2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
2009.04.12 Sunday author : なぎさ

レッドクリフPart-未来への最終決戦-

JUGEMテーマ:映画



2009年4月10日(金) 公開

★★★★★ これでスッキリ 星5つ!


あらら、みんなダンゴをありがとう♪ダンゴで乾杯!


私は結構Part気好きでして。
とにかく興奮しまくりました!


で、後半はどちらかと言えば落ち着いて最後まで観れましたね。

前半に引き続き導入部分での簡単なCGでの説明や、あらすじ的な所もおさらいになっていて分かりやすかったです。


昨晩、TBSの「世界、ふしぎ発見!」を途中から見てしまいまして。
だからあの10万本の矢を孔明がどうやって集めたかとか・・・
風向きを利用して作戦を立てたのも分かってしまって・・・映画で新鮮に驚きたかったのに。

余談ですが、孔明の子孫って1000年間も行方が分からなかったらしいですね。

それもそのはず彼の子孫たちは、彼の教えをよく守って"八卦の陣"の形をした町を造り、そこで密かに暮らしていたそうです。

周囲を山に囲まれていたため長い間、知られることなく暮らしていたとか。

孔明の子孫には医者が多く、第49代目という子孫の女性も医師だと言っていました。



で今回は、男達の戦いの中でひときわ頑張っていた、しょ〜こぉ〜が良かったわ!

"しょうこう"と言っても麻原ではありません。

若き日の奥田瑛二にちょっと似てる孫権(チャン・チェン)の妹・尚香(ヴィッキー・チャオ)なんですけどもね。

星野仙一に似た曹操(チャン・フォンイー)率いる敵地に尚香は一人で潜入し、敵の動きを伝書鳩に託して知らせるという重要な役割を果たすわけです。

で、また今回は尚香のロマンスもあり〜ので。

若乃花似の"しゅくざい"という兵士との淡い恋心ですよ。

しかし、尚香を見て男だと信じていた敵もどうかと思いますけど。

ちなみに孫権軍の重臣・魯粛(ホウ・ヨン)は、どう見ても坂東三津五郎だった。


いよいよ決戦の時。

ところが周喩(トニー・レオン)の妻・小喬(リン・チーリン)がいなーい!

な、なんと一人で敵地へ行ってしまった!

何をすんねんと。

旦那たちが今から戦おうっちゅー時にと。

でもね、小喬は子供を身ごもったことで一層、平和を願うようになっていたんだね〜。

だから愚かな戦いはしないようにとお願いに行ったんだねぇ。


小喬参上で鼻の下を伸ばす星野仙一似の曹操。

「お茶でもいかが」

・・・このお茶一杯が曹操のスケベ心に火をつけて、この決戦の命取りになろうとは!


火 火 火っ!みたいな感じでしたねぇ。


スクリーン一面が炎に包まれる!


あっと言う間に80万の曹操軍が壊滅状態に!



そして一時は退散したはずだった劉備軍の武将たちが加わった!


完全に連合軍の圧勝!

これってまさかが実現ですよね。

団結と入念な作戦と勇気でしょうかね。



前編に引き続き諸葛孔明の金城武は良かったです!

聡明で凛として立ち振る舞いがなんとも孔明なんですよね。

対する周喩役のトニー・レオンも司令官としての任務と妻を取るかの瀬戸際ですぐさま戦いを優先させるという武将の生き様を渾身で演じてましたね。


最後に落ち武者状態の曹操に向かって周喩が投げかけた一言

「勝者はいない」

この一言にジョン・ウー監督が描きたかったものが詰まっていたんじゃないでしょうか。


ラストは、孔明が取り上げた馬の萌萌(もんもん)を差し出す周喩と小喬。

萌萌と去っていく孔明。

本編開始前にジョン・ウー監督からのメッセージが。

こういう世の中だからこそ頑張っていきましょう、みたいな内容でしたが、最後に"皆さんが奇跡を起こしてください"と結んでありました。

今作を観て思ったのは"成せばなる、成さねばならぬ何事も"

不可能な事も気持ち一つで可能になる・・・かも!











| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 17:09 | comments(26) | trackbacks(54) | pookmark |
2009.03.22 Sunday author : なぎさ

リリィ、はちみつ色の秘密

JUGEMテーマ:映画



2009年3月20日(金) 公開

★★★★★+α あぁ〜もぉなんだかとっても好きだこれ♪ 星5つに+α付けちゃう!


姉妹の名前が暦からっていうのが岡倉姉妹(渡鬼)といっしょね♪



予定に無かった作品だったのですが、ご覧になられた方のレビューを拝見したらとても良い作品のようだったのと、出演者が素敵だったので足を伸ばして鑑賞してきました。

スー・モンク・キッドのベストセラー小説の映画化。


14歳のリリィ(ダコタ・ファニング)は母の死に深い悲しみを抱いていた。
愛を感じることなく育った彼女がある時、旅に出る。
そしてたどり着いた養蜂場。
リリィはそこで個性豊かな三姉妹と出会い成長していく。


もぉ〜ね、やっぱり巧いね!

ダコタ・ファニングちゃん巧すぎる!



主人公リリィとほとんど同じ歳の彼女。
ちょうど少女から大人へと成長していく過程でもあり、まさに"今"しか観られない彼女の、言い換えれば貴重な作品かもしれない。


そして脇を固める女優陣の素晴らしいこと!




リリィの家の家政婦ロザリンを演じたジェニファー・ハドソンは今作でNAACP(全米黒人地位向上協会/全国有色人種向上協会)による「イメージ・アワード賞」の最優秀新人賞を受賞したのです。


この作品の時代は1964年で、黒人差別が色濃く描かれています。

黒人にもようやく選挙権が与えられたものの申請に行くと袋叩きに合う始末。
食堂に入るのも、映画館での鑑賞にも黒人差別が付きまといます。
マーティン・ルーサー・キング牧師が勝ち取った公民権運動も根強い黒人差別の前には効力を発揮できていない。

そんな時代、誰がこの45年後に黒人の大統領が誕生するなどと想像したでしょうか。


リリィと歩いていたロザリンが白人男性から差別的な言葉を受け、思わずその男性の靴に噛みタバコのカスが入ったコーヒーをかけるというシーンがありました。

その場で身柄を拘束されたロザリン。

J・ハドソンはそんな社会に深い憤りを抱きながらもしっかりした信念を持つ女性ロザリンを好演していました。


さらに・・・

養蜂家の長女オーガストを演じるのはクィーン・ラティファ

この人の存在感っていつ観ても圧倒的なのよね!
なんだろ、懐が深ぁ〜い"肝っ玉母さん"みたいな存在感が大好きだ♪


幼い頃から傷つきながら生きてきたリリィを優しく包み込むように受け入れるオーガスト。


次女ジューンにはアリシア・キーズですよ!

ルックス的には彼女の美しさが三姉妹の中で際立ってましたぁ。
クールで、リリィたちになかなか心を開かない。
恋人はいるけれど結婚にとらわれない生き方をしている。

昨年『クマきれ』でも出てましたが、こちらの役のほうが断然良いです。


ハドソン、ラティファ、アリシアと三人の歌姫が揃い踏みなのに歌うシーンは2箇所のみ。
一つはハドソンらが歌っているのをアリシアが止めてしまう。
もう一つはラティファが悲しみをこらえ歌うというシーン。
どちらもほんの少しだけで、歌のシーンを売り物にしていないことがわかる。


三姉妹の三女メイにはソフィー・オコネドーです。

純粋なあまりあらゆることに心を痛め傷ついてしまうメイ。

この人、どこかで観たなと思ったら『ホテル・ルワンダ』ドン・チードルの奥さん役してた女優さんだ。
この方お母さんはユダヤ人で、彼女ブラック・ジューなんですね。
繊細なメイを純真に演じてて良かったです。


その上にリリィの父親T・レイにはポール・ベタニーです!


この父親がですねぇ、リリィを愛しているのかいないのか・・・厳しい体罰を与えたりもするんです。
妻への愛情が深かったゆえにリリィを素直に愛せないという複雑な心境をベタニーが苦悩の表情を浮かべながら好演!





ジューンが恋人ニール(ネイト・パーカー)とベタベタし過ぎなのが気になりつつ・・・。

はちみつ作りを手伝っている黒人青年ザック(トリスタン・ワイルズ)とリリィの淡ぁ〜いロマンスは良かったです。



でね、これって製作と製作総指揮にウィル・スミスジェイダ・ピンケット・スミス夫妻の名前を発見!


いやいやW・スミスって自分の出演している作品はここんとこイマイチ感いっぱいなんだけど製作側に周ればこんな素晴らしい作品をプロデュースできるんだと思いましたね。


リリィはお母さんから愛されていなかったのか。
お母さんは本当にリリィを捨てたのか。


その答えはラストで明らかになります。

・・・そしてリリィは決断する。

木漏れ日にふわ〜っと包まれるような作品でした。



    *−☆・.゜:〜*−☆・.゜:〜*−☆・.゜:〜*−☆・.゜:〜

今作は"ホームの劇場"では上映がなく・・・。

梅田のアネックスへと向かいました。

ここはTOHOシネマズ梅田の向かい側にある劇場です。

スクリーン9と10はこちらの劇場の中。

扉がすぐ後ろにあるためエンドロールになると席を立つ人が開ける度にスクリーンに光が入って観辛かったです。
| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 17:45 | comments(10) | trackbacks(25) | pookmark |
2009.03.20 Friday author : なぎさ

ワルキューレ

JUGEMテーマ:映画



2009年3月20日(金) 公開

★★★★★ 軍服にアイパッチのトムに萌える 星5っつ!


「そぉーとぉー!!!」「なんだね、吉田くん」



しっかし、悪党っちゅーのは死なんなぁ〜。


なんとこの暗殺計画以前にも40回を越えるヒトラーへの暗殺計画があったというから驚きです。

それを全て潜り抜けてきたんですから、ヒトラーというのはほんとに悪運が強い!


世界に悪夢をもたらしたヒトラー。

しかし、この悪魔の独裁者に全ての人間が忠誠を誓っていたわけではないことが救いだった。



昨年から期待していた今作。
初日の初回で鑑賞。


監督がブライアン・シンガー、脚本が『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー脚本賞を受賞したクリストファー・マッカリー

そして主演がトム・クルーズとなればおのずと期待値は上がってまいります!


冒頭の戦場シーンからして迫力ある映像でスクリーンに見入ってしまう。

最初は日記を書いているというシーンでドイツ語だったのが次第に英語へと変っていきますが違和感はない。


傷を負ったシュタウフェンベルク将校(トム・クルーズ)

左目と右手首を失い、左手の指も2本失った。


彼は誓った・・・祖国の未来のために!!!


"ワルキューレ作戦"とは・・・

ドイツ国内での有事の際に反乱勢力を鎮圧する既存のオペレーション。


シュタウフェンベルクは、この作戦を利用してヒトラー独裁政権の転覆を成し遂げようとした。


まず、"ワルキューレ作戦"に共謀したメンバーをよく知っていたほうが分かりやすいと思った。


ベック(テレンス・スタンプ)
最も早くからヒトラー政策に不満を持っていた陸軍参謀総長。
"ワルキューレ作戦"成功のあかつきには国家元首になるはずだった。


トレスコウ(ケネス・ブラナー)
冒頭で酒の瓶に爆弾を仕掛けヒトラー暗殺を実行するも失敗に終わった人物。"ワルキューレ作戦"の際には前線に送られていて実行役をシュタウフェンベルクに託した。


オルブリヒト(ビル・ナイ)
予備軍副司令官。
"ワルキューレ作戦"を上官のフロム名義で発動させたキーパーソン。


オルブリヒトの副官だったクイルンハイムという人物も重要な役割を果たします。


ヘフテン(ジェイミー・パーカー)
シュタウフェンベルクの副官。
暗殺実行に同行し、最期はシュタウフェンベルクの前に立ちはだかって銃撃を受けた。


フェルギーベル(エディ・イザード)
陸軍通信部隊の司令官で、この作戦が実行された際には通信回線を切断する任務を負う。


以上の人物は全てシュタウフェンベルクと同じく良心に従って世界を変えようと協力する人たちだ。



しかしフロム(トム・ウィルキンソン)だけは曖昧な態度を取る。
ところがこの人物こそが"ワルキューレ作戦"の発動権を持つ予備軍司令官だった。


トレスコウが"酒瓶爆弾"を側近に渡すくだりもドキハラだったが、失敗した後はさらにハラハラ。

"ワルキューレ作戦"の文書を改ざんし、ヒトラーのサインを貰いに行くところも緊張感みなぎる。

このヒトラーを演じたのはデヴィッド・バンバーという方。
『ヒトラー〜最後の12日間〜』ブルーノ・ガンツも似てましたが、この方もそっくり!


そして1944年7月20日
会議中に爆破させることができた後からは一気に見入ってしまう!


当然、この"作戦"が成功していないことは世界中の誰もが承知の上。

それを踏まえた前提でも、ここでこの悪魔が死んでいてくれていたら・・・。

シュタウフェンベルクらの革命が成功していたら・・・。

そんな想像を抱きながら観てしまうのです。


この作戦が失敗した要因としては
・二つ用意していた爆弾が一つだけになってしまった
・地下室で行われるはずだった作戦会議が、当日の暑さのため地上の会議室へ変更された
・ヒトラーの足元に置いていた爆弾の入ったカバンが移動されてしまった


皮肉にもヒトラーにとっては命拾いをする偶然が重なったことになった。



7月21日へと日付が変った直後
銃殺されたシュタウフェンベルクの右目はキッと見開いたままだった。
彼の目は妻のニーナ(カリス・ファン・ハウテン)との別れのキスを見つめていた。





私はここで涙が溢れました。

彼らの正義に。

勇敢に独裁者に挑んで散っていった彼らのことを忘れてはいけないと。


奥さんや子供達には危害が及ばなかったことだけが幸いでした。

妻のニーナは2006年4月2日 92歳で死去したとのこと。
ご長男は軍人だそうです。


悪魔によって蹂躙されていた時代に、こんなにも正義感を持って闘った人たちがいたことをしっかり覚えておきたい。

そして彼らの死は絶対に無駄ではなかったと言えるでしょう。

こんな書籍を見つけました。

「ヒトラーに抗した女たち」



ファシズム体制下で女性の抵抗運動に焦点を当てた貴重な歴史の記録を綴った本書。

著書はミュンヘン生まれの歴史家・作家のマルタ・シャート。

この中には『白バラの祈り』で描かれていた、大学生として抵抗運動に身を捧げたゾフィーショル。

そしてこの『ワルキューレ』の爆破計画の中に女性活動家もいましたよね。
その活動家の一人は奇跡的に生き延びたそうです。
彼女は戦後、言論者としてナチス国家の悪を叫び続けたということなどが書かれているそうです。

ヒトラーに少しでも異論を唱える者はゲシュタポに逮捕され死刑を宣告されたこんな時代に、ヒトラーを批判し抵抗運動を起こした勇気ある女性たちが存在したことを改めて賛嘆したい。





| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 16:24 | comments(26) | trackbacks(71) | pookmark |
2009.03.16 Monday author : なぎさ

4ヶ月、3週と2日

JUGEMテーマ:映画



2008年3月1日 公開作品
2008年9月9日 DVDリリース

★★★☆☆ こういう話はいつも女性が傷を負う 星3っつです!


カーネーションじゃだめなの?
グラジオラス47本でもいいんじゃないの?
ってか私、そのパーティ行かなきゃダメなの・・・・・?



中絶を描いた作品と言えば『ヴェラ・ドレイク』もありましたが、私はフランスで女性最後のギロチン処刑者となった人物を描いた『主婦マリーがしたこと』のほうが好きなんです。


が!しかし、それらはいずれも中絶を行う側を描いたものでした。

今作はそうではなく、主人公は中絶を依頼した女性の友達です。


カンヌでパルム・ドール賞を受賞しています。
予告を観て興味を惹かれたのですが。



1987年 ルーマニア

独裁政権で有名になったチャウシェスク大統領が失脚する少し前の時代です。

今でもチャウシェスクと妻が銃殺刑で処刑される模様が一部始終、撮影されていた映像を思い出します。


国民は自由を奪われ生活も困窮していました。
この作品からもそれが伝わってきます。

車はほとんど走っておらず、道路も整備されず、物資も灯りも乏しい。

日本はちょうどバブル景気に浮かれていた時代ですが、この国を見ると昭和30年代くらいの様相です。


当時のルーマニアでは避妊も中絶も認められていなかったらしい。

もし中絶が見つかったら刑罰に処せられる。

そんな時代にすでに4ヶ月も過ぎた胎児を堕胎しようとするカビツァ(ローラ・ヴァシリウ)

彼女の手助けをするルームメイトのオティリア(アナマリア・マリンカ)


二人とも学生で寮住まいのため、ホテルで堕胎手術を受けようと予約するが手違いで予約されていない。

しかも闇医者ベベ(ヴラド・イヴァノフ)からは報酬金額のことで叱責される。


オティリアが思わず取った行動が・・・・・・。


この闇医者がかなり曲者!
なんだかんだと恩に着せるような言い分を散々のたまった後には・・・。


しかし一番、分からないのはルームメイトというだけで、オティリアはなぜ自らを犠牲にしてまでカビツァにここまでしてあげるのだろうという疑問です。


それにカビツァのお腹の父親のことにも一切触れていません。

しかしながらまだ学生であることを思えば、恐らく相手も学生で産めない事情があることは察しがつきます。


この作品はワンシーンがほとんど長回しで、しかもハンディカメラで撮られています。

冒頭部分では、学生寮の中を動き回るオティリアの様子や、恋人アディ(アレクサンドル・ポトチェアン)とのたわいない言い争いが延々と流れて少々退屈しました。


やっとホテルに闇医者が到着し堕胎を行うというあたりは、いよいよ核心に入ったと見入ったものの・・・。


全体的には思ったほど響いてこなかったというのが正直なところです。


それでもバスルームにタオルに包まれた胎児の死体が映った時にはハッとさせられました。

その後、オティリアがその遺体を自分のバッグに入れ、捨て場所を探して街をさまようのです。

医者からは埋めると犬に掘り起こされるので、高層ビルの上のゴミ捨て場に捨てるように言われていました。


それでもカビツァはゴミ捨て場よりも、産んであげられなかった自責の念からかせめて埋めてやりたいとオティリアに頼むのでした。


いやぁ〜しかし、オティリアよくやってあげたなぁ!


監督はクリスティアン・ムンジウ

中絶を通して独裁政権下での庶民の苦しみを描きたかったそうですが、もちろんそれは感じますが、どちらかと言うと女同士の友情のほうが強く感じたかなと思う作品でした。













| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:35 | comments(4) | trackbacks(8) | pookmark |
2009.03.07 Saturday author : なぎさ

YATTERMAN〜ヤッターマン〜

JUGEMテーマ:映画



2009年3月7日 公開

★★★★☆ 日本の政治家はアホでもヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えなぁ〜い!ってことで 星4っつです!



説明しよう!


深田恭子のドロンジョ様が観たかったから、初日の初回で観てきたのだ!

ということで、ドロンジョ様のフカキョン限定で★4っつになりましたわ〜♪



これ↑ですよ〜これ!


いやぁほんと、たまらないっす♪

いきなり彼女の登場シーンで、カメラが顔から胸へとなめるように映し出す!

あぁ〜あの網タイといい、胸の谷間といい・・・って、アタシはおっさんかい!

でもね、おばちゃんが見てもこのコスプレは良かったよ!

ものすごいハマり役で驚いた!

これをやってのけた深田恭子を褒めてあげたい!




ボヤッキー役の生瀬勝久と、トンズラ役のケンドーコバヤシもハマってましたよ〜。


っつーか、実は私、30年前の放送も見てなかったし、今のリメイクは子供が見てるのをチラ見する程度なんですけどね。


ま、ま、こんなおばちゃまでも映画はそれなりに楽しめるように作られてるってことです。

なんたって三池崇史監督ですからね!


というか、驚いたのが・・・

実物のヤッターワンが5.5mもあって製作費3000万円もしたとか

ヤッターマン1号、2号とドロンボー一味の5人の衣装代だけで5000万円だとか

3000平方メートルの調布の空き地にJR渋谷駅を見立てたセットが本物そっくりに作られてる
・・・とかも凄いんですが。


もっと驚いたのは意外とス○ベモードで描かれていたってことですよ〜。


まず、フカキョンの衣装は言うまでもないんですが、あれはあれで原作に忠実なんで仕方ないとしても。



海江田翔子役を演じたこの子、岡本杏理↑の扱いが、ものすごくGとIの間だったこと!
※まともに書くとあっちら系のTBが着たり、他の方へTBできなくなったらいけないので


これって半分は監督のおもちゃだなと・・・思っちゃいましたね。


だって、お父さんの海江田博士(阿部サダヲ)を探しに行った先で翔子がサソリにかまれたんですが、そのかまれた場所が・・・


内モモ。。。しかも上のほう。。。


そこをヤッターマン1号に扮した櫻井翔が、毒を吸い取るということで・・・

チューチューするってどーよ!

いやいや、子供と一緒に観に行ったんで、ちょっとドキッとしましたねぇ。


それ以外にも、ヤッターワンにしがみつく翔子のスカートがめくれて太ももがあらわになってたり!

ラストでお父さんと"南ナルプス"から帰るシーンで、大また開きで再び太ももが!!!


かと思えば、殴られて鼻血タラーッみたいなのとか。

まだ14歳だという彼女にちょっと監督、遊び過ぎ〜。

他にも生瀬さんの下○身を脱がせちゃうとかもね!




櫻井クンと福田沙紀のヤッターマンもキマッてました!

この役はワイヤーアクションが大変だったようですね。

あと、日本ではまだ3台しかないという1億円もするマシーンで、人物を"サイバースキャン"で3次元解析し、"CGのスタントマン"を作り上げるというもの!!!


これでCG化された翔クンの"スタントマン"は、トンズラが放り上げた車をよけるというシーンで効果的に使われていたのです。


これらCGはこの作品の9割も使われており、しかもCGディレクターは太田垣さんという女性の方だったんですね!


ベテラン美術監督の林田裕至さんの詳細に作りこまれたセットと合わせ高度な技術を駆使した出来栄え・・・だったわけです。

いぇこれらは帰宅してTVでやってたのを見ただけですが。


声優さんたちをいろんな場面で出演させていました。

山寺宏一は、今ではほとんど俳優業もこなしますが、小原乃梨子、たてかべ和也ら声のドロンボー一味も登場!

あとはやはり、ベテラン声優の滝口順平さんのドクロベエあってのヤッターマンですから、この方がそのまま声を演じてくれたことも大きな功績でしょうね。

もひとつ、今回は意外とあっさりだなと思った阿部サダヲ・・・。

最後に怪演を披露してくれました!

でぇ〜もぉ〜、やっぱり最終的には深田恭子のドロンジョ様に尽きます!!!


三池監督、今度はいよいよ『クローズ ZERO供楽しみです♪















| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 17:02 | comments(22) | trackbacks(56) | pookmark |
2009.01.30 Friday author : なぎさ

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

JUGEMテーマ:映画



2009年1月24日 公開

★★★★★ なかなか良かった!星5つ!


夫婦ゲンカで雨降って地固まる・・・とはいかなかった。



映画でアメリカ人の夫婦ゲンカを観るといつも思うのよ、すんごいよね!

思いっきりするよね、あの人たち。

旦那が言った倍ぐらい返す


この映画ね、ほとんどウィーラー夫妻が口ゲンカしてました。

だけど、ウチの夫婦も以前はよくケンカしたのでなんとなく分からないでもない。
でもね、ウチの場合ケンカしながらお互いに理解を深めて、結果として雨降って地固まる的な部分がありましたから。

あるよ、そらぁ〜、日々の生活の不満とか将来の不安とか。
それは誰でもあるっしょ。

独身の時にしたかった夢とか、目指してたものとか。

そんな事はどの夫婦にもあると思います!


それでもね、だからってんじゃ、夫に会社辞めてパリへ行きましょ・・・と。

少しくらいなら蓄えあるし、私が働くからあなたは家で好きなことして生活してて・・・と。


なるか?

絶対ならないですよ。そこはね。



そんなことを突然言い出すんですよ、妻のエイプリル(ケイト・ウィンスレット)が!!!

いやいや、例え妻がそんなことを言い出そうとも、そこは夫が賛成するとは思えない。

ところがですよ、この少年のような心を持った一家の主・フランク(レオナルド・ディカプリオ)は、最初は「何を言ってるんだ」みたいなことを言ってたんですが・・・。

しばらくすると「ん〜、そぉね、行くかぁ」と、その気になってしまった!


も、そうなったら二人の間で盛り上がるのは明かですよね。

気持ちはもぉパリですよ!

エッフェル塔ですよ!


ところが友人たちにそのことを伝えると、みんなどの人も・・・

(*・_・)ハァ? みたいな

(´ム`;)今なんて? みたいな

も、そんなリアクションです。

そりゃそうですよね、私が友人でもそんなリアクションしたでしょう。


でも真剣なんです、二人は・・・。

日々の退屈な仕事にうんざりしていたフランク。
エイプリルも同じだった。


そして着々とパリへ向けての準備が始まっている・・・はず、だった。



ところが、夫・フランクに昇進の話しが。

立場も優遇されるし、給料もUPする。
やっぱそぉなるとフランクも会社に未練が出てきます。

一方、妻・エイプリルには予期せぬ3人目の妊娠が発覚!

こうなると二人の計画が徐々に遠ざかっていく。


まずね、このエイプリルという女性は女優になりたかったのね。
市民劇団で公演もしたんだけど、所詮、素人の集まり。

それにしてもフランクがパリにこだわる理由がイマイチ分からなかったんですけど。




巷ではもっぱら言われてるのが、"『タイタニック』以来の永遠のカップル復活!"


あの当時観ましたよ映画館で、夫と付き合ってる時でした。

あの時は、先日の『感染列島』での妻夫木&壇れいじゃないですが、ディカプリオが童顔でケイトが老けていたのでアンバランスな感じが否めなかったのですが。

今作ではディカプリオがほどよくオッサン化し、ケイトは意外と変らずで、ちょうど釣り合いが取れてイイ感じになってます!


ケイトの夫で監督のサム・メンデス


メンデス監督作品は『アメリカン・ビューティー』以来ですが、この監督の描き方は好きです。


それにしてもレオ様もケイトも熱演でした!

ディカプリオは血管が切れそうなほどの迫力で怒り狂います。

しかしその彼の演技を上回るほどケイトの淡々とした演技にも目を見張ります!


特に、終盤の激しいケンカの翌朝、

何事もなかったかのように静かに台所に立つ彼女。

その後の夫婦だけの穏やかな朝食シーンは、

これから何かが起きるであろう予感を含ませた見所の一つとなっている。



主演の二人以外にも脇を固めた俳優陣も素晴らしく、近所の老夫婦ヘレンにはキャシー・ベイツ

ウィーラー夫妻は特別な夫婦だと持ち上げていた彼女が、ラストで犬を膝に乗せながら実は"変わり者の夫婦だった"と掌を返すように吐き捨てる。

そんな妻の話を聞いていた夫が補聴器のボリュームを下げるというシーンでこの映画は終わる。


この夫婦の長男で精神的に病んでいるジョンを演じたのはマイケル・シャノン

ジョンはウィーラー夫妻の心にズカズカと土足で入り込みます。

それでも彼の言うことが、まんざら外れていないだけにフランクは腹が立つ。

極めつけは妊娠したエイプリルのお腹の子を指差して言った「この子じゃなくてよかった」の一言。




思ったんですが、とにかくこれって夫婦のことばかり!

ちゃんと6歳と4歳の子供がいるのに子供はおざなりなんです。

ほとんどのシーンで子供たちはベビーシッターや友人の家に預けられていることになってました。

それと言うのもリチャード・イエーツ原作の「家族の終わりに」でも子供のことは重要視されていないのだそうです。


望まなかった最初の妊娠。
それを知ったフランクは男として責任を取るため家庭人になり、それが正しいと証明するためもう一人子供を作った。



一番心に思ったのは・・・子供たちが可哀想でした。


それに結局エイプリルは何がしたかったんだろう?

あんなことをしたのは夫への恨みと、それでも諦めきれない自己実現からだったのか。


レボリューショナリーロードに住む特別な夫婦ウィーラー夫妻は悲しい結末となった。

精神を病んだ息子を抱えるヘレンの夫婦。

ミリー(キャサリン・ハーン)とシェップ(デヴィット・ハーバー)の夫婦。

夫婦って所詮は他人。
だけど親よりも長い間、生活を共にする。
言わなきゃわからないけど、言っちゃいけないこともある。
愛情の"愛"はいつか姿を消しても"情"は深まる。

相手に多くを求め過ぎず、忘れちゃいけないのは相手への感謝。

だってやっぱり縁あって結ばれた夫婦なんだから。

たまには言ってあげようかな「お父さん、今日もお仕事ご苦労さまでした♪」って。

そんなことをふと思った映画だったのです。









| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:18 | comments(14) | trackbacks(37) | pookmark |
2008.12.03 Wednesday author : なぎさ

夕凪の街 桜の国

JUGEMテーマ:映画



2007年7月28日 公開作品
2008年3月27日 DVDリリ−ス

核爆弾の恐ろしさは孫末代までも



現在、日本の人口のうち70%くらいは戦争体験の無い人なんじゃないでしょうか。

戦時中に生きていたという人でも、当時まだ幼かった人は記憶がないでしょうし。

そうするとはっきり記憶が残っている世代と言えば、私の母が72歳なのですがこのくらいの方が最後かなと。

終戦時点で母は小学校3年生くらい。
戦時中の話は私が幼い頃からよく聞かされてきました。
防空壕での恐怖、空襲の地獄、食糧難の惨めさ・・・。

まるで私自身が体験してきたかのごとく、繰り返し聞かされた戦争の話し。

だから私は思うんです・・・

戦争体験者の方々には、ぜひこれからも語り続けて欲しいと。

それが反戦に繋がる!
戦争を知らない者に少しでも戦争の恐ろしさを植えつけられると!



この映画に出てくる人たちは戦争体験者の中でも最も地獄を見てきた人たちです。

悪魔の産物、核爆弾を落とされた広島に住む平野皆美(麻生久美子)

昭和33年、戦後13年も経って原爆の後遺症が発症・・・。

核の威力は、投下直後に一命を取りとめた人にも、静かに、しかし確実に体を蝕み命を奪う。

それをこの作品を観て嫌と言うほど感じました。

皆美が言うセリフに
「原爆は落ちたのではなく、落とされたんだ」と。

年頃になった皆美にも密かに想いを寄せる人がいた。
同僚の打越さん(吉沢悠)

皆美の幸せになりたいという願望も、原爆によりわずか10歳で亡くなった妹・翠の最期の姿に打ち消される。

自分が生きていていいのだろうか?
自分が幸せになってもいいのだろうか?


幸いにして助かった者にもつきまとう苦しみ。



麻生久美子が淡々と演じる皆美という清楚な女性を通して、戦争の、そして核の恐ろしさを訴えかけてくる!

そして彼女を守ろうとする打越さんの姿にも打たれました。

打越さんが皆美にささやいた「生きとってくれて、ありがとう」

妹・翠が最期に言った「長生きしぃね」・・・この言葉を残し皆美も旅立った。

「自分が死んだことを原爆を落とした人が見たら「やったぁ!」と思うのだろうか?」というセリフには唸った・・・。

そこには彼女の慟哭を押し殺した戦争への嘆きが聞こえてきそうだったから。


  ・・・・・*・・・・・*・・・・・*・・・・・*・・・・・*

時は流れて平成19年へと物語りは移り変わる・・・

皆美の弟・旭(堺正章)は当時、疎開していて原爆を受けずにすんだ。

ある日、旭がどこかへ出かけた・・・後を追う娘の七波(田中麗奈)

深夜の高速バスに乗って父の向かった先は広島だった。



最初の登場人物から時を経ているので、旭(伊崎充則→堺正章)をはじめ、母のフジミ(藤村志保)や打越(吉沢悠→田山涼成)、京花(粟田麗)など演者のスライドが観てる側にもすぐ分かるようになってました。

吉沢悠から田山涼成はちょっと引きましたが。


こちらのパートでも語られているのは核爆弾の恐ろしさでした。

七波の祖母・フジミも母親の京花も被爆者

七波は健康そうだが、弟の凪夫(金井勇太)には喘息の持病がある。

被爆と凪夫の喘息との関連は不明ながらも、凪夫を好きな東子(中越典子)の両親からは付き合うことを拒絶される。


戦後60年以上も経った現代でもまだこうした差別や偏見を受けなければならない被爆者の家族という点においても驚きました。


原作はこうの史代の原爆を描いた漫画だそうです。

監督・脚本は"ささべっち"こと佐々部清

私ねぇ好きなんですよこの監督の作品。


世代を通して一つの髪留めが手渡されていくのも良かったです!

先日観た『私は貝になりたい』から反戦を描いた作品が続きましたが、やはり戦争を描いた作品というものは風化させないためにもこれからも絶対に必要だと私は思っています。










| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:24 | comments(4) | trackbacks(5) | pookmark |
2008.11.27 Thursday author : なぎさ

私は貝になりたい


2008年11月22日 公開

石坂浩ニ歌唱指導する中居君!


ひぃ〜やぁ〜、これ、予告で断片的に観てた時には、中居君の妙にチカラの入った演技に笑えてたりしてて・・・。

で、なんかちょっと斜に構えて観てみたら!

いやぁ〜泣かされた!!!

後半なんか、泣き通しになってしまったよ!



フランキー堺さん主演で58年に単発ドラマとして放映され、翌年には映画化もされ、近い所では94年に所ジョージ主演でも再ドラマ化されていたようですが、私は一度も観たことがなかったんです。


てっきり実話だと思っていたのですが、ストーリー自体は脚本家の橋本忍さんの創作なんですねぇ。

ところが内容が酷似している著書があって、それが加藤哲太郎さんの『狂える戦犯死刑囚』の遺書などの部分だそうですが。


Wikiで調べますと、橋本さんとこの加藤さんの間ではいろいろ論争があったようですが、最終的には今作を映像化する際には必ず加藤さんの名前を出すようにということで決着したのだとか。

実際には二等兵で死刑が執行された戦犯はいないのだそうです。


あ!そうそう、59年に映画化された時のキャストで主人公・豊松の息子・健一役をしたのは後の我修院達也(若人あきら)だったみたいです。

も一つ、58年のドラマにも出演されていて、今回の映画にも出演している唯一の俳優さんは織本順吉さんです!

ちなみにこの加藤哲太郎さんを描いたドラマが2007年に中村獅童が演じて日テレで放映されたらしいです。



ところで、脚本家の橋本さんは基本的にシナリオを書き直さない人だそうで。
しかしながら本作だけは唯一、書き直したかったそうです。
それには過去に黒澤明監督から「橋本よ、これじゃあ貝になれないんじゃないか?」と言われたことが心の奥にあったようで。

黒澤監督が、どの部分を指してそう思ったのかは分からないそうですが。

私は今回、初めてこの作品を観て、主人公・豊松が生まれ変わることができたとしても、もう人間には生まれたくないと思い、海の底に静かに佇む貝になりたいと願った気持ちがズシンと伝わってきました。


えぇほんとに胸に響きましたね!

そのくらい中居君の演技が素晴らしかったです!



ま、でも所々、笑えたところもあったんですけどね。

中居君が歌う「よさこい節」・・・セリフ以上に練習が必要だったんじゃないかと。

中居君の坊主シーン・・・思い切りましたねぇ。彼にとって髪は微妙な存在ですからね。
このシーンはぶっつけ本番だったそうです。"仲中良い夫婦"でした!

中居君と草剛君との留置所でのツーショット・・・大西という戦犯役で出演したツヨポン。いきなり出てきた時にはクスッと笑えましたよ。一晩だけの"同居人"でしたが二人のシーンは緊張感もあって良かったです。




主人公・豊松(中居正広)の妻・房江(仲間由紀恵)の献身的な行動に涙が出ました

今のように交通網が発達していない時代。
高知から東京まで何十時間もかけ幼い子供を連れて豊松に会いに行く房江。

豊松の逮捕後に産まれた娘を背負って署名を集めて歩く姿・・・。
乳飲み子を背負い雪の中を罵声を浴びせられながらも夫の釈放を願い。

もぉねぇ、こういうの弱いわぁ〜
。゜(。´□`。)゜。


それに輪をかけて息子・健一(加藤翼)の
「父ちゃぁ〜ん!」がもぉ〜ほっんと涙腺を刺激する!


そんな必死な思いで集めた署名も意味無く刑が執行されてしまう。


(中居君がジャニーズだから画像が手に入りにくい)

「チェンジブロック」

房の移動を意味するこの言葉に豊松は助かったと安心したが・・・。



監督は福澤克雄
この方はドラマの演出などを多く手がけていて、一昨年の『涙そうそう』が初監督作品になるはずだったのが急病で降板。
今作が初の監督作品となった。

観ていて感じたのはを上手く使っていたなぁと。

たとえば、刑の執行を目前にした豊松が小宮教誨師(上川隆也)にとつとつと絶望を語り始めるシーン。

豊松の顔は影になり見えないのですが彼の絶望的な心境が伝わってくる!


逆に陽光の暖かさも上手く描いていて、雲間から差す光が主人公の希望の光にも見えた。



監督は中居君に「とにかく食べるな!」と言ってたそうで。
最終的には9舛盥覆辰燭里世修Δ任垢、もともと痩せてる中居君だけに撮影中の中居君は、どこかカラダが悪いのかと心配になるほど痩せこけていましたよね。

福澤監督は100舛らいある巨漢らしいですが。

この当時の食料難なども含めて主人公の心境を体得するためとは言え過酷だったと思います。。


音楽はあの久石譲さん。
ここはもう言うこと無し!


石坂浩ニが矢野中将役で出ていたのですが、主演の中居君もかすむほどの凛とした存在感でさすがでした!


笑福亭鶴瓶仲間由紀恵中居君ということで、タイムリーに紅白司会つながりだったなという感じも。

ただ、この笑福亭鶴瓶なんですが・・・
英語が堪能な西沢という人物を演じていたわけですが残念なことにそんなふうには見えなかった。

それに比べて浅野和之が米軍通訳で演じていましたが、彼のは見事にそういう感じがしましたねぇ。


あと、六平直政は性悪上等兵まんまでしたね!

豊松と同じ二等兵の滝田を荒川良々が演じていましたが、なんかもちょっと彼らしい演技が見れるかと期待していたのですが。


上川隆也の演じた教誨師というものがイマイチよく分からなかったのですが、あれって仏教のお坊さんなんですかね。
でもなんか雰囲気が神父さんみたいなんですよねぇ。



これ実は、スキンヘッドにすれば"Bouz割引"で1000円で鑑賞できるらしいです♪


中居君がTVで言ってましたが
「この映画を観ても世界のどこかで起こっている紛争や戦争を止めることはできないけれど、人の心は動かせる」と。

ほんとですねぇ〜、こんな時代にこんな裁きを受けた豊松のことを思えば、ウチの車が強奪されたことなど比べ物にならないなぁと、そんな気さえしてきました。


せっかく人間に生まれてきたのだから「良い人生だった」と思いながら幕を閉じたいと思いますね。

そして、また生まれ変わっても人間になりたいと。








JUGEMテーマ:映画


| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:16 | comments(15) | trackbacks(22) | pookmark |
2008.11.22 Saturday author : なぎさ

ラブファイト

JUGEMテーマ:映画



2008年11月15日 公開

稔ちゃん! アタシとちゃんと勝負せぇーや(((。・`0´・)ノ



こっれは、なかなか良かったですよ!!!

ここのところいろいろあって記事UPが遅くなってしまいましたが、今作は公開前から観たかった作品だったんですよ♪


何が良いって、主演の若手実力派の林遣都クンも北乃きいチャンもすんごく良いのだけれど・・・

目を見張ったのはこの人!↓


はい、大沢たかおに萌えぇぇぇぇぇです!
先日『ICHI』の記事では"余り好きではない"などと否定的に書いてましたけど・・・

この大沢たかおは良いです!

すんごくイイっす☆
こんなアウトローな役もできるんだと見直しました(←って、えらい上から目線ですんません)

なんかねぇ、今までの印象が爽やかな好青年っぽい役柄が多いなと思っていたのであまり好きになれずにいた俳優さんでした。

ところがこの彼はですねぇ、ちょっと人生にくたびれたオヤジでして。
髪はボサボサで老眼鏡も必要な年齢の男性なんですけど、このくたびれたヨレヨレ感がたまらなく良かったのですよ!

この作品で彼は脚本にほれ込んで初のプロデュースもしてるんです。
いやぁ〜なかなか美味しいトコ持ってってますよ。



ヘタレ男子の稔役に林遣都クン
『ダイブ!!』での美しいダイビングも記憶に新しいところですが、彼って見る度毎に良くなってきてる気がする。
関西弁が上手いなと思ったら滋賀県出身だったんだよね。


そのヘタレの稔を幼稚園の頃から守ってきた西村亜紀は学校のアイドル的存在でケンカ特技の最強女子!
いつ見てもカワユスな北乃きいチャンが演じます。
すんごくかっわいい〜のに、メチャクチャ強いのこのきいチャンが☆
きいチャンも関西弁上手かったけど神奈川県出身なんだねぇ〜。
ちなみに大沢さんも出身は東京なのに関西弁なかなか上手かった!

彼らはこの映画のために5ヶ月間もボクシングのトレーニングを積んだという。


さらにきいチャンのこの↑回し蹴りは習っていたバレエのお陰で簡単だったようだ。

ボクシングシーンは全てガチンコで吹き替えは無し。
かなり本格的で驚きました!


大木ジムのたった一人の所属ボクサー・タケには波岡一喜なんだよねぇ。
彼ってほんとこういう役が似合うわ!

ヘタレ稔にも恋心を持つ女子がいた。
ちょっとウザキャラの恭子ちゃん(藤村聖子<しょうこ>)

ボクサーをリタイヤしている大木と、俳優の芹沢(鳥羽潤)との"やらせ試合"はストーリー的にいささか無理やりな感じはしましたが。





弱い人間が強い人間に教えを乞うて強くなる、というストーリーでは同じ成島出(いずる)監督の『フライ,ダディ,フライ』を思い出します。


あの作品の主人公は愛する人を守るために強くなりたいでしたが、こちらの主人公・稔は、ケンカの強い亜紀から逃げたくて自分が強くなりたいと思ったのが動機でした。

・・・それが次第に亜紀を守ることへと変っていくのでした。


この監督はこういう題材にはチカラを発揮しますねぇ。
前回の『ミッドナイトイーグル』より数倍良かった!


物語はそうした稔と亜紀の純愛と、ボクシングジム会長・大木(大沢たかお)とかつての恋人(桜井幸子)との恋愛をからめて進んでいく。


原作は、まきの・えり「聖母少女」


大木が亜紀に言うセリフが印象に残った。
「この拳で闘うのはなんでか分かるか?髪の毛も引っ張りません、目も突きません、拳は卑怯なマネはしませんという意味」

「ボクシングは世界イチ美しい会話や」




大阪が舞台で撮影も関西方面で敢行されたみたいです。

稔と順子(桜井幸子)が低空飛行で空港に着陸しようとする飛行機を見るシーンで・・・
家の近くにも同じスポットがあるので似てるなぁ〜と思いつつ観ていたら・・・

やっぱり伊丹空港周辺で撮影されたようだ!!!

ぁ〜んだぁ〜やっぱりあそこやったんやぁ〜4月頃に撮影してたんやねぇ。

他に河川敷のシーンは淀川だったそうです。
そう言えばエンドロールに大阪府立ナントカ高校ってあったと記憶してますが、学校のシーンはもしかしたら『クロゼロ』でも使われた学校だったのかも。

ファンモンの歌う主題歌「希望の唄」もテンション上がってイイです♪
早速、着うたにしました!


稔と亜紀は、二つ引っ付いたソーダ味のアイスみたいなようなもの。
(あぁ〜そのアイス懐かしい〜♪)





| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:08 | comments(6) | trackbacks(17) | pookmark |
2008.11.06 Thursday author : なぎさ

レッドクリフ Part

JUGEMテーマ:映画



2008年11月1日 公開

異体同心なればなにごとか成就せん



すんげぇぇぇー!!!

も、ジュン・ウー監督って

やっぱすっげぇぇぇえぇぇぇ!!!


鑑賞中、心の中で何度ジョン・ウー監督に拍手を贈ったことでしょう。

全てにおいて無駄が無く、ド迫力のアクションあり、それでいてしっとり心に染みるシーンもあり、意外にユーモアも盛り込まれていて、なおかつ分かりやすい!

ありがとうジョン・ウー監督って感じです!

まだご覧になってない方、ご覧になる予定の無い方も、これは絶対、観て損はない!
むしろこれを映画館のスクリーンで観なかったら損します!

すんごいので今回の記事はちょっと長くなりますよヾ(^ー^*)ゞ スンマソン



まず、キャストがどなたもカ・ン・ペ・キだぁぁああぁぁ〜!!!

日本代表の中村獅童も頑張ってた☆

そそ、これアメリカ・中国・日本・台湾・韓国の合作なんだねぇ。

日本より一足早く7月11日に公開された中国では、すでに『タイタニック』越え確実な様子。

でですね、これって2部構成だって知らなかったぁ〜。
だってつい最近ですよね『Part機って付いたの。
ということで後半『Part供の公開は2009年4月です。

予告を入れると3時間近い作品なんで、途中でトイレに立つ方続出だった。
上映時間の長い作品を観る時、私は前の晩から水分摂取を抑えてでも途中で席を立つことを回避します。

エンドロールの後で『Part供の予告ありますよ〜♪


はっきり言って私・・・自慢じゃないですがこういう歴史モノって疎いです。
しかも恥ずかしながら「三国志」ってちゃんと読んだこともない人間です。

なので、前もって予習をしました。
出てくる主要人物だけは頭に入れておきました。

でも、本編に入る前に日本版独自なんだそうですが、簡単に説明的な映像を入れてくれていたので更に分かりやすかったです。


まず冒頭に"赤壁"がバァーンと現れ、その割れ目に入っていくと1本の刀が・・・。

VFXで錆びた刀が見る見る光り輝きます!

これはまさに

ジョン・ウー監督が1800年の時を越えて現在に「三国志」を蘇らせたとも言うべき映像でしょう!


物語は、曹操(そうそう)軍に攻め込まれる劉備(りゅうび)軍"長坂の戦い"から始まります。

・・・ってか、漢字が難しいぃ〜。。。
PCでも出すの大変(;´_`)=3

敵の君主・曹操(チャン・フォンイー)の冷酷で非道な暴君に比べて、劉備(ユウ・ヨン)は民を第一に思う心優しい君主だった。

劉備にはチカラ強い武将が三人いた!!!

中でも"長坂の戦い"で劉備の若君・阿斗(あと)を救出した

趙雲(ちょううん)が、つっえぇぇぇぇぇーっ!!!



阿斗はまだ赤ちゃんです・・・その阿斗を背中に縛りつけ敵と戦う趙雲がすんごい!!!

ハンパなく強い趙雲(フー・ジュン)が誰かに似てるなと思ったんですが、中井貴一もっと四角くしたみたいな感じ。


関羽(かんう)もまた文武両道に秀でた名将。

私は趙雲と関羽が出てきたら心の中で旗を振って応援してましたね!

この関羽を演じた俳優さんバーサンジャプという方なんですが、なんとこの方、チンギス・ハーンの末裔だそうです。



もう一人は↑、張飛(ちょうひ)(ザン・ジンシェン)
一人で一万人の敵に相当するというほどの豪傑!



そして、あの有名な諸葛孔明金城武が演じます!



いやぁ〜良かったこの金城武!!!
ホント孔明のイメージにぴったり!
いや、そらね、実際に会ったことないですけどね諸葛孔明に。。。

やっぱり金城さんは言葉ができるってことが強みですね。


孔明が仕掛ける数々の作戦がこれまた見事に再現されていてワクワクしました!


情勢が不利になった劉備軍は孔明の提案で孫権(そんけん)軍と手を結ぶことに・・・。

君主の孫権(チャン・チェン)はまだ若く、父や兄を越えられない自分に苛立ちを感じていた。

彼にもまた優秀な臣下がいた。

(モデルになった人物はいるようですが架空のキャラクターみたいです)勇敢な武人、甘興(かんこう)(中村獅童)。

彼をはじめとする武将たちをまとめる司令官の周瑜(しゅうゆ)はカリスマ性と優れた戦術で名をはせた三国志随一の名将!



その周瑜を演じますはトニー・レオン

も〜ここまでくれば説明も要りませんね!

周瑜には美しい妻が・・・その妻こそが曹操も恋焦がれる小喬(しょうきょう)なのであります!

容姿端麗、姉の大喬と共に"江東の二喬"と呼ばれた絶世の美女☆
夫を陰で支える健気な妻・小喬にはスーパーモデルで日本にも留学経験があるというリン・チーリンが扮します。



美しいぃ〜




見てぇ〜、こんなに美しかったら、そら、敵の曹操もクラクラになるわなぁ〜。
なんでもカンヌ映画祭でベニチオ・デル・トロも彼女にメロメロになったとか。

しかし可哀想だったのは踊り子の驪姫(りき)だったなぁ〜(ノ_;)。
似てるからって曹操からは自分の名前を呼んでもらえず"小喬"って・・・。


あ、そうそう忘れちゃならない、孫権の勝気な妹・尚香(しょうこう)(ヴィッキー・チャオ)は唯一、女性ながら男性に混じって活躍する!



とにかく見所が満載!!!

その中でも、孔明が亀の甲でひらめいた陣の型"九官八卦の陣"で、少数ながらも作戦で敵をおびき寄せ敵の兵士をバッタバッタと打ち倒すシーンはお見事です!!!

応戦するため敵軍が盾を合わせて円陣を組んだカタチは『300』を思い出しました。

盾の間から次々に飛び出してくる武将たちの戦いを何度も見せ場として出してくれました!

ここでもやっぱり

趙雲 つっえぇぇぇぇ!!!

関羽 負ける気がしねぇぇぇぇ!!!

張飛 怪力ぃぃぃぃ!!!

おぉーっ!出たぁーっ!二刀流!!!


もぉね、ほんと最後まで目が離せないのよ!

また、戦いのシーンにはBGMとして太鼓の音がずーっと鳴り響くのよね。

コ、コ、コ、ドゥンドゥン・・・みたいな。

なんかねこういう太鼓の響きってアクションシーンを盛り上げますね♪

音楽は岩代太郎さんです!



これってエイベックス・エンタテインメントが出資してるのねぇ。
なんでもエイベックスの創立20周年記念だそうで。
TVCMもかなりな数ですよね。
獅童チャンが出てたのも彼、所属がエイベックスだね。

製作費100億円と言われてますが、それでも足りずジョン・ウー監督がポケットマネーで10億円追加したとか!!!

すんごい数字です・・・小室もビックリ

普段はめったに買わないパンフレットも購入しました!

も〜っ、とにかく早く『Part供戮観たぁぁぁぁ〜い♪





| 映画 《ヤ・ラ・ワ行》 | 08:27 | comments(36) | trackbacks(84) | pookmark |