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2005.12.26 Monday author : なぎさ

デッドマン・ウォーキング



『その瞬間、誰よりもあなたは人間の顔をしていた』・・・再観賞しました。
考えさせられるそして難しい問題を監督したティム・ロビンスが、あとは観客の判断に任せます、と云わんばかりにストレ−トに投げかけてきます。
これはシスター・ヘレン・プレイジョーンの原作をもとにした実話です。

「デッドマン・ウォーキング」とは、拘留されていた独房を出て、死刑執行の場へ連れていかれる死刑囚の事を指す、刑務所内の隠語だそうだ。

殺人・強姦などの罪により死刑判決を受けたマシュー(ショーン・ペン)は、主犯格とされる男が終身刑に留まったことに憤慨しシスターのヘレン(スーザン・サランドン)に救いを求めてきます。

ヘレンが意を結して会ったマシューという男は‘救いのない犯罪者’であることを知り愕然とします。
ヘレンの母親が彼女に言います「せっかくのハートを空っぽの心に注がないで」と。
娘を心配する母の心情が表れています。

そして彼を支えることはヘレンにとって‘いばらの道’への第一歩となるのでした。

‘死刑によって死にゆく者’についての物語。
人前では傲慢で悪ぶった態度をとるマシューだが、死を前にして無実を訴えます。

ヘレンは被害者の遺族やマシューの家族にも会って、じっくり話を聞くことで‘救い’を見出そうとしているようでした。
まるでドキュメンタリーを見るかのごとく、相手の話しにうなづくだけで聞き入るヘレンの姿が印象的。
痛切極まりない遺族の悲嘆や憤り、憎悪にはその立場に置かれた人たちでなければわからない深い深い闇を感じました。

やがてヘレンはマシューの「精神アドバイザー」として彼の‘最後まで’を付き添うことになる。

余計な音楽もなく、淡々と進むストーリー。
監督のティム・ロビンス曰く「死刑の宣告を受けた殺人犯をロマン的に描かないこと。そして、犠牲者の家族に敬意を表し、尊敬を与え、この両方に忠実であること。」
公平なスタンスを最後まで持ち続けている作品だった気がする。
凶悪さと優しさの交錯するマシューという複雑な人物を演じたショーン・ペンの真に迫る演技には感動した。
ただ、あの髪型はどうだろうか?
いつもキレイにリーゼントでキメてる!
死刑囚なのに、あんなオシャレできるのかしら?ってふと思いました。

ラストに流れるブルース・スプリングスティーンの歌う「デッドマン・ウォーキング」という曲が切なく流れて、この作品のもの悲しさを誘った。


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| 映画 《タ行》 | 07:30 | comments(4) | trackbacks(5) | pookmark |
2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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| - | 07:30 | - | - | pookmark |
COMMENT
うぉ〜これは、あたしの映画鑑賞歴の唯一二度と観られないであろう作品です。衝撃が強すぎました。この二人の共演ということで真っ先にチョイスしたけれど、これほどしんどい作品はなかったです。レイプシーンの残忍さも見慣れてない頃だったし、リアルすぎてショックでした。この作品を観た劇場もそれ以来行けないのですよ・・いい作品を上映する劇場だと思うけども・・
ティム・ロビンスの手腕が絶賛されたことと、大女優のスーザンをスッピンにしたことが話題になりましたが、後にペンがティムを殺しちゃった映画(ミスティック・・)で二人のツーショットがヘンな感じでした。
| グロリア | 2005/12/27 1:03 AM |
>グロリアさんへ
うわぁ〜コメント嬉しいです!
グロリアさんの中ではそれはどの強烈なインパクトを残した映画なのですね。
確かに、私などは初めからビデオで観たので、受ける印象が劇場での観賞とは違って和らいでいたかも・・・です。
大きなスクリーンで観たなら、あの迫真の演技と相まって固まっちゃうでしょうねぇ。
T・ロビンスはイーストウッドと並んで、名優で名監督であることを証明した人ですよね。
また奥様にオスカーまでプレゼントしちゃう良き夫です!
あ〜っ、そうでしたね!「ミスティック・・」でツーショット!
仕返しか?って感じもしますね〜(笑
| なぎさ | 2005/12/27 7:54 AM |
なぎささんこれは何度か鑑賞されてたんですね。
演技のうまい俳優のすごい映画だったな・・・という作品ですが
とにかく重かったですね。
何をどう感じたらいいのかもわからないくらい
いろいろな思いがぐちゃぐちゃになって襲いかかってきました。

私もあの死刑囚の髪型のこと書きたかった!
いつもビシッときめていたけれど刑務所内では整髪料って自由?
刑が確定した者は特別扱いのようなことも言っていたけれど、
どうもあれは不似合いでしたよね。
| ジュン | 2006/06/15 11:19 PM |
>ジュンさんへ
本作を初めて観たのは、ビデオが発売されてすぐだったと思います。

その後も何度か観ていたのですが、何度観ても気持ちが沈む作品です。
やっぱり人の「生死」を描いた物は観るのが辛いですねぇ。

ともすれば、この手の作品で、観ている側が「死刑囚」に同情したりすることもあるのでしょうが、監督のT・ロビンスは、そういうふうに持って行かなかったというのは良かったと思いました。

あの整髪料だけは、納得いかないですよね!(笑)
| なぎさ | 2006/06/16 11:54 AM |
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| blolog〔ポジティブレビュー〕 | 2005/12/26 8:06 AM |
デッドマン・ウォーキング実際に死刑囚の精神アドバイザーを務めた修道女ヘレン・プレジャンの本に感銘を受け映画化を熱望したサランドンがヘレン本人に扮し、夫のティム・ロビンスが監督した人間ドラマ。死刑制度の是非を辛辣に問いかける力作。ニュー・オリンズ。“希
| 虹ノ上の映画館+α | 2005/12/26 3:19 PM |
とても、深く、そして重い映画でした。 死刑。 死刑を認めるか否か。 倫理的な問題。 人間の尊厳。 語りつくせない問題が、この言葉の裏側にはあります。 でも・・ 個人的には、殺害や、事件が加害者の一方的な欲求とか、一方的な悪意によって もた
| 極私的映画のススメ | 2006/01/08 12:42 PM |
http://nagisanodate.jugem.jp/trackback/119 ? 今まで愛したことなどなかったのに。 アカデミー賞が好きそうな映画やね。テーマは‘死刑’やのでずっしりと重いはずが、決して絶望だけを残すような映画じゃないところが、監督ティム・ロビンス(←役者さんでもあ
| 耳の中には星の砂の忘れ物 | 2006/01/24 5:53 PM |
【DEAD MAN WALKING】1995年/アメリカ 監督:ティム・ロビンス  出演:スーザン・サランドン、ショーン・ペン、ロバート・プロスキー、レイモンド・J・バリー むごい犯行シーンがフラ
| BLACK&WHITE | 2006/06/15 11:20 PM |