2009.05.25 Monday author : スポンサードリンク

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2009.05.13 Wednesday author : なぎさ

バンコック・デンジャラス

JUGEMテーマ:映画



2009年5月9日 公開

★★*☆☆☆ いやはやなんとも中途半端な感じが 星2つ半


象の絵を飾る時は、鼻を上に向けてね!


しかし、あの絵、逆さまにしたらなんの絵か分からなくなりますね。


うぅ〜ん、なんでしょ、この不完全燃焼な感じは。
足を伸ばして梅田ブルク7さんで観てまいりましたが。


ストーリー:プロの暗殺者ジョー(ニコラス・ケイジ)は世界を股にかけて暗躍し、自身で決めたルールを遵守しつつ100パーセントの成功率を誇っていた。プラハでひと仕事を終えた彼はその本能で引退の時期を悟り、最後の仕事場所としてタイの首都バンコクを選ぶ。4件の暗殺を成功させるため、彼は現地のアシスタントにコン(シャクリット・ヤムナーム)を選ぶ。
(シネマトゥデイさんからの引用)


今か今かと面白くなるのを待ってたら終わってしまったというような。

ニコっちは前作『NEXT』も、私はイマイチだったんですよね。

好きな俳優さんではあるのに、ここのところの不作でこのままでは私の中でウィル・スミスとニコっちは"不作俳優"ベスト1位と2位を争いそうです。


なんかね、全てにおいてチュートハンパ感が否めなかったんです。


相変わらずニコっちのヘアスタイルが、ごそっといきそうでいなかいチュートハンパさ。

観てて思ったんだけど、あの髪型で長く伸ばしていけば先日観た『ウォーロード』ジェット・リーがしてたような髪型になるなって。


助手のコンを演じたシャクリット・ヤムナームが、タイの大型新人なのだそうですが男前なのかそうでもないのか微妙なチュートハンパさだった。

そもそも、ジョーは今までのアシスタントを容赦なく殺してきたのに、なぜ彼だけは"弟子"にしようとまで思ったのか。

しかも、ジョーから戦いの伝授を受けたのにコンは充分に活用する場面も無く・・・。


同じく、薬局で働いていたフォンという聾唖の女性を演じたチャーリー・ヤンも、綺麗なのかそうでもないのかチュートハンパ。


そして、引退しようとしたジョーが最後に選んだ仕事の標的たちが、どのくらい悪党なのかよく分からないチュートハンパさ。

おまけに、その仕事を依頼したあの男も、どれだけの権力があるのかよく分からないチュートハンパ。
側近の男がロンブーの亮みたいだった。


序盤は良かったんですよね。
ストイックな暗殺者ジョーの孤独感が出ていて。

タイのバンコクを舞台に繰り広げられる孤高の暗殺者の戦い。



彼は自らに4つのルールを課していた。
・質問はするな
・堅気とはかかわるな
・痕跡を残すな
・引き際を知れ


あとね、人の顔は変えられるけど、目だけは変えることができないから、まず目を覚えておくことというのがジョーの中の教訓だったんですよね。


痕跡は残さないポリシーから、標的の写真は記憶してその場で焼いてしまう徹底ぶり。


その割にはフォンみたいに堅気の女性に一目惚れしちゃう無防備な一面もある暗殺者だったりする。

ま、でも、彼女といる時のジョーは唯一リラックスしていて"人間"として生きていられたひと時だったのかもしれない。


ニコっち、すごくカラダ鍛えてますね。
あの上腕二頭筋スゴかったし!


監督は"アジアのコーエン兄弟"って呼ばれているらしいダニー・パン&オキサイド・パン兄弟

『the EYE』未見です。

本作は彼らの『レイン』という作品のセルフリメイクだそうです。
耳の聴こえない凄腕の殺し屋が主人公だそうですね。

だから本作では薬局店のフォンが聾唖者だったのかな。
ハリウッド用に書き換えたらしいですが、むしろジョーは原作のままの設定のほうが面白くなったかもしれない。

なんでも彼らがニコラス・ケイジのファンだったとかで。



で、ラストのあの結末ですよね。


ん〜、でも一番驚いたのは始まって間もなく後ろからイビキが聞こえてきたことでした!

ウチの夫がいるのかと思っちゃいましたよ。






| 映画 《ハ行》 | 15:00 | comments(8) | trackbacks(13) | pookmark |
2009.04.29 Wednesday author : なぎさ

僕らのミライへ逆回転

JUGEMテーマ:映画



2008年10月11日 公開作品
2009年3月5日 DVDリリース

★★★★☆ 映画の好きな方すべてに捧げたい 星4っつ


巻き戻してご返却ください。



バカバカしいながらも笑えて最後にはちょっとホロッとさせられた。

ジャック・ブラックの"迷演技"には目を見張る!
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| 映画 《ハ行》 | 16:53 | comments(10) | trackbacks(10) | pookmark |
2009.04.25 Saturday author : なぎさ

バーン・アフター・リーディング

JUGEMテーマ:映画



2009年4月24日(金) 公開

★★★*☆☆ コーエン兄弟らしい作品だったと思う 星3っつ半!


美しくなるためにここまでするのね。



ブラピクルーニーにも出演を即決させてしまうほどの魅力があるジョエルイーサンコーエン兄弟作品。


いささかネタばれをご了承ください


まずは"衝撃の結末"が知りたかったんです。

これ完全なコーエン兄弟オリジナル脚本だそうですね!


なんていうのか、どんどんいろんな人が巻き込まれていく感じのクライムサスペンスなんですけど。


とにかく、ここに出てくる"筋肉バカ"のチャドを嬉々として演じてるブラッド・ピットが笑える!


あのブラピがですよ〜ヘン顔の連発!

しかもかっこ悪いんですよ〜。

でも、どこか憎めない"残念な"チャドが可愛い♪



いやいや、そのブラピに負けず劣らず笑えたキャラだったのが、出会い系大好きな財務省職員、ハリーを演じたジョージ・クルーニーだ。

チャドを撃ってしまった後、リンダ(フランシス・マクドーマンド)とチャドが知り合いだと分かった時の動揺の仕方なんてクールな彼からは想像できない"残念さ"だった!


おまけに、アル中のためにCIAをクビになったオズボーン役のジョン・マルコビッチのキレ具合も可笑しかった!


全身整形"命"のリンダを演じてるマクドーマンドの髪型が、『ノーカントリー』のアントン・シガーとちょっとカブってるおかっぱなんだけど・・・。

最近、私も同じような髪型になってて親近感が湧いた。


もね、このリンダが必死なわけ!

全身整形のためになんとしてもお金を・・・ってね。



国家機密情報が入ってると思い込んでたCD−ROMを、リンダがロシア大使館から突っ返された時の開き直りなんてサイコーでしたよねぇ。


離婚調停を有利に進めようと必死なオズボーンの妻ケイティ役にティルダ・スウィントン


途中にダーモット・マローニクレア・ディンズが出てたよ。

ハリーが車から監視してた男を取り押さえたら、なんと「アグリーベティ」の彼氏ウォルターだったから可笑しかった。




結局、チャドをハリーが射殺し。
予告でクローゼットから出ていた足はブラピだったんですね。

リンダに頼まれたスポーツジムの店長テッド(リチャード・ジェンキンス)が、オズボーン宅へ侵入しているところをオズボーンに見つかってしまい彼に殺害される。

さらに、その現場を見ていた捜査官によってオズボーンが射殺されたらしい。


その全てがCIA上官(J・K・シモンズ)の元へと報告され、残ったリンダには口止め料として全身整形費用が上官の命令により支払われた。


最終的にはリンダだけがおいしい思いをしたことになる。


と、まぁ非常にブラックコメディなお話しだったわけです。




オリジナルの脚本というところは大いに評価したいところ。

玄人好みなクライム・エンタテインメントかな。


| 映画 《ハ行》 | 16:34 | comments(10) | trackbacks(40) | pookmark |
2009.03.26 Thursday author : なぎさ

ベッドタイム・ストーリー 吹替え版

JUGEMテーマ:映画



2009年3月20日(金) 公開

★★★*☆☆ 想像してたより面白くて 星3っつ半!

むかし、むかし、亀を助けた浦島太郎は・・・
まとめて話してよぉ
・・・亀を助けた浦島太郎は幸せになりましたとさ、めでたし!



いやぁ〜もぉ時間が無い中、『釣りキチ』とどっち観ようか迷ったんですが、『釣りキチ』の評判がイマイチなので、まだこっちのほうがいいかなと。

悪くはなかったです。
少なくとも『魔法にかけられて』より良かった。

おなじみのディズニーのお城が、飛び出す絵本になる冒頭シーンからワクワクさせられる。


主人公スキーター(アダム・サンドラー)の父親(ジョナサン・プライス)が始めた小さな民宿が経営に行き詰ったため友人のバリー(リチャード・グリフィス)が買取って再建した。

そしたらホテルは大繁盛!

いずれ息子のスキーターに経営権を返してもらうはずだったのだが・・・。


それを信じて真面目に働くが一向にチャンスに恵まれないスキーターは、いつしか「ハッピーエンドなどこの世にはないんだ」と思うようになっていた。


ま、結論から言うと、甥と姪の語るおとぎ話が現実になると分かった時からスキーターは自分のためにそれを利用して新しいホテルの支配人になろうとする手段に出るわけです。


心根の良い親切な兄ちゃんかと思いきや、意外とこズルい根性だったりするスキーターって嫌いじゃないです(笑)



アダム・サンドラーって今まで観た作品があまり好きじゃないものばかりだったりするんですが、今作はなかなか良かったです!


監督のアダム・ジャックマン『ヘアスプレー』も手がけていましたね。

テンポも良くて、音楽も懐かしいものが多くそれも楽しめました。


あと、興味を惹かれたのがこの方↓


スキーターの友達ミッキー役で出ていたラッセル・ブランドという方。
イギリスのコメディアンだそうで。
動きとか濃い顔が印象に残った!

この方、今度『パイレーツ・オブ・カリビアン4』(2012年 全米公開予定)で、ジャック・スパロウの弟役で出るかもしれないとのこと。

今後、注目の俳優さんですね。


あ、そぉそぉ、『ハリポタ』でお馴染みのリチャード・グリフィスがここではどぉ見ても・・・

カーネルおじさんだった!


モルモットのバグジーは悪事を見透かしたような大きな目がトレードマーク!


気軽に観れてクスッと笑えるファンタジー・アドベンチャーです。







| 映画 《ハ行》 | 08:25 | comments(10) | trackbacks(19) | pookmark |
2009.03.14 Saturday author : なぎさ

ホノカアボーイ

JUGEMテーマ:映画



2009年3月14日 公開

★★★★☆ 世知辛い世の中でこういうのってほ〜んわかします 星4っつ!


「チャック開いてますよ・・・嘘ですよ。」



気になっていた作品だったので初日に観てきました。

いいネェ〜なんだかまったりしたようなこの雰囲気が♪

なんかね、テイスト的には『かもめ食堂』にも似た感じなんですよ。
あの作品がお好きな方ならきっとすんなり入ると思います。



実在するハワイ島の小さな町ホノカア。
以前はサトウキビ産業で賑わい、日本人の移民が多い町。

特別な何かが起きることもなく、ただゆっくりと時間が流れていく。

この町では"ムーンボー"と呼ばれる"月の虹"を見られると言われている。


物語はこの町にふらっとやって来た日本人青年のレオ(岡田将生)が、この町の人たちと触れ合う中で少し成長していくというお話し。

岡田くんは等身大の今風の日本人青年をものすごくナチュラルに演じていて、とっても良かったです!

シャイで繊細、人懐っこくて、どこか不器用なレオはすぐにこの町の人たちと打ち解けるのでした。


小さな映画館を経営する食いしん坊のエデリに松坂慶子
ぽっちゃりした白い肌にムームーが似合う♪

あの映画館の雰囲気も素敵だったぁ〜。





優しくて料理上手だけどイタズラ好きの日系のおばさんビーには倍賞千恵子


この倍賞千恵子がとにかく可愛いの!!!


もねぇ〜、ほ〜んとに可愛いおばちゃんだったなぁ〜♪

ビーはね、密かに孫のようなレオに恋心を抱くの。
彼女のちょっとした乙女チックな振る舞いがまた可愛かった!

この倍賞さんを観るだけでも価値アリの作品です!!!

また、ビーさんの作る料理が美味しそうだった!
あのロールキャベツが食べたい♪
あの"マラサダ"っていうのはちょっとカロリー高そうね。



蒼井優ちゃんは冒頭のシーンのみ。
しかも彼女には珍しいと思う嫌な女を演じてました。


同じく日系のおじいさんコイチに喜味こいしさんが!!!

"同性愛"って書かれたTシャツ着てんの。
高齢者なのにアッチのほうはまだまだみたいなことを口では言うような、でもやっぱり可愛いおじいちゃんなのでした。
コイチじいちゃんはペネロピ・クルスがお気に入りなんです。


そして、美容室のオーナーには正司照枝

いやぁ〜、こんな珍しいキャスティングもあるんですね。





あと、レオが思いを寄せるロコの女の子マライヤに長谷川潤

アタシね最初この子、道端ジェシカかと思ってました。

ハワイ出身でお父さんがアイルランドとフランス系のアメリカ人で、お母さんは日本人だそうです。
日本語も流暢だし英語もできて素敵な子でした。


深津絵里ちゃんもチラッと出てくるんですよ!






原作は吉田玲雄さんの実話を基にしたお話しだそうです。


監督の真田敦さんは私は初めてです。
主にCMを多く手がけてこられた方ですね。
『いぬのえいが』の短編「ねぇ、マリモ」の監督さん。
これ評判が良いので観たいと思いつつまだ未鑑賞なんですよ。

こういう世界観って好きです!
これから注目していきたい監督さんです。


そして、そして、エンディングに流れるのが小泉今日子の歌う「虹が消えるまで」が、この映画に一層、爽やかな風を吹き込みます♪


ラストでレオが糸電話でビーに言う「ごちそうさま」の一言。

それに対してビーは何と言ったのか分からないけど、なぜかあのシーンで涙がツーっと流れました。



この町では"人は死ぬと風になる"といわれるのだそうです。

"千の風"になるんだろうか・・・。(ノ▽^*)


心が穏やかになれる作品でした。



      ☆−゜。*〜・☆−゜。*〜・☆−゜。*〜・☆−゜。*〜・

今作はですねぇ、ホームにしてる劇場での上映が無いことに昨日気がつきまして。

実は今日14日は"TOHOシネマズデイ"で1000円で観られる日でございます。

そこで、時間もあったのでTOHOシネマズ梅田まで足を伸ばしてまいりました。

我が家から大阪の梅田まで出るにはJRで30分ちょい。

4年前に起きたJR脱線事故の現場横を通過します。

しかしホントに関西人ってせっかちですねぇ。
改めて感じました。

関西ではエスカレーターの左は空けておく。
なぜならエスカレーターなのにステップにじっと立ってる人ばかりじゃない。

関西人はエスカレーターをどんどん降りて行きます!
その人たち用に左側は空けておくべしなんです。

歩行者の信号横には待ち時間が表示されている。

どこまで関西人って"いらち"(せっかち)やねんと思い知らされる。

と、のたまう私も歩くのめっちゃ早いです。。。









| 映画 《ハ行》 | 18:24 | comments(14) | trackbacks(28) | pookmark |
2009.02.08 Sunday author : なぎさ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

JUGEMテーマ:映画




2009年2月7日 公開

★★★★★ 特殊メイクも含め見応えありで星5!


バトンのボタン


まずオープニングのワーナーのロゴがボタンになってたのが、どういう意味なんだろうと思っていたら・・・。


ご鑑賞がまだの方はネタバレしてますのでご注意くださいね。


「永遠はない」


とってもせつない話しです。


最初に病床の老婆(これがデイジー)が娘(ジュリア・オーモンド)に話す、駅に付けられた逆回転の時計の話しが主人公の人生とリンクしています。



とにかく驚いたのは主人公ベンジャミン役、ブラッド・ピットの若返りですね!


↑この時なんか、顔はメイクだというのが分かりますが、体が小さいんですよね。
この辺りの合体はどうなっているのかと。

体は老人なのに心は子供だと言うことをブラピは上手く演じて表現しています。


そして、ベンジャミンを育ててくれたお母さんのクイニー(タラジ・P・ヘンソン)の優しさ!




徐々に若返り始めるベンジャミン




髪は増え、シワはなくなり・・・




ここまで来ると眼鏡も必要ない。

逆方向へと進む二人が唯一、同じ時を過ごせた年代がここ。


後半にはブラピのデビュー当時、『テルマ&ルイーズ』の頃の若々しい姿が見れて最高でした!




特殊メイクはブラピだけじゃなく、ベンジャミンとは対照的な存在として老いていくデイジー役のケイト・ブランシェットの変化も凄かった!

もちろん子供の頃のデイジーはエル・ファニングちゃんが演じていますが、メイクだけじゃなく映像処理もしているのでしょうが成長した若いデイジーのみずみずしさに目を見張るものが!


しかも、ケイトのバレー姿もキレイでした♪


ベンジャミンの人生には何人も大切な人を失っていますが、エリザベス・アボット(ティルダ・スウィントン)だけは、彼と別れて自分の人生を歩き出したのでしょうか、海峡横断の遠泳記録を最高齢で樹立します。

そのニュースをテレビで偶然知ったベンジャミンが静かに微笑んだのが印象的でした。


原作は1920年にF・スコット・フィッツジェラルドが書いた短編。


2年前から撮影が始まったという本作は、2倍のスタッフと2倍の編集時間を費やすほど時間も人もかけて作られたらしい。

監督はデビッド・フィンチャー
脚本は『ミュンヘン』エリック・ロス


上映時間は実に167分という長編なんですよねぇ。


それでも飽きさせません。


老人で産まれたベンジャミンと、愛するデイジーがまるでお互いが逆方向に進む乗り物に乗っているかのように、ベンジャミンはどんどん若くなり、デイジーは容赦なく老けていく。


デイジーの人生は普通の人なわけですが、ベンジャミンを愛してしまったために悲しい結末が待ち受けます。


ブラピとブランシェットは『バベル』でも夫婦役でしたね。


やがては赤ん坊に返るであろう自分の将来を考えてデイジーの前からいなくなったベンジャミンだったのに、なぜ再びあそこで帰ってきてしまったのか。

ことを終えて、下着を身に着ける時のデイジーの後姿に年齢を感じさせるものが・・・。


結局、ベンジャミンのの最期はデイジーの腕の中で迎えることになるという物悲しいお話しでした。


ハリケーンが迫る病室で静かに息を引き取るデイジー。


取り外された逆回転の時計が浸水していくラストは二人が永遠になった印だったのでしょうか。
















| 映画 《ハ行》 | 16:18 | comments(22) | trackbacks(77) | pookmark |
2009.01.17 Saturday author : なぎさ

犯人に告ぐ

JUGEMテーマ:映画



2007年10月27日 公開作品
2008年3月19日 DVDリリ−ス

★★☆☆☆ 星2つです!

「業務連絡、バッドマンさん、ジョーカーさんがお呼びです」



あのぉ、も、まず

ストーリー云々の前に・・・映像が暗いねん!


もっすごい暗いところがあるんですよ。

特に6年前に誘拐殺人を犯したという有賀のシーンなんか、何が何かわからへんかった。

彼が部屋で死んでたという場面も、いったいどういう死に方してたのかも分かりづらいんですよ。


でもまぁそこは置いといてですね・・・

トヨエツが初の刑事役に挑んだという本作。

6年前に起きた男児誘拐殺人事件でテレビカメラの前で逆切れした巻島(豊川悦司)は責任を取らされ左遷。
しかし再び連続幼児殺人事件の捜査に加わることになった。

犯人は"BADMAN"を名乗り幼い男児を次々に殺害していた。


現役捜査官がテレビに生出演して犯人に訴えかける、などという大胆かつあり得ない戦術。

しかも、犯人の住む地域がおおよそ判明した時点で今度は、犯人からの手紙に残っていた掌紋と照らし合わせるために・・・

あろうことか住民の家を警察が一軒一軒訪問し掌紋を採取して回るという暴挙に出る。


その時点で逃げたり、拒否したりした者はことごとくマークされると、TVを通じて捜査官自らに脅される始末。


こんなこと実際に警察がやったら大変な問題になりますよ。


それに、これだけの大事件が起こってる割には捜査官が総出でチマチマと犯人からの手紙を確認してたり。

警察内部の確執みたいな人間関係のドロドロとか。


巻島が出たら視聴率が上がったからって、裏番組のニュースキャスターが今度はウチに巻島を出して欲しいみたいなおねだりだとか。


なんだか事件そのものよりも、その周辺で起きてることのほうに重点が置かれていて回りくどくて面白さが半減。


せっかく盛り上がりそうな犯人しか知りえない情報が手紙に書かれてあったということも、それ以上の盛り上がりも無く・・・。

結局はそれが決めてとなって犯人逮捕に繋がったわけなのに。


巻島の息子が誘拐されたのは、なんとなく6年前の被害者の父親じゃないかと想像がつき。

さらに、息子と巻島が抱き合っている背後から刺されるだろうということまでも予測がついてしまった。


原作の雫井脩介『クローズド・ノート』も書かれた方なんですね。


監督はフリーの助監督からTVドラマの脚本などを多く手がけた瀧本智行

脚本はあの福田靖です。


「今夜は震えて眠れ」

う〜ん、理不尽に掌紋採取に来られる住民のうほうが怒りで眠れないんじゃないかと。


主演のトヨエツはじめ、笹野高史、石橋凌、小澤征悦、池内万作など、出演陣はなかなか良かっただけに残念な作品でした。














| 映画 《ハ行》 | 20:25 | comments(4) | trackbacks(4) | pookmark |
2008.12.23 Tuesday author : なぎさ

初恋

JUGEMテーマ:映画



2006年6月10日 公開作品

★★★☆☆ 星3っつです!

大人になんかなりたくない


大河ドラマ『篤姫』が好調で終わったからなのか、はたまた12月はこの事件が起きた月だからか、昨夜TBSで地上波初登場したこの作品を鑑賞しました。

三億円事件の実行犯が女子高生だったら・・・それはそれですんごく面白いけど、無理あり過ぎだよね。

ちょ〜っとテンポが悪い感じがしたのだけれど・・・。


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| 映画 《ハ行》 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(5) | pookmark |
2008.11.26 Wednesday author : なぎさ

譜めくりの女

JUGEMテーマ:映画



2008年4月19日 公開作品
2008年10月23日 DVDリリース

毎日カレンダーをめくる私は・・・日めくりの女



うぅ〜わぁ〜こういうの結構、好き♪

静かぁ〜な復讐劇です!

復讐と申しましても血生臭い殺伐としたものではございませんでして。

主人公・メラニー(デボラ・フランソワ)の頭脳戦とでも言いましょうか。

・・・にしても執念というか怨念というかこのメラニーが怖い!!!


相手にすれば気にも留めていないささいな出来事だったかもしれない。

でも!このメラニーにとっては進路を賭けた大事な瞬間だったのだ!

メラニーは10歳ときに音楽学校の入試試験でピアノを弾いた。
ところがその試験中に審査員の一人だったアリアーヌ(カトリーヌ・フロ)が催促されてサインをした

メラニーはそれが気になり演奏を中断・・・。

アリアーヌに注意され再びピアノを弾くもののリズムを崩したメラニーの演奏はズタズタになってしまう。

結果を聞くまでも無くメラニーは試験に落ちたことを察する。


それから月日が流れ・・・・

成長したメラニーはある弁護士の事務所に見習いとして働くことに。

その弁護士ジャン(パスカル・グレゴリー)の妻こそが、メラニーの受験を邪魔したアリアーヌだった!!!


いやぁ〜これさ、このメラニーがどこまで計算して仕掛けた罠なんだろぉ?

夫・ジャンの口から聞かされたアリアーヌが2年前に遭ったという交通事故も、もしかしたらメラニーの仕組んだ罠かと思ってしまったほど!

その事故以来、アリアーヌは"上がり症"になり克服できないでいたからだ。


アリアーヌの一人息子トリスタンの世話係というポジションを得たメラニーは、まんまとアリアーヌ一家の中に入り込む。

また、このメラニーを演じたデボラ・フランソワの淡々とした演技が怖さを倍増させた!

監督はドゥニ・デルクーニ
ご自身もヴィオラ奏者だそうです。

2004年に半年間、京都に滞在したことがあったそうで。
その時に日本の伝統芸能に興味を持ち、特に"間"というものに惹かれたと。

今作の女優さんにも「日本の女性のように演技をして欲しい」と何度も繰り返したと言う。

また動作をゆっくりすることでチカラが大きく感じるとも。

主演のデボラと、アリアーヌ役のカトリーヌ・フロは見事にそれに応えていたと思いました。




あなたがいないとダメになる・・・。


メラニーはアリアーヌのピアノ演奏中に譜面をめくるアシスタントとして信頼を得ることに成功する!

こうなるともぉアリアーヌはメラニーなしでは演奏できないと思うようになり、演奏中だけじゃなく私生活でもメラニーの存在が必要と思い込むのだった。

ある日、大事なオーディションで突然メラニーがいなくなる!!!

メラニーがいないとピアノが弾けなくなってしまっていたアリアーヌは必死で探すが彼女がいない!

他の演奏者からも非難を受け、オーディションも棒に振ってしまうことに。



更に、アリアーヌの息子トリスタンにもメラニーの復讐は迫る!

わざと複雑な楽曲を早く弾かせることで腕の筋を痛めつけるという作戦だ。


こっわぁ〜い!!!

でね、最終的にはアリアーヌにどんな復讐をするのかが見ものなわけです!

注:ここからネタバレ


そこでメラニーの取った罠は・・・

アリアーヌの家を去る日が来たメラニーは「サインをください」とお願いする。

この時にはすでにメラニーにゾッコンになっていたアリアーヌは、自分の写真の裏にメラニーへの愛を告白。
「あなたと一緒に家を出る」と書き記した!

翌朝早く一人でアリアーヌの家を出て行くメラニー。

メラニーが一人で帰ったことを知るアリアーヌ。
そこに留守をしていた夫・ジャンが帰宅。

机の上にあった手紙を開けるジャン・・・。

その手紙こそがアリアーヌからメラニーへ宛てたものだった。


はい、メラニーはアリアーヌの家庭を崩壊させることで復讐を遂げました!!!


冷ややかな笑みを浮かべながら駅へと歩くメラニーが映って物語りは終わります。

復讐劇なのにドロドロした感じを受けないのですが、それなのにインパクトの強い作品でした。

81分という短さも良かった!
オススメの作品です♪
| 映画 《ハ行》 | 08:21 | comments(12) | trackbacks(7) | pookmark |
2008.11.24 Monday author : なぎさ

ヒトラーの贋札

JUGEMテーマ:映画



2008年1月19日 公開作品
2008年7月10日 DVDリリース

絵が上手いことが命を救うことに。



強制収容所で起きた出来事にはまだこんなこともあったのですね!

いやぁ〜知らなかったので驚きました。

第80回アカデミー外国語映画賞受賞した作品です。


腕に刻まれた数字はユダヤ人である印。

ある日、サロモン・ソロヴィッチ・通称サリー(カール・マルコヴィックス)は偽札造りを命令される。


この物語は、モデルとなった印刷技師のアドルフ・ブルガーという今もご健在のこの方↓の証言を基に映画化されたものなのだそうです。


この方なんと御歳90歳
この映画の公開前に真実を伝えるため初来日されました。





1959年、オーストリアの湖から大量のポンド紙幣が見つかった。

"ベルンハルト作戦"と名づけられたこの紙幣贋造事件では、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツがイギリス経済を混乱させるため極秘にポンド札を偽造し、1億3200万ポンドも贋札が造られた。

全てザクセンハウゼン強制収容所で偽造されたことが明らかとなる。

当時、多くのユダヤ人技術者たちが贋札造りに協力させられていた。
収容所の中でも隔離された贋札工場では144人が働いていたという。

他の収容所とは違う待遇に置かれ、ひたすら贋札造りを強要される。

映画ではブルガー氏(アウグスト・ディール)は正義感の強い人で良心の呵責に悩むものの抵抗すれば射殺される。


彼らは生き延びるために贋札を造り続けた。


虫けらのように扱われても、助かるためには言うことを聞くしかないという究極の状況下。



映画の中では多少のフィクションも盛り込まれているようですが、失敗の許されない任務を命令される彼らの地獄のような日々に背筋が凍る。


ブルガー氏は現在プラハで暮らしておられるそうです。

88年から自らの体験をドイツの若い人たちに伝える活動をされています。


今までもナチス・ドイツの非道な悪行は映画でも観てきたつもりでしたが、まだまだこうした事実があるのですね。


戦争終結直後、他の収容所の人たちが塀を壊してサリーたちと対面した時に、彼らはサリーたちを親衛隊だと勘違いする。

その時に、サリーたちが彼らに同胞であるという証拠に見せたものは、腕に刻まれ消すことのできない"数字"だったのが印象的だった。











| 映画 《ハ行》 | 09:29 | comments(2) | trackbacks(8) | pookmark |