月間総合ランキング1位に10万円贈呈!
(2)週間総合ランキングTOP 20のブログを毎週「各
   マスコミ・メディアにプレスリリース」致します。
(3)あなたのブログへのアクセス数が飛躍的にUP!
──────────────────────────
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↓あなたのブログも是非、参戦登録して下さい。(無料)
http://toplog.jp/?cid=taka
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↑ パソコン・モバイルのどちらからでも登録可能です!


| トプログ | 2006/01/11 3:36 PM |
トプログさん、コメントありがとうございました。
当方のブログは現在「ブログランキング」に参加して
上位ランクを目指し更新しております。
またの機会に。。。
| なぎさ | 2006/01/11 4:03 PM |
 はじめまして。僕のブログへのコメント
 ありがとうございました。

 台詞はほんとに少ないですね。でも伝わってくるものが
 ちゃんとありますね。表情が物語るとでもいうのか。

 重く考えさせられる内容でしたが、最後のシーン、
 オリヴィエとフランシスが再び作業を始めようとした
 あのシーンに一筋の光明を感じました。

 「ある子供」も観てみたくなりますね。
| ヤスオ | 2006/01/11 10:27 PM |
なぎささん、こんばんは〜。
2年目突入お祝いコメント、ありがとうございました!嬉しかったです〜。
遊びに来てくれていたんですね〜、とても感激しました。ありがとうございます。

私もこの映画、観ました。
そうそう、台詞が少なくてドキュメンタリータッチでしたね。
それぞれ“眼”が印象的でした。
私も観賞後は考えさせられたのを覚えています。
| izumi | 2006/01/11 10:48 PM |
んもう☆なぎささんてば、私が気になってる映画をがっつり観まくっちゃって〜☆

つい最近までCATVでダルデンヌ兄弟特集でやってたんです。が、タイミングが合わずに観れませんでした(T−T)

別れた妻がショック(?)で喘息の発作を起こしてコーヒーを飲ませるシーン辺りまでは見れたんですけどね(T−T)

またいつかやらないかなぁ・・・・

「ある子供」って「赤子を売り飛ばすなんて!」てそこに食って掛かっちゃいそうできっと私観れなーい
そこに食って掛かっちゃね〜・・・(^^;)

| ヨッシー | 2006/01/11 11:02 PM |
>ヤスオさんへ
コメント頂き嬉しいです!
あのラストの終わり方は意外でした。
ですが、あの後の二人はこの状況を克服して
理解し合えたのではないかという、何故か
期待も含め良い方向に考えてしまいました。

「ある子供」も期待できそうですね!


>izumiさんへ
コメントありがとうございま〜す!
は〜い、実はこっそりお邪魔している私です。。。
ブログ歴先輩のizumiさんを見習って、私も頑張らなくちゃ♪
もうすでに観賞済みでしたか、この作品。
そ〜そ〜、あの“眼”ですよね。
で、思ったのですがタイトルに“まなざし”と付いているように、あのカメラワーク自体が“まなざし”だったんですね、きっと。
そんなことも考えてしまうほど深い作品でした。


>ヨッシーさんへ
お〜っと、ヨッシーさんもすでにチェック入れてましたか!
私はな〜んとなく観てみようと思いレンタルしたのですが、これは観て正解でした!
他の方の記事で見たのですが、この題材となったのはイギリスで実際に起きた少年による幼児殺害事件だったそうです。
この事件は以前、TVで見たことあります。
主人公オリヴィエの職業も、当初はコックという設定だったそうですが、それでは包丁とか肉などで少し生々しくなるということで、木工の指導員になったらしいです。
ダルデンヌ兄弟は、こういった“病める社会”を描くことで“解決策”を見出そうとしいる気がしますね〜。

な〜んか、すっごい真面目なコメントしちゃいましたよ〜☆
| なぎさ | 2006/01/12 10:38 AM |
こんにちは!
この映画、ストーリーを読んでいただけで見たくなりました!時間があったらレンタルしてみます〜!
あと、「僕の彼女を紹介します」は去年の1月に映画館で見ましたよ〜!ちょっとゴーストっぽかったですかね?
違うかったかな?
明日14日、ダイヤモンドシティに映画見に行くので、キングコング見てみようかな〜。
| 荒井 覚子 | 2006/01/13 3:30 PM |
>あきちゃんへ
こんにちは〜♪
でしょ!良い作品ですよ、是非!
ハリウッド的な派手さはないけど、独特の雰囲気が琴線に触れてきます。

きゃーっ!あきちゃんも観たの「僕カノ」?
愛する人を事件で亡くすってところは「ゴースト」っぽいかな〜。
「ゴースト」で泣けたって言う人多いけど、
私はダメだったなぁ。
でもね「僕カノ」は泣けたんですよ〜。
これの前作にあたる「猟奇的な彼女」も
よかったら観賞してみて。
「僕カノ」のラストシーンを観た人にはわかる
「彼」が主人公です!
映画鑑賞なの〜いいなぁ、いいな!
だったら是非とも「キングコング」をスクリーンで
どうぞ〜♪
上映時間が長いから水分は控えめに。。。
| なぎさ | 2006/01/14 7:22 AM |
ADD YOUR COMMENT









TRACKBACK URL
http://nagisanodate.jugem.jp/trackback/141
TRACKBACK
UkiUkiれいんぼーデイ様トラックバック、ありがとうございました。blolog〔ブロログ〕では、カテゴリー別にトラックバックを募集中です。みなさん、お気軽にトラックバックして下さい、お待ちしております。
| blolog〔ポジティブレビュー〕 | 2006/01/11 10:51 AM |
原題は「 le fils 」 「息子」と言う意味。 人間は、最も憎い人間さえも受け入れる事が出来るのか。 そんな重厚なテーマで描かれている本作。 派手な展開はありません。 シーンを
| Cinem@niac | 2006/01/11 11:36 AM |
『息子のまなざし』  ストーリーの背景が分かり始めてからは、  もし自分が主人公だったら?と  問いかけながら観ていた。  愛息を殺された父の勤める職業訓練所に加害者の少年が入所してくる。  犯人だと知りながらも、日々その少年と接していくことで、
| 中上サンの身の丈ライフ | 2006/01/14 5:29 AM |
 2003年に公開された『息子のまなざし』という映画には痛く 感動した。ベタベタな感動ものには子供の頃に見飽きたため、 比較的ベタに感動を誘うものは好まないのであるが、監督も 感動を誘う為だけにこの映画を創ったのではないだろう。  この映画には
| 悩み事解決コラム | 2006/03/23 5:40 PM |
この映画はですねぇ、、、 某テレビ局が主催する新人シナリオコンクールで大賞を取った作品が この映画をパクった作品だと噂が流れたのですよ。 そこまでの作品て!?と興味を持ってDVDで鑑賞。 職業訓練所で木工技術の教官をしているオリヴィエのもとに、 ある日
| 映画、言いたい放題! | 2006/07/17 4:02 PM |